[南紀勝浦の旅]ブルービーチ那智の日の出と太地くじらの博物館

南紀勝浦の旅2日目です。

写真はこちらD40で取った写真はこちら!

1日目はこちら

[南紀勝浦の旅]那智勝浦でひとり海水浴&ホテル浦島『忘帰洞』初体験

ブルービーチ那智へ日の出を見に行く

2日目の第一ミッションは「那智浜に日の出を見に行く!!」だったんですが、前日寝る前に念のため…って天気予報確認したらまさかの雨。えええー雨降りそうな気配ないけど!?

一応AM3時に起きて外をみたらとりあえず降ってないっぽくて星もチラッと見えた気がしたんでこれはきっと大丈夫なやつのはず。ってことでとりま日の出(5:05)の30分前着を目指してブルービーチ那智へ。

ホテルからは徒歩でも30分ぐらいなので4時すぎに出発。

大した距離じゃないけど、知らない土地の早朝とはいえまだまだ真っ暗な中を一人で歩くのはなかなか緊張する。幸い、紀伊勝浦~ブルービーチ那智まではずっと民家の間を抜けてくような感じなのでいつでも大声をあげれる準備だけはしておく。こういうとき男はいいよナアって思う。

半分ぐらい歩いたところで小雨が降ってきたんですが、空をみると雲は多いけど全体が覆われてるわけでもなかったのでそのまま強行。

ビーチに着く頃には止んでくれたんでよかった!!

7月のブルービーチ那智の日の出


4:30

空は薄明るくなってきたけど海はほぼ真っ黒。真っ暗なとこで(ひとりで)聞く海の音って結構怖い。しかしこの暗い中をすでに地元のおじいが砂浜ウォーキングしてたりしてビクッってなる。


4:45

やっと人の顔かたちが分かるぐらいに明るくなってきてほっとする。
ちゃんとした日の出の方向を調べてなかったんだけど(てきとう)、どうやらこの時期は向こうの山の端あたりになるみたいですね。


5:08

日の出の時間は過ぎてるけど雲が厚いなあ。

でも雲の縁が金色に光ってるのはなかなか神秘的。


5:19

ご来光~!どうなることかと思ったけど雲がいいアクセントになっててこれはこれでよし!

時々、同じように日の出を見に来たのか何組かやってきたけど、ずっと浜にいたのはわたしぐらいで静かなものでした。波はうるさいけど。

せっかくだったのでこの後、海にドボンしてからホテルに戻りました。ビーチの更衣室は時間外で閉まってたけど服の下に水着を着込んで来たし無問題。帰りはセームタオルで適当に水気をとってそのまま上に服着て帰りました。どうせ徒歩だし。

ほんとは帰りは電車で帰りたいな~って思ってたんですが始発が7時になるまでなくてですね。やっぱレンタサイクル2日間借りとけばよかったなー、って思いました。

にぎわい市場で朝ごはん

自転車あったらついでに弁天島の岩場のところで磯遊びもしたと思うんだけど、さすがに往復で1時間歩いたあとではそこまでの元気はなくて、ホテルに戻ってシャワーしてまぐろのセリを見に行こうかな~と思いつつゴロゴロしてたら、ちょっとうとうとしてしまって気づいたらにぎわい市場の開店時間でした。

8時開店の10分前ぐらいに着いたんですけどすでに20人ぐらい並んでました。

入ったらまず販売機(なか卯とかやよい軒とかにあるタッチパネル式のやつ)で食券を買います。券売機は市場の中央と奥の方にあるんですが、奥の券売機が狙い目。

券売機ではまず店を選んで→メニューを選ぶ方式なんですが、券売機の近くにメニューの一覧とかなんもなかったので、事前にどの店の何が食べたいのかをチェックして行くのをおすすめします。空いてる時間帯ならともかく、朝イチの戦場で券売機の前であれこれ悩むのは結構心臓強くないとむり。

