2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY2①:フランス到着~TGVでレンヌへ移動

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY1:日本出国~トランジットで台北半日ショッピング

DAY2-1:パリ入国

08:30 シャルルドゴール空港到着

出発は1時間ぐらい遅れたけど、ゲート到着はほぼほぼオンタイム。飛行距離が長いとフライト中にリカバリーできるんだろうね。

この時間なのにまだまだ暗い…!

早朝、ってほど早朝じゃないけど人もまばらなT1の出発ゲートを眺めつつ、

入国審査へ向かいます

入国審査の前にうねうねと蛇行して張られている整列用のベルト。ガラガラでもそのまんまなのでぐるぐるぐるぐる回らせられる。みんな「おいおい~w」な笑顔。

今日はこのまま空港から直でTGVに乗り換えてレンヌに向かう予定だけど、昼出発なのでまあまあ時間がある。
予約の時は飛行機のディレイも考えて遅めのTGVを予約。実際台北で出発が1時間ぐらい押したときは「遅めでよかった~」と思ったけどオンタイムで到着すると時間つぶしにちょっと苦労する。

ちなみに空港着いてからTGVを早めの便に変更しようかと思ったけど満席でした。そもそも便数が少ないんですよね。

じゃあプライオリティパスの使い納めを、とか思ったけどなんとシャルルドゴール空港にはPPで入れるラウンジがないのであった。ちーん。

空港のカフェとかでモーニングとかすればいいんでしょうが機内食食べたばっかりでお腹も空いてないし。そしてただでさえ物価が高いヨーロッパの空港価格を時間潰しのために払うのは業腹。

とりあえずターンテーブルから荷物を引き取った後、バゲッジクレームが空いてたので端のベンチに座って化粧して荷物の整理(台北で買ったお土産をスーツケースに移移動)したり、トイレでヒートテックのレギンスを着こんだり、わざとゆっくり準備。さすがにすることなくなったあたりでエイヤッとロビーへ。

10:00 シャトルトレインでT1→T2へ移動

異国の空港について、ロビーに出るときが一番緊張するよねえ。
今回到着はT1だったんですが、TGVの乗り場はT2なのでターミナル間をつなぐシャトルトレインで移動。

シャトルトレイン乗り場へは「Terminal2,3」の表示に従って行けばOKでした。

シャトルトレインのホーム

自販機があったので値段を確認。500mlの水が2.6€!(約500円)

空港内でも油断はならねえとスリにあわないよう睨みを利かせつつ乗車。でもってT2駅についてホームからターミナルへ上がろうとした時になんか違和感。

お分かりでしょうか。エレベーターをえっちらおっちら「歩いて」上る人たち。

実はホームにはエスカレーターが3基、エレベーターが2基あったんですが、唯一動いていたのはエレベーター1つだけ。

一基しかないまともなエレベーターは長蛇の列。わたしは非常に時間の余裕があったので並んで待ちましたが、急いでいる人は階段か止まってるエレベーターをデカいスーツケース抱えて歩いて上るしかない状態。

こ、これがパリ……!(ゴクリ)

こちらは壊れているエレベーターに何も知らず駆け込む哀れな男性。(画面手前は唯一動いているエレベーターに並ぶ列)

故障の札とかも無く、扉が開いたり閉まったりを延々と繰り返えすという故障だったのでまあ間違えるよね、っていうかもう一つのエレベータが長蛇の列だから気づきそうなもんだけど。

DAY2-2:TGVでレンヌに移動

10:30 TGV乗り場を探せ!

T2に入ってまずやったことはTGVの乗り場探し。時間はたっぷりあるけど先に乗り場を見つけてからゆっくりしようと思ってたのですが…ないんです、TGV乗り場が。

ど、どうしよう、T2じゃなかった??落ち着け~落ち着け~まだ慌てる時間じゃない(ほんとにな)、とググってみてもやっぱりTGVはT2だし、しかもどうやら立っている場所のすぐそこっぽい。どこ!?!?

答えは目の前にありました。なんならさっきからずっと見てた。なんだったらシャトルトレインからのエレベータ出てすぐ目の前ぐらいだった。

なんで気づかなかったかというと、日本のノリで『新幹線のりばはこちら→』みたいな看板をずっと探してたんです。が、フランスは普通に『鉄道乗り場』でTGVもパリ市内に向かうPERもぐるっとひとまとめだったという罠。

このエレベーター降りたところが駅のコンコース。

発着モニタに乗る予定の列車名があることを確認。12:17Rennnesの表示あり、ヨシ!ディレイもキャンセルの表示もなし、ヨシ!

