コロナ後初海外ひとり旅は三度目ましての台湾-Day2:台南2日目

コロナ後初海外ひとり旅は三度目ましての台湾-Day1②:台南1日目

旅行に来ると早起きなんですよね~。
この日も早朝からヨーバイクをかっ飛ばします。

Day2-1:朝ごはん

前回食べてないものが食べたいな、ということで向かったのは西門路、

包成羊肉(バオチャンヤンロウ)

牛肉湯は前回食べたので、今回は「羊肉湯」に挑戦です。
アッサリしてておいしかった~。

オーダーするときに「白飯は?」って訊かれたんだけどこれでご飯を食べるにはちょっと薄味かなあ。
それぐらいの淡白なスープでも獣臭さみたいなのは感じなかったです。(牛肉じゃないな、という風味は感じる)

たっぷりのお肉と針生姜。

ところでここのお店、前回も行ったサバヒー粥で有名な阿堂鹹粥と大通りを挟んだ向かい側になります。
朝ごはんに迷ったらとりあえず西門路を流しとけば間違いない。ということで、朝ごはんその2です。

阿堂鹹粥(アータンシェンチョウ)

こちらは前回の台南旅行でも食べたお店。前回は注文がたどたどしくても優しく対応してくれるおばちゃんがいたんだけど、今回は「ハア!?」対応。想定内だ問題ない。

前回は「綜合鹹粥」といういろんな魚のほぐし身がはいってるおかゆだったので、今回は「魚肚湯」にしたんですが…サバヒーの開きがどーん!で結構重量感あります。生臭みとかはないけど正直食べ進めているとちょっと飽きますね。で、一緒に頼んだのは「蝦仁飯」。蝦仁飯自体を食べるのが初めて。エビピラフの中華版かなと想像していたのですが、まったくエビの姿がなくエビの風味も見つけられず油っぽいごはんていう感じでした。こ、これが蝦仁飯???

ほんとは焼きサバヒーが食べたかったんですがこちらのお店には無かったんですよね。 ←嘘です。ありました。煎魚肚が焼きサバヒーです。わたしが見落としていただけでした。

Day2-2:台南中心部から自転車でマングローブクルーズに行く

四草緑色隧道(スーツァオリュースースイダオ)

さて、本日1日どう過ごそうかな~ということで、天気も良かったので四草緑色隧道に行ってみることにしました。自転車で。運よく電動タイプをゲットできたのでそこまで大変では無かったんですが、それでも片道1時間かかりました。でもいろんな台南が見れて楽しいけどね。

街中から、

川を越えたあたりは近代的なオフィス街?

安平老街手前あたりは集合住宅が。

安平老街を過ぎたあたり。

河口に架かる橋には釣りをしてる人がちらほら。

この橋を越えてしばらく行ったら目的地です。

こちらには四草大衆廟というお寺があって、その横からマングローブの生い茂る水路をクルージングするツアーがでています。

Googleマップでは8時からやってることになってるけど、8:15ぐらいに着いたら待合所はまだ掃除中だし券売所ももうすぐ開けますよ~ぐらいな雰囲気。

それよりも何よりもボートは乗客が30人以上集まってから出発するって書いてあったんですが、工事と清掃の人以外ほぼだれもいない。どれぐらい待ったら30人集まるんだろう…?


言うても台湾は平日なので、もしかしたら昼ぐらいまで集まらなかったりする??

マングローブツアーは奄美大島で行ったことあるしな~(20年ぐらい前だけど)、待つのだるいし安平老街戻って豆花食べようかどうしようか、、、と迷ってたんですが、この先にひとつだけヨーバイクのステーションがあって鹿耳門天后宮というお寺があるようなのでとりあえず先にそこまで行ってみることにしました。

鹿耳門天后宮(ルゥアーメンティエンホウゴン)

ちょっと道を間違って引き返したりしたけど20分弱で到着。
ほんのついでで来たところだけどこの細工の細かさに圧倒。

屋根がカッコイイ!

