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台北から九份(ジュウフェン)までの道のりは意外と簡単だった
事前の情報収集で、九份への行き方が結構ややこしそうだなと思ってびびっていたたのですが実際はそこまででもなかったです。
わたしは台北→瑞芳まで台鐡(電車)、瑞芳→九份老街(旧道口)までバスでを使いました。
ちなみに九份の中国語読みは「ジュウフェン」です。
九なのに十(じゅう)ってややこしい…!
さらに中国語のヤツ、四がスーで十がシーなんですぜ。
おいおい混乱するじゃねえか。
九份(ジュウフェン)の街についてざっくりと
まず九份はこんな感じです。九份派出所で降りてしまうと結構な階段を上がることになってしまうのでまずは九份老街で降りるのがおすすめ。
(というかわたしが行ったときは誰も九份派出所で降りませんでした)
台北から直通のバス(1062)以外のバス(788/827)は、九分派出所と九份老街の間にもういっこ停留所があります。
基山街は両側にお店が連なるアーケードでほぼ平坦な道なのですが、よほど早い時間か遅い時間でないと観光客でぎゅうぎゅうなのでスーツケースやキャリーを持って移動するのは難しいと思います。
台鐡にのるならこちらのアプリがおすすめ!
Booking&Timetableから列車の時刻が調べられます。
台北駅の改札口には案内板に行先と発車時刻と番線が表示されるので、アプリの発車時刻と同じ電車を探せばOK。
…なんだけど、念のためナビタイムでも検索してみたらなんか全然違う結果が表示がされたので、結局、改札口にいた駅員さんに確認しました。(確認って言っても「瑞芳?」って訊いただけだけど)
これがナビタイムで同じく8時出発の台北→瑞芳を検索した結果なんだけど、なぜか8時25分発の電車が出てこない。謎。
瑞芳(ルイファン)での九份行のバスの乗り換え方
瑞芳の駅は線路を挟んで表と裏に出口があるので間違えないように!
まあ間違えても改札脇の地下道で移動できるんですけどね。(←やらかした)
表出口を出たところすぐに荷物預かり所があるので、平渓線に立ち寄る人はここに大きな荷物を預けておいてもいいかもです。
で、九份行のバスは正面の大通りを左に曲がってしばらくいったところにある、とは聞いていたのですが、ちょっとほんとにあってるのかなと心配になるぐらいの距離がありました。
旗のところです。
バス停にはバスの接近を知らせる電光掲示板もあるので九份行のバスの番号を覚えておくと心強い。
でもよっぽど変な時間でない限り、観光客がいっぱい乗るので間違えようがない気がします。
ところでわたしがバス停に着いた時、ちょうどバスが来てたんで急いで乗車口に向かったら、地元の人らしきおっちゃん(←なぜか両手に8個入りぐらいのトイレットペーパーの袋を下げている)に「九份か!?」的なことを言われたんで「う、うん」って頷いたんだけど、おっちゃん運転手さんに話しかけだしたんで、てっきりおっちゃんもバスに乗るもんだと思ってたんですよね。そしたらドアが閉まってバスが行ってしまうというハプニングが。
おっちゃん慌てて「おいちょっと待て」みたいな感じだったんですが、そのままバスは行ってしまっておっちゃんはわたしに向かって「行っちゃったよ。あちゃー」みたいな顔をしてくるんですが、いやいやアナタに止められたからだしwww
おっちゃんはその後、わたしが次の九份行きのバスに乗った後もバス停にいたんですが一体ナニモノなんだろうか。バスの案内をしてくれる親切な地元の人…?(ていうか一本乗り損ねましたが)
バスは瑞芳に来た時点で既に全部座席は埋まっている感じだったので立ち乗りでした。ぎゅうぎゅう。
フロントガラスの上に停車駅の案内が感じと英語で表示されるし、九份老街に着いたら運転手さんが大きな声で「ジュウフェン!!!」って言ってくれるし、停留所の周りがいかにも観光地!な感じで盛り上がってるし、なによりほとんどの乗客がそこで下りるのでまあ間違えることはないと思います。
台北のバスは手強い
どっちかというと行きより帰りのほうが難易度高いかも。
というのも台湾のバス、行先表示が「基隆⇔金爪石」って、→でなく⇔で書かれているんですが、これだと基隆から金爪石へ行くバスなのか、逆に金爪石から基隆に行くバスなのかぱっと見、わからない。
ちなみにわたしの場合、九份からの帰りは、行きと同じ瑞芳経由でもいいし、基隆まわりでもいいし、なんだったら金爪石に寄ってもいいかなぐらいのふわっとした感じだったんでとりあえずやって来た「基隆⇔金爪石」のバスに乗り込んだらたまたま金爪石→基隆へ行くバスでした。途中、瑞芳にも停車したので結局行きと同じルートで台北に戻りました。
バスの行先表示の⇔ですが、これに気づいたのは台北駅に行きたくて「〇〇⇔台北火車帖」というバスに乗ったら台北駅からどんどん離れて行った苦い経験からです。
焦ったよね。
まあバスってどこでも難しいよね。
京都だって地元の人も普段乗らないバスは分からないって言ってるぐらいだし。実際わたしも京都で夜、バス停の場所が分からなくて結局タクったことがあります。
昼間ならいくらでもリカバリー効くけど、夜遅い時間にバスに乗る人は気を付けて!