わたしは心の準備をしてなかったので直前の2組ぐらいが操作してる画面を覗いて決めました。

「市場ごはん しげ」の朝定食の高い方850円。

この食券を該当のお店の人に渡さないといけないんですが、この市場、そういうシステムの説明が全く無いんですよね。

市場自体が結構せまくて(おっきなコンビニぐらい?)、朝イチは券売機に並んでる人とお店の前で待ってる人とでわりとごちゃごちゃ。お店の人は配膳に一生懸命だし、券を渡すのかそれとも勝手に呼ばれるのかわからなくてしばらく無駄に待ちました。

他にも券を出さずにずっーーーと待ってた人もちらほらいて、なんかこーA4用紙1枚に手順書いて貼っとくべきでは?

にぎわい市場のシステム
0. 「どの店の」「何を」食べるかを決めておく
1. 券売機で食券を買う
2. 食券をお店の人に渡す
3. 待つ
4. 出来上がりを受け取ってイートインスペースで食べる
5. 食器を返す

で、これが850円の朝定なんですが、

あの…まぐろの量がすごいです。写真じゃわかりにくいかもですがめくってもめくってもまぐろ。多分10切れはあったのでは?白いのはなにかわかんないけど美味しかった。

わたしまぐろ苦手とか嘘では?(でもやっぱスーパーで売ってるお寿司のまぐろとかは食べれないと思うし食べたいと思わないけど)

太地駅のレンタサイクルと循環バスとコインロッカー

朝ごはん食べ終わったらホテルに戻って荷造りして太地へ。
隣の隣の駅なんですけど、これまた電車が1時間に1本あるかないかなんですよ。
いやー、前回(15年前)どうしてたんだろ?こんなに苦労した記憶もないんだけどな。

電車乗りはぐれると困るから紀伊勝浦駅には早めに行って足湯で時間つぶし。

太地駅からくじらの博物館まで、最初は循環バスで行こうかと思ってたんですが、レンタサイクルがあったのでそっちにしました。
太地駅のレンタサイクルは電動アシスト付きで1日1500円。駅~くじらの博物館まではそうでもないんですが、他に町の見どころを回ろうと思ったら結構坂をあがっていかなきゃだったので結果的に電動アシスト大変有り難かったです。

ところで太地駅にあるコインロッカー。なんと!!後でお金が戻ってきます。優しい。

太地町の循環バスについてはこちら

ちなみに太地駅は無人駅です。でも駅舎は改装されててとてもきれい。トイレもきれい。エアコン完備の待合所もあります。レンタサイクルをやってる観光案内所も駅舎の中にあります。

太地くじらの博物館

駅からくじらの博物館まで自転車だったら15分ぐらい。

てゆうか雨予報ドコ行った!?っていうぐらいピーカンなんですけど…。暑い。

夏だわ。

くじらの博物館は捕鯨の歴史とかくじらの標本とか展示してる資料館もありますが、

1日数回イルカショーとくじらショーがあったり、

餌やり体験ができたりもします。

で、立地的に自然の海とつながったところにあるんですが、

15年前はこの向こう側の海岸に出れたんですよ。

これが、「とりあえず行っとくか~」ぐらいで全然期待してなかったのが「うわあ」って目が覚めるぐらいのすごい景色で、正直今回ここに来たのはもう一度この海岸を見るためだったと言っても過言ではなかったのに、

まさかの!!!進入禁止!!!

うそやん、ってスタッフさん捕まえてどっか別のところから入れたりしないんですか?って訊いたりしたんですが、なんか落石の?危険があるってことでもうずっと立ち入り禁止になってるってことでした。

おいおい太地町観光協会よ、そんな重要なことはホームページにお知らせしといてくれ。

っていうか、家に帰って調べたらどうも落石のためってのは口実で、実際はシーシェパードとかの動物愛護過激派団体を排除するため、というのが濃厚っぽいです。

うおおまじでか。

これ、上の動画にでてくる古い観光マップには海沿いの遊歩道がしっかり書かれているのに、

今の観光マップからはきれいサッパリ消されてて闇を感じる…

ああああくそっ。

この奥に見えるみたいなおっきな岩がゴロゴロしてて、そこに打ちつける波が間近に見えるすんごい場所だったんですよ!
とりあえず牛や豚食ってる段階ですでに捕鯨をどーのこーの言う資格はないんでおととい来やがれ。

くじらの博物館から燈明崎へ

裏の海岸で半日ぐらいぼーっと過ごすつもりだったのに、まさかの進入禁止でぽっかり時間が空いてしまったので、自転車でいけるところまで行ってみることにしました。

マップ見て市街地を抜けて燈明崎ってところまで行くことにしたんですが、これ、途中で地元の銘菓を売っているお店と氷ぜんざいが食べれるお店があるからって決めたルートなのにまさかの両方とも閉まってた。。。

ということでひたすら自転車をこいでたどり着いた燈明崎から見た海。大昔の捕鯨ではここから狼煙で指揮を取っていたそう。

うん、見晴らしいいね!でも正直、燈明崎に行く手前で途中ずーーーーっと坂を登っていくところの景色のほうがわたし的にはぐっと来ました。

電動アシスト自転車じゃなきゃ正直無理だった。ずっと続く坂。

空にはクジラみたいな雲。

いやー暑かったな。

レンタサイクルを返却して道の駅で時間つぶし

レンタサイクルが16:30までだったので自転車を返してから徒歩で道の駅へ。
ほんとはね、駅の近くにある手作りピザのお店に行こうと思ってたんだけど、案の定っていうかCLOSEになってましてね。いや、ホームページに定休日月曜って書いてたやん。。。

でもまあ道の駅ですよ。なんかちょっと軽食食べれるとこぐらいあるだろう、と思ってたらあるにはあるけど着いたらもう営業終わってましてね…あと道の駅自体が17:00まででした…。トイレと自販機は使えたけど。トイレめっちゃきれいだったけど。

とりあえずお土産に「おつまみまぐろ」となんか有名らしい羊羹買った。

ところで太地駅のまわりにはもちろんコンビニなんてなくてですね、駅も無人駅なので売店なんてものもなくて、あと特急「くろしお」は車内販売がなくてですね、

何が言いたいかと言うと道の駅ですぐ食べれるものを仕入れておかないと4時間、空きっ腹を抱える羽目になるということです。よく考えたらこの日、朝まぐろ定食食べた後、ことごとくお店に振られ続けて、途中の漁協スーパーで買った和菓子を立ち食いしたっきりだった。なので白浜からの乗ってきた人たちがきゃっきゃしながらお弁当食べてる横で無になってました。っていうかまあ普通に疲れてて(朝3時起きだし)寝てましたけど。

帰りはパンダ列車でした。


夏旅、一人海水浴にお役立ちだったアイテム

セームタオルはマスト!体を拭いたり、水着の水分を取ったり、絞れば何度でも使えるのが良い◎

ラッシュ来たまま海に入って、帰りは水着ごと水シャワー浴びて、セームタオルで適当に水気を取って上に水洗いしたラッシュ着て帰りました。
自転車乗る時用の日除け、電車で寒い時の羽織る用など大活躍。

ただ水に入ってる間はこういう上半身だけのウェットスーツ(タッパー)があると心強いかなと思いました。
一応、普通には泳げるんですけど一人で海に入ってると足がつかないところに行くのはちょっと不安なので、ウェットで多少浮力がプラスされるといいかなあとか。

TEVAのスポーツサンダル”ハリケーン”はスニーカー並に歩きやすいので、街歩きにも使えるので夏場の旅行には重宝します。

荷物に余裕があればベットでマリンシューズがあればベスト!

今回、水の中で遊んでる写真が一切ないのは一切合切をロッカー預けちゃったからなので、防水ポーチとスマホの防水ケースは買っておくべきだったな、と思いました。

ワイヤーロック。早朝、海に入った時にロッカーが空いてなかったのでとりあえずその辺の柵に手荷物を固定しました。

2021年7月_那智勝浦・太地 with Nikon D40!