DAY2:朝日を見に展望台へGO
昭和荘では23時~6時まで就寝ターイム!ということで消灯時間になると宿主さんが電気を消しに来たりします。あと22時半すぎぐらいにまだ共有スペースでおしゃべりしてると、突然インターホンで「いまどなたかそこにいらっしゃいますかー?そろそろ就寝時間なのでお願いしますね~」みたいなアナウンスが入ります。
グーグルマップの口コミかなんかで「監視カメラがあるのでは?」みたいなのがあったんですが、たぶん壁が薄いだけです。笑
就寝タイム、とはいっても別に外出禁止されてるわけではないので、時間より遅めに帰ってくるのも早めに出かけるのも自由です。
自由なんですが、寝返りするだけで床がギシギシ、隣のドミの寝返りとかも聞こえる環境なのでめっっっっちゃ気を遣います。
2日目は早朝に展望台まで朝日を見にいこうと思ってて、そうすると5時過ぎには宿を出ないといけないのですが、別に化粧とかはしないですけど、着替えるのに体重移動するだけで床がギシギシいうので同室の人いなくてマジ良かったな~って思いました。
展望台は58号線を名瀬方面に向かっていくとトンネルの手前で右手に山に入る道があります。
10月の朝5時ってまだ真っ暗なので、こんな道をひたすら上っていきます。
(写真撮る余裕なんてなかったのでこれは翌日のナイトツアーの写真ですが雰囲気まあ一緒)
道の横の方で夜行性の鳥がバサササッって飛び上がるしめっちゃ怖い。なんも考えずに来たけどうっかりハブとか上から落ちてきたりしないように祈りながらとにかく先を急ぎます。
ちなみに古仁屋側から登っていくと手前に高知山展望台、その先に油井岳展望台があります。
最初は近い方の高知山展望台にしとこうと思って駐車場まで行ったのですが、駐車場から展望台まで結構草の茂った遊歩道を歩かなければならないのをみて「よし、やめとこ」って断念しました。だってハブ怖い。
ちなみに高知山展望台の駐車場にもトイレはありましたが、あんまり入りたい感じではなかったです。
このあたりでもうずいぶん空が明るくなってきてました。
ほんとだったら真っ暗~からだんだん明るくなっていくところをじっくりゆっくり堪能するつもりで、結構余裕みて出たはずだったんですが。グーグルマップで車で16分ってでるから、山道だし原チャリとそんな時速変わらんやろ、って思ってたんですけど全然そんなことなかった。結局40分ぐらいかかりました。
油井岳展望台の駐車場に着いた時、おっちゃんが運転してる車が一台いたのですが、入れ違いぐらいで出て行ったので…
この景色をひとりじめ!(ていうかおっちゃん何者やろな。わたしと同じもの好きか?)
だーれもいないので静かなはずなんですが、鳥の声とか生き物の気配がうるさいぐらいで全然静かじゃないのが奄美って感じ。たぶん、わたしは奄美のこういうところが好きなんだろうなあと思います。
ベンチもあるしトイレもきれいだったので、ここに朝ご飯を持ってきて食べればよかったなーと思いました。
油井岳展望台はこの展望台の建物の他に、駐車場向かって右手の方にもまた違った景色が望める場所があるので忘れずに堪能してください。
しばらくしていよいよ明るくなってきたので下山。
昨日の加計呂麻島もアップダウンが多くて下りの時のブレーキングをどうしたらいいのか悩んでたんだけど、こちらはもうずっと下りだしカーブ多いしで何が正解か分からないままなんとか無事に帰りつきました。山に入ってからは行きも帰りも全然ほかの車いなかったのでめちゃめちゃ走りやすかったですけど。
DAY2:原チャリ返却と適当朝ごはん
Aコープの近くのENEOSが7時から開いていたので、給油して帰ってレンタルバイクを返却。24時間レンタルで2200円(保険料込み)ってめちゃ安くない??ちなみにガソリン代は286円でした。当時のガソリン価格覚えてないけど、今現在リッター163円で考えたら2ℓ使ったか使ってないかぐらい??
朝ご飯は昨日買っておいたアンダギーとかしゃ餅とポンキツで軽く済ませました。
あとはしばらくだらだら、中庭にいた猫をじゃらしたりして過ごしました。
こちらが昭和荘の中庭。これまた別のゲストさんが朝から黒糖焼酎で一人飲みされてました。
DAY2:せとうち海の駅で海鮮丼
11時前に宿を出て街ブラしつつせとうち海の駅へ。
せめて一食ぐらいはなんか地場のものを食べたい!ということで目指すは海の駅の一階にある「海力」さんの海鮮丼。昼からシュノーケルツアーの予定なので早めに食べ終わりたくて開店前から店の前で待機。昨日の夜どこも入れなかったのでめっちゃ警戒してたんですが、確かに店内にはテーブル4つしかなくて開店後あっという間に埋まったけど、外の大テーブルでもよかったら全然待たずに食べれた感。
後で見つけたんですが二階に30分開店時間が早くてメニューも豊富な別の海鮮のお店もありました。でもお昼時にはいっぱいになってたのでやっぱり早めが吉。
シュノーケリングツアーは12:45にせとうち漁港集合。
今回は「ゴリマリン」さんにお世話になったんですが、なかなか一人参加を受け付けてくれるショップさんが見つからなくて苦労しました。
わたし自身全然相乗りオッケーだし、そのことも書いてLINEなりで問い合わせしたのですが、最初に問い合わせたところは既読スルー、次に問い合わせたところは「お問い合わせありがとうございます。こちらのショップさんも好評なのでご検討ください」とほんとにこれだけ返ってきて、一人客って歓迎されてないんだなーと思い知らされました。
まあ、最初に問い合わせしたところは宿から徒歩で30分ぐらいかかるとこだったので、膝を痛めた今となっては集合場所が近いショップさんで結果的には良かったんですけど。
当日連れて行ってもらったのは、本島側の嘉鉄と加計呂麻側の安脚場という2ポイント。
予約の時に身長とか訊かれたのでてっきりウェット借りれるもんだと思ってたら「いやそれライフジャケットのサイズです」って言われて、他の参加者さんががっつりラッシュガードとか着込んでる中、ひとりだけでビキニはなかなか恥ずかしいものがありました。ていうか、どうせウェット着るし~とか思ってアンダーショーツだけとかにしてなくて本当に良かった。
(別にスタイルに自信があるとかじゃなくて、ビキニが一番嵩張らないのよ。濡れた水着って結構重いんだわ。でも最近って海水浴場でもみんな結構ラッシュとかガッツリ着込んでるからなんか居たたまれない)
水温も27℃ぐらいあったらしくて天気も良かったので、夕方船にあがってからちょっと寒かったけど(お日様は偉大)、それ以外はビキニいっちょでも全然気持ちよく泳げました。
でもって今回、スマホを使って初めて水中撮影にチャレンジしてみたんですが、ボケボケすぎてびっくりです。さすがに今使っているiPhone SE3を持って入るのは怖かったので、以前使っていたSE 1stに防水カバー付けて使いました。SE 1st.は防水機能ついてないので、
の二段構え。結果、全然水濡れしなかったし、ケース越しに操作もできたんですが、ボケボケなのは撮影者の腕ですかねえ….。
なんですかこのUMAは。
ちなみにこちらはスタッフさんが撮ってくれたGoProから。
わーGoPro欲しい~!!!っていかその前に潜れるようになりたい。
ジャックナイフ潜水という素潜りの仕方を教えてもらったんですが、全然頭が下がらないか、行き過ぎて水中でんぐり返りみたいになっちゃうんですよね…。
16時過ぎに古仁屋漁港へ帰着。
特にシャワーの設備とかなかったので(船に積んだポリタンクの水を被るぐらい)、宿に戻って速攻でシャワー。
DAY2:ジャングルナイトツアー
実はこの日はさらに夜にナイトツアーを入れていたので、シャワって水着を干して昭和荘の1時間無料のママチャリ借りてファミレスジョナサンへ。いま考えたらファミマで手作りお弁当でも買えばよかったなーって思うんだけど、ジョナサン入ったことないから入ってみたかったんだと思います。奄美でジョナサン初体験。
ジャングルナイトツアーは昭和荘主催なので、18:45にちゃぶ台集合。
ツアーの予約は初日に空港から送ってもらう時に予約しました。1日目の夜と2日目の夜で迷ってたので宿主さんに訊いてみたら「天気が悪くなる前の方が生き物は活発になる」ということだったので2日目の夜にしました。
(1日目の夜だったら加計呂麻島から戻ってきて即出発だったので2日目にしといてよかったなと思いました)
昭和荘さんのツアーはどれも1名から開催OKなんですが、昨日の夜ちょっとしゃべったゲストさんも参加するということで2名でのツアーになりました。
ちなみに時間になったら宿主さんの奥さんが巫女に扮して現れて、ハブ当たり(=ハブに噛まれること)を避けるための塩を舐める儀式からツアーがスタートです。正直ひとりじゃなくて良かったな、って思いました。
昭和荘の前から4WDのジープに乗りこんで山に入っていきます。
多分、トンネルが整備される前の旧国道とかだと思うんですが、途中左右から生い茂った草をかき分け、でっかい水たまりの池を越えたり「ジャングル」な雰囲気満点です。
そしてナイトツアーで一番見たいのものといえばやはり「アマミノクロウサギ」。
もちろん野生の生き物なので出会えない夜もあるわけなんですが…なんとこの日は10個体ぐらいに遭遇しました。
一番最初は山道に入ってすぐ、「アマミノクロウサギに会えるといいですよね~」とか言ってたら道の真ん中にクロウサギが。しかも2匹!ガイドさんもアマミノクロウサギは普通1匹で行動するから2匹でいるのは珍しいですね~って言ってました。
トゲネズミとか普通のネズミはもうしょっちゅうその辺をぴょんぴょん走っていて、そのほかにも天然記念物のカエルやハブ、ヤドカリ、でっかいクワガタとか。木の上のは鳥。わたしはガイドさんが教えてくれたものしか分からないけど、たぶんガイドさんの目にはもっといっぱい見えてたんだろうなあと思います。
基本的に哺乳類以外の生き物は苦手なので、ハブに毒が無かったとしても奄美の夜の山にひとりで放り出されたら発狂すると思う。
ていうか車で走ってて道に落ちてるこういうの見つけるってすごくない??
残念だったのは同乗者さんと助手席と後部座席をちょうどルートの半分ぐらいのところで交代したのですが、わたしが助手席になってからクロウサギがぱったり出てこなくなって、最後の最後に出会った1匹だけやっと動画が撮れました。
ちょっと遠いので単に走ってる仔犬みたいだけど。
動いてるアマミノクロウサギは動画でどうぞ。
宿に戻ると今日到着した同室のゲストさんがいたのでご挨拶。買って食べきれないポンキツを押しつけたりしました。
明日は昭和荘をチェックアウトして最後の1泊は空港の近くに泊ります。
予定では帰りは路線バスのつもりだったんですが、宿主さんから帰りも送迎できますよということだったので急遽送ってもらうことにしました。
オヤスミ…。