入れててよかった!オフラインでナビが使えるMAPS.MEアプリ
今回の旅行には以前も使ったことがあるグローバルWiFiをレンタルしていきました。
いろいろレンタルWiFiの会社はあるんですが、受取の融通具合とかで結局ここばっかり使ってます。
リピーター割りなんかもあったりするので結構安く借りられます。今回は実質4日で約1600円。
今までソウル、バンコクで使いましたがまったく問題なく使えました。
とはいえ行ってみないとちゃんと繋がるかどうかわからないので、オフラインで見れるマップが欲しいなと思ってインストールしたMAPS.MEというアプリ、これがグーグルマップのマイマップも読み込めるし、オフラインでもナビが使えてしまうという超スグレモノでした。
実際、九份に着いた時にWiFiがバッテリー切れで死んでて、モバブーあったんけど繋ぐのめんどくさくて、ちょうどいい機会だからMAPS.MEのオフラインのナビ機能を試してみたんですが、ちゃんとルートも表示されるし自分の現在地もわかるし、目的地にちゃんと到着することができました。
これはいいアプリ…!
夜の九份と早朝の九分
でもって九份のバス停に着いたのが18時過ぎぐらい。そのまま宿にチェックインしてあまりの汗だく具合にとりあえず軽くシャワーして再び表にでたのが20時前だったのですが、基山街(アーケード)の店はすでに軒並み閉まっていて、着いた時には押すな押すなの人混みだったのにすでにガランとしてました。賢崎道(階段道)の飲食店は結構遅くまでやっているようでそちらはまだ賑わってました。
そして朝は店が開き始めるのは9時~10時頃のようです。
8時半ごろだとまだ大半の店は閉まっているか開店準備中。なのであんまり早く九份に行ってもすることないかも。
にもかかわらずツアーの団体が何組も来てましたが…。
A HOME
ちなみにわたしは九份の一番上のほうのゲストハウスに泊ったのですが、お陰で朝ご飯をこんなナイスビューを眺めながら食べることができました。
そして朝食!
ぜんぜん台湾ぽくないんですけど、このフレンチトーストがすっっっっごく美味しかった!これをまた食べに行きたいぐらい美味しかった!!
そしてねこが邪魔しに来る…w
まあこれはわたしがさんざん猫をじゃらしにじゃらして遊んでいたせいかと思います。
ちなみにねっこが2匹、イッヌが1匹いました。
部屋タイプによって建物が3つ(A-HOME、岩屋、望琴海)に分かれていて岩屋というのがシングル用の部屋らしかったです。
台北の夜、女子一人で出歩いても大丈夫??
大通りを通る、ひと気のないところに行かない、という前提であれば、台北の夜は概ね雰囲気的には大阪や東京の夜と変わらない感じがしました。
(大阪や東京も酔っ払いに絡まれたり痴漢に遭遇したりひったくりにあう危険性がある、という意味で。)
今まで「海外では日が暮れたら極力外に出ない」をモットーにしてきたのですが、台北では結構夜遅くまでうろうろしてました。
九份も21:30ぐらいまで、翌日、淡水出たのが20:30ぐらい、その後、士林夜市を出たのが22:30ぐらい、ホテルの近くに寧夏夜市があったのでそっちにも寄って結局ホテルに帰ったのが23時過ぎてました。
夜市自体は日本のお祭りみたいな感じで、深夜近くになっても小さい子供を連れた家族連れなんかもたくさんいます。
士林夜市は駅から10分弱ぐらいで途中住宅街の中を抜けていく感じになるのでちょっと緊張しました。
寧夏夜市からホテルまではほぼ大通り沿いでコンビニとかまだ開いているお店もあったりなのでそれほどでもなかったですが。
MRTも日本の電車と変わらない感覚で、夜遅くても普通に普通の人が乗ってました。
ちなみに、夏の夜の九份は虫よけ必須です。
ちょっとシャレにならなくてバス停の近くのセブンイレブンで急遽購入。
スプレー、乳液、ミストの3タイプありました。
街灯の周りには無数の蛾が飛び交い、ふと目を凝らすと道にうごめく黒い物体がそこかしこで目につきます。
気温的にはぜんぜんビーサンとかサンダルでいいんだけど、夜は虫よけ的な意味で足元はしっかりした靴がおススメかもしれません。