それだけ確認したらもういっかいエスカレータに乗って空港側に戻る。というのも駅のコンコースにも座るところはいっぱいあったのですが半分吹き曝しで寒いんです。空港側はあったかいので通路の空いてるベンチでしばらくぼーっと過ごす。

空港側から見下ろした駅の改札内。

しばらくして座ってるのも飽きたので空港や駅の売店を見て回ったりもしたけど水が!高い!
500mlのペットボトルがやっぱり2.5とか3€。1本500円。とりあえず水筒に残ってた桃園空港の給水機で入れてきた水でしのいだけど、こんなことなら飛行機の中で補充してくれば良かった。

ちなみにこちらは治安が悪いことで有名なパリ市内に向かうPER-B線の改札口。今回わたしは利用しなかったけど、こうやって見てると旅行者も沢山いるし結構普通そうに見えるんですがね。

12:10 改札

TGVの乗り方は、発着モニタにホームの番号が表示されたら改札口に乗客がわらわら集まって、時間になったら駅員さん2人ぐらいでQRコードをピッして通していくスタイル。

実際に電車が到着するホームはもう一階下。なのでこのだだっぴろい改札内コンコースが使われるのはほんの一瞬だけ。これはT2から撮った写真ですが通りでガラガラなはずだわ。

ちなみに今回TGVのチケットはSNCFのサイトから直接購入しました。QRでちゃんと通れるか心配でしたが問題なくピッしてもらえました。

なぜだかずっと向こうの方に止まっている電車。なぜ。

今回乗るTGV INOUI君です。こうやって見ると日本の新幹線がいかにピカピカなのか。

なにも考えず景色がいいかなと思って二階席にしたのですが、スーツケースを持参だということをすっかり計算に入れてなくておっきいスーツケースを持って上がるのは結構大変でした。後ろからどんどん乗り込んでくるのでトロトロできないし。大きい荷物は入口に纏めておいて置くスペースあり。

こういうところに放置する強者もいます。だいたい海外はやったもの勝ち。新幹線の有料スペースに海外からの観光客が勝手に荷物を置いてトラブルになってるのもさもありなん。

トイレは結構きれいでした。イタリアのフレッチャに乗った時もそうでしたが、降りる前に列車内でトイレには行っておくべきだし、乗る前にわざわざ駅のトイレでお金払う必要はない。

座席は二等席だったからかもですが、新幹線ほどのゆったり感はないです。在来特急(古めの)って感じ。

残念ながらCDG→レンヌ間の車窓の景色はそんなテンション上がるようなものは無し。ずっと曇ってたというのもあるんだろうけど、なんだろ「日本のとある場所ですよ」といっても違和感ない感じ。

そしてフランス治安悪いっていうけど、隣に座ったおねーさんは普通にバッグとスマホを座席に置いたままトイレだか行ってしばらく帰ってこなかったりするんだよな(向かいの男性も他人)。わたし日本でも持っていくけどね。

DAY2-3:レンヌ到着

14:55 レンヌ駅

TGV遅れたりするのかと思ったけど心配してたストもないどころかぜんぜんオンタイムでレンヌに到着です。

こちらがレンヌの駅前です。

ところで駅前で道を渡るのに立ち止まっていたら移民系の男にしつこく「ボンジュール、マダム」「ボンジュール、マダム」と声を掛けられ続ける。ガン無視してたらどっかいったけどチラッとみたらちょっと目付きがおかしい。その後もナビでホテルの場所を確認してたらまた別の男に声をかけられ、無視してもしつこいから「ノン、メルシー」って言ったら「ピチュチュツパチュチュチュ!」ってバカにしたみたいに私の声真似?してから去ってって(クソ腹立つ。これがフランスかあ先が思いやられるな)と思ってたんだけど、意外とこの後は(パリでも)そういう目に合わなかったです。

この男二人はその後も何度か駅前で見かけたんだけど、寒い中一日中ああやって観光客に声をかけてなんかいいことあるのかな、っていう素朴な疑問。

DAY2-4:ホテルにチェックイン

15:05 Hotel Le Sevigne

ホテルにチェックイン。駅から徒歩3分ぐらい。

1泊9000円程度(1万円しないぐらい)だったのでまあお手頃?部屋もリノベーションしたてなのかきれいだった。シャワーはヨーロッパによくあるブースタイプだったけど、バスルーム自体は広くてものを置けるところがいっぱいあって便利だし洗濯物を乾かせるヒーターもついてた。

今回は大きいスーツケースで来たので、洗濯物はそのまま日本に持って帰ろうと思ってたんだけど、ヒーターがあったので思わず洗えるものは洗ってしまった。

部屋は日本でいう4階だったのでエレベーターあって助かった。ただこれもヨーロッパでよくあるこういう自分で外扉を開けるタイプ。最初、通用口かと思って一階分だけスーツケースを階段で運んでしまった。

エレベータの扉を押して開けているところ。自分で扉を開けて中に入って階ボタンを押すと内扉がしまって上下するやつ。

そして海外あるある「部屋の鍵が開けられない」に遭遇。

こういう見たことないタイプのカギを渡された時から予想はしてた。
カードキーみたいに差して抜いてノブを下げてみたけど開かない。勢いが弱かったか?と再度素早く抜き差ししてみたけど開かない。

キーホルダーになんか書いてるかなと思ったけど書いてるわけなかった…オーケー、オーケー、まだ慌てる時間じゃない…答えは多分こう!とやってみたら開いた。


正解はカードを刺したまま開ける、でした。

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY2②:レンヌの街を午後の半日でざざっと散策

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