こういう丸い出入口ってテンション上がりますよね~。

廟の前にはこんな公園も。わたしが行った時(AM9時ごろ)はほぼ人がいなかったけど、人気のお寺なんだろうか。

まわりは何もないけど、自販機とトイレはありました。

ただ、安平老街を抜けたあたりから野良犬が多いんですよ。これは鹿耳天で寝てた犬。これとかは可愛い方で、

こちらは鹿耳天から四草にもどる途中。この手前から全部で10匹ぐらい野良イッヌがうろうろしてて自転車でもちょっと怖かった。バス停あるけどむりやろこれ。

再びの四草緑色隧道(スーツァオリュースースイダオ)

さて再びの四草緑色隧道。時間は9時40分過ぎ。わー、待合室の外まで並んでるー。とはいえボートは30人以上乗れるはずなのでそんなには待たないはず!とチケットを買って並びました。

多分99%ぐらい台湾人。それなのに後から来た人に「これってチケット買ってから並ぶの?」って質問をされてしまった。中国語わからないって言ったら英語に切り替えてくれたんだけど、いやここにいるわたし以外のほぼ全員中国語わかるのにそんな頑張ってわたしに訊かなくてもよくない?

30分待ちぐらいで船に乗れました。
こんな感じの船。運よく一番前の席をゲットだぜ!(こればっかは列がどこで切れるかの運次第です。)

船で水路を行って戻るだけの単純なものですが、天気が良かったこともあって水に映った緑のリフレクションが万華鏡のようにキラキラしてこれはこれでなかなか良かったです。

ところどころ枝が頭上すれすれ(というか頭を下げないとぶつかる)のところがあって、そのたびに船頭さんが「右辺小心~」とか声をかけてくれます。(それ以外もずっと解説をしゃべってくれてたんですが分かったのはこれだけ)

ちなみに12月ですが全然緑もキラキラしてたし普通に暑い。日差しが眩しい。
船に乗るところに自由にお使いくださいの三角笠があったようなのですが、一番前の席をゲットすることしか考えてなかったので気づかずでした。

Day2-3:安平老街(アンピンラオジエ)

クルーズが終わったら豆花を食べるべく安平老街へ戻ります。自転車で20分強。

同記安平豆花安平2店(トンジアンピンドウファ)

前回も来たところなんですが、ここからわたしの豆花愛が始まったのでまた来てしまいました(今調べたら西門にも店舗あった)。たぶんお店のおばちゃん変わってないが前回はなかった指さし用のメニューがありました。

二度目なので安平古堡や樹屋や寄らずに街歩き、、、の前に暑すぎて帽子買った。
12月の台湾旅行に必要なのはマフラーでも手袋でもなく、鍔のある帽子とサングラスです。

安平老街(アンピンラオジエ)

街歩き、、、と思ったらなんか中学生?高校生?の遠足か修学旅行にかち合ってしまったようでめっちゃ混んでた。

人が多いとスンッってなっちゃうんだよな~。

舊李合興蜜餞(ジュウリーフーシンミージェン)

とりあえず客の出入りが多かったお店でドライフルーツ買いました。

メインストリートは人でいっぱいだけど一本横道に入るとすごく静かになるのが安平老街。

街の地図置いときますね。

1時間ほどうろうろしてまた台南の中心に戻りました。

Day2-4:お昼ご飯と足底マッサージ

市街地に戻ってやりたいことは2つ、

①杏仁豆腐を食べる
②マッサージに行く

どっちを先にするかなんですが早朝から活動しててちょっと疲れてたのもあってまずはマッサージに行くことにしました。Googleマップで口コミが多かった御手国医永華旗艦館というところに行こうと思って、近くのステーションにヨーバイクを返却した瞬間、あまりの暑さにクラッとして「ヤバい、これはなにか果汁を飲まなければ!」と飲食店が並んでそうな横道に入りました。

阿雲火鶏肉飯文南店(アーユンホウジーローファン)

しばらく歩いてると、目に留まったのが「火鶏肉飯」の文字。メニューを見ると「魚丸湯」の文字もある。補充するのは果汁じゃなくて湯でもいいよね!

火鶏肉飯(小)。

わたしの好みの鶏肉飯とはちょっと外れてたけど普通に美味しくいただきました。写真ないけど魚丸湯はお椀になみなみでアツアツ。アツアツすぎて喉が渇いてる時に頼むものではないとちょっと後悔。魚のつみれニンニクが効いてて、こういう魚丸湯もアリだなと思いました。

御手国医永華旗艦館(ユーショウグオイーヨンホアジージェングアン)

補給が済んだら今度こそマッサージへ。思ってたより入口がちゃんとしてて思わず3回ぐらい前を素通りした。日本基準でこれぐらいの価格帯だったら雑居ビルの一室だよなー、みたいな変な先入観があったせい。

昨日の不老松もそうでしたが、こちらもどっかのショールームかホテルのレセプションかて感じだし、ちゃんと受付専門の人が座ってます。

今回も予約なしの飛び込みでしたが15分待ちぐらいで施術してもらえました。足底マッサージ60分799元。昨日の不老松よりこちらの方が安いですが、サービス的な遜色はなく、デザートも立派でした。

クコの実とか入ってるので美容にいいナントカなんだと思います。そしてお茶はやっぱり苦かった。これが苦茶というやつなんだろうか。

今回担当してくれたのは30代ぐらいの男性だったんですが、めちゃくちゃ英語が堪能でした。変な訛りとかなくて「旅行英会話ならまあなんとか?」ぐらいのわたしでもわかりやすい。英語のニュースとか映画とかで勉強したって言ってたけど、すごいな~。

スタッフさん曰く「台北から台南に旅行に来る人は、マッサージを目当てに来る」って言ってたけど、このあと台中、台北と回っててわかる~ってなった。よさげなマッサージ屋さんがあったら行こうと思ってたけど、台南のコスパとクオリティと比べてしまって結局どこもはいれませんでした。

一品塘手工杏仁奶酪(イーピンタンショーゴンシンレンナイラオ)

さあて次は杏仁豆腐~♪とGoogleマップがレコメンドしてきたお店に「どんなとこかなあ」ってワクワクしながら行ってみたら、あ、これ前に来たとこやん。

方向音痴なので店がどこにあったかとか覚えてないんですよね。行ってみて「ああ、あの時の!」みたいな。まあ、ここもまた行ってみたいと思ってたから結果オーライ。

ここはマンゴーも有名で前回は3月だったのでマンゴー冰食べましたが、さすがに年末にはマンゴーはなかったので、杏仁豆腐に芋園が載ったやつ。50元ぐらい。結構食べ応えあってお腹いっぱいです。まあ、鶏肉飯食べてマッサージ屋さんでデザート食べてのこれですからね。

この道端で食べるスタイル好きなんです。

Day2-5:台南駅

台鐵アプリで発券ミス!

翌日、台中へ移動する切符を前もって台鐵アプリで購入していました。アプリの中で①予約→②支払い→③発券の3ステップになっていて、日本で②の支払いまで済ませた状態で持ってきてました。

杏仁豆腐食べながら「そうだ発券しとこう」と思って操作してたら、

チケットがどっかに消えました。は?

なんか発券ボタンを押す前に「自分のですか?他人の切符ですか?」みたいなのにチェックをいれないといけなかったんですが、うっかり入れてはいけないところにチェック入れてしまって「あ、」って思ってるうちに指が滑って確定ボタン押してしまったみたいな。

やべえ!と思って操作の取り消しみたいなのがあるはず、とそれっぽいところをぽちぽちやってたら購入履歴みたいなところからも該当チケットが消えた。オワタ。

いや、まじでキャンセルになってるならもう一回買うけど、二重購入はイヤ!!!

ということでいったん台南駅に戻ってサービスカウンターへ駆け込みました。

詳しい説明はできないんですが、幸いなことに支払い後にスクショを撮ってたので、それを見せながら

「我買了這票, 但找不到」

って言ったらなんか通じた。で「支払いできてないんじゃないの」みたいなことを言われた気がしたので、スクショの「已付款」の文字を指してアピール。

この画面にこの番号とパスポートナンバー(←予約に使った)入れて、ってスマホを返されたので、待合の椅子に座ってポチポチやったけどやっぱり3回やってもダメ。

カウンターに戻ってさっきの人に「還沒…」ってスマホのエラー画面見せたら、なんやらあちこちいじってなんとか復活しました。

てっきり、センターのデータ確認したらすぐに復活するか紙チケ発券されるかやと思ってたので、以外にお手間をかけてしまって申し訳ない。あー怖かった。

とりもなおさずみんな、スクショはとっておこうな!

台南駅の向こう側に渡るには??

せっかく駅に戻ってきたので、前回からの疑問を解決することにしました。ズバリ「駅の向こう側に出る方法」です。

台南駅のメイン改札は横並びで、駅に向かって右側が出場、左側が入場と壁で隔てられています。
そしてこの入場側の改札横に、駅の裏側(後站)に行くためだけの発券機があります。

こっち後站にあった発券機。

そうです正解は「ホームを通りぬけ」でした。うーん、合理的。

ちなみに駅前の地下に降りる階段に「後站」(駅裏)って書いてあるんですけど、階段を降りると途中で台南駅の改札に向かえって表示が出ます。厳密には間違ってはないんですがいったん下に降りる意味が分かりませんね。

駅の向こうにある成功大學のガジュマルガーデンに行こうかと思ったけど、日が暮れかけていたので大学の前まで行って戻ってきたました。

Day2-6:台南2日目の夜の散歩

さて夜の時間をどうしようか。

台南のもう一つの夜市、大東夜市に行こうかとも思ったんですが、実はあんまりおなかが空いてない…どころか若干おなかが一杯気味でどうしたもんか。とりあえずガイドブックに載ってるところでまだ行ってないとこに行ってみることにしました。

その前に、1日目にホテルから神農街に行くときに素通りしてしまった果物屋さんがずっと気にってたので行っておく。お腹いっぱいなんでは?(フルーツは別腹です!)

栄興水果店(ロンシンシュイゴーディエン)

綜合切盤(小)、たぶん60元。一皿に載ってる果物の種類は莉莉の方が多いかな?でも満足度はどちらも同じぐらい高いです。こっちは駅から近いのがいいですね。

水仙宮青草茶(シュイシェンゴンチンツァオチャー)

台湾に来たらお店を探して飲んでしまう「青草茶」。

ちなみに「青草」という名前の草があるわけでなく、お店ごとの独自レシピでいろんな薬草や野草をブレンドしたものが「青草茶」らしいです。なので青草茶のお店はよくジャングルになってます。


なんの味、っていうのは説明しづらいんだけど、ほんのり苦くてすっとする感じが好き。店によって甘かったり無糖だったり選べたり。胃腸の調子を整えたり、疲労解消や熱を取る作用があるのでついつい食べ過ぎる&冬も暑い台湾旅行にぴったり…なんですが、利尿作用もあるのが曲者。

青草茶と西瓜ジュースとフルーツ盛り合わせのトリプルコンボでめっちゃトイレ行く。

藍晒圖文創園區(ランシャイトゥウェンチュアンユアンチー)

古民家をリノベしたところにおしゃれなお店が入ってます。以上、解散!台南のガイドブックには必ず紹介されているので行ってみたけど、わたし的にはあんまり惹かれるものは無かったかな。

近くにあった屋台で葱油餅を買ってみる。写真撮ったはずが見当たらないんだけど、ピザの生地みたいなのを油で揚げたやつをザクザク切ってくれて袋に入れて竹串がついてくる。アツアツのうちはサクサクで結構イケる。

半張にしたけど結構量が多くて最後3、4切れ食べきれませんでした。

この後「蝸牛巷」っていう路地裏スポットに行きたくて探してみたんだけど、それっぽいところを見つけられず断念。たぶん、昼間に徒歩で行かないとダメなところなんだろうなあと思う。今回の台南旅行は自転車が便利すぎてずっと自転車乗ってたけど、次は徒歩でゆっくり路地裏散策したいなあ。

Day2-7:セブンイレブンの滷蛋

台湾のコンビニの片隅の電鍋の中にいつもいるたまごたちに今回初めて挑戦してみました。
怖いからとりあえず1個だけ。

たまご自体もゆでたまごももともとそんなに好きでもないんですが、これはなんでいままで食べなかったのか後悔するぐらい美味しかった。もう毎晩このたまごでもいい、って思ったけど結局この日の後は帰りの桃園空港のコンビニになってしまった。他に美味しいものが多すぎるから…

でも空港で食べたたまごは期待しすぎたからかそんなに美味しく感じなかったんだよね。
コンビニの違いか(台南はセブンで空港はファミマ)、台南と台北の地域で味付けが違ったりするんだろうか。

ダメ押しの苺。もはやどこで買ったのか覚えていない。

ホテルに帰ってきたのは9時前で、若干もったいない気もするけど翌日は7時にチェックアウトしなきゃなので早めに寝ることにしました。明日は初めましての台中です。

コロナ後初海外ひとり旅は三度目ましての台湾-Day3:台中1日目

今回の旅行を動画で紹介