今年の4月からベリーダンスを習い始めてからの、
こんなに運動量が少ないのになんでこんなにボディメイクに効果があるの!?
という驚きを先日ブログに書きましたが、
つくづく、
これは実は中高年女性にぴったりなエクササイズなのではないか
という気がしてきました。
そんなベリーダンスの魅力?お勧めポイント?を書いてみたいと思います。
あ、上手に踊るという部分については原則スルーの方向です。あくまでエクササイズとしてのベリーダンスにフューