旅行に行くときはいつも漠然と「馬に乗れるところないかな~」って探すんですが、いつも時間が合わなかったり、一番多いのは車で行かないと無理なところだったりでいままで実現したことがなかったんですが、今回の小樽旅行で実現しました!!
春香ホースランチでホーストレッキング90分体験
春香ホースランチは小樽駅から札幌方面に4駅(20分ぐらい)の銭函(ぜにばこ)駅から車で10分ぐらい、タクシーで1500円ぐらいのところにあります。
しかも年末年始も元旦以外は営業してる!
ということで大晦日の朝イチのコースに申し込みをしました。
一応このご時世(コロナ)だし、念のためタクシー予約しておいた方がいいかを訊いてみたら「冬季限定で駅まで送迎があります」とのこと。ラッキー!
冬のホーストレッキングの服装
これも事前に確認していったのですが、
・足元はスノーブーツでOK
・防寒着は足りなかったら無料レンタルOK
とのこと。
なのでこっちの記事に書いてる普通の街歩きルックで向かったのですが、

これはトレッキングが終わって厩舎前に戻ってきたところをスタッフさんが撮ってくれたやつですがこんな感じ。
ご覧の通りとても天気が良くて風もほとんどなかったので覚悟してたより凍えるような感じにはならなかったです。
ただこの時はさすがに指先あき手袋ではなくワークマンの防寒・防風手袋をしていったのですが、

帰ってきた時は指がかじかんで、写真を撮ってもらうためにポケットからスマホを出すのが一苦労でした。全然動かん。
ホーストレッキングの注意点
わたしのこれまでの乗馬経験といえば、大昔に引き馬乗馬体験10分(しかもポニー)をやったことがあったような気がするなー、ぐらいだったので90分のトレッキングに耐えれるのか、というのが心配でしたがなんとかなりました。
基本的に馬はオートマチック
こんな感じに先頭がスタッフさんの馬で、前の馬のおしりを追いかける感じで一列になって進んでいきます。
馬もルートを覚えてるし、特に冬は雪のおかげでルートが固定されてるので間違いが起きようがない感じです。
これが夏場だと道端の草を食べだしたりして(ほんとの道草を食う)馬が動かなくなっちゃうことがよくあるらしいんですが、冬場はそれが無いので楽ですよ、とはスタッフさん談。
ただルートの分岐点ではほっておくと馬は短いルートの方に行こうとするので、その時だけはしっかり手綱を引いて言うことを聞かせてくださいとのこと。
優しすぎると馬に舐められる
馬は厩舎でじっと餌を食べてるのが一番好きらしくて意外でした。もっとこう犬みたいに「散歩!散歩行きたい!!」みたいな感じかと思ってた。なので隙きがあればサボろうサボろうとするので、サボりだす素振りがみえたらすかさず手綱で前を向かせたり、お腹を蹴って「ちゃんと進めよ~!」とやってやる必要があるそうです。
馬は優しい人だと舐めて全然言うことを聞かなくなるので厳しくやっていいです。お腹は全力で蹴っても馬は全然こたえないので思いっきり蹴ってもらって大丈夫です、って言われてもやっぱ蹴るってなんか気がひけるナア…とか最初は思ってたんですが、馬に跨った状態でお腹を蹴るのが意外と難しくて全然力が入らなくて、あ、こりゃ確かに全力で蹴っても大したことないわ、と思いました。
あと寒さに強いらしくてこの日ぐらいの感じだと暑いぐらいなんだそうです。(逆に夏の暑さには弱いそう。夏の乗馬には気をつけよう)
スマホは落としたら春まで出てこない
荷物は事務所にある鍵付きロッカーにおいていきます。
スマホについては「持っていってもいいけど、途中で落としたら今の時期は春まで出てこないので、ジッパーのあるポケットとかに入れておいてください。戻ってきたときにスタッフに渡してくれたら馬から降りる前に写真とります。」ということで撮ってもらったのが上の写真です。
ほんと手袋してても笑っちゃうぐらい指かじかんでるし絶対落とすと思います。トレッキング中の写真が取りたい場合は首から下げれるストラップを付けて持っていきましょう(自己責任)。
で、わたしはデジイチを首から下げて持っていったんですが、
馬、めっちゃ揺れる(縦揺れ)
誰かの馬がめっちゃ遅れるとか、馬がおしっこしてるとかじゃない限り、基本的にずっと歩き続けてるのでずっと縦揺れ。しかもわたし高所恐怖症でしょ?馬の背中にいることに慣れないしでなかなか写真を撮る余裕もなく、あと手袋してるし指かじかんでるしでダイヤル回すのも大変で、多分、このデジイチ使いだしてから初めてオートで撮りました。それでも「何が撮りたかったんやオマエ…」っていう写真ばっかりでほんとロクな写真がなかった。。。凹
山のてっぺんまでトレッキングするんですが、これはそのてっぺん。
夏場は一面畑らしいです。向こうに見えるのは石狩湾。雲がないとその向こうの山が見れるらしいのですが、この日は分厚い雲。多分あの下めっちゃ雪降ってますとのこと。

厩舎に戻ってきて餌食べてること。わたしを載せてくれたアレンくんです。
90分のトレッキングはあっという間で、乗り慣れて来たところで終わってしまって残念…な気持ちが半分ともう結構トイレ行きたいからこれ以上続かなくて良かった気持ちが半分。いや、途中に全然建物とか無いんで、まじで切羽詰まったらどうなるんだろう?聞いてておけばよかった。
なんていうか馬を降りてからのほうが寒かったです。緊張してたのかな。
事務所にいた猫氏。
ヘテロクロミア!(オッドアイをヘテロクロミアといってしまうのは某銀河英雄伝説のせいです)
あとゴールデンレトリバーくんと柴くんもいた。レトリバーくんは人なつこ過ぎて写真取ろうとするとめっちゃ寄って来るので逆に撮れなかった。
なんだったら事務所でもう何時間かゆっくりしたいところだったけど、駅まで送ってもらう都合もあって暖かい飲み物を1杯飲んで人心地ついたらホースランチを後にしました。
10時スタートの90分コースで小樽駅に12時半過ぎに戻ってこれた感じです。
銭函駅、昼間は1時間に2本しか電車がないので駅で結構電車待ちました。
ただ小さい駅ですが駅舎は暖房効いててあったかいし座るところもあるのでその点はご安心を。
なんだったら銭函駅周辺でお昼ごはん食べて帰ろうかなとか目論んでたんですが、まあ駅周辺のお店は全部閉まってました。
また機会を見つけてトレッキングチャレンジしたいと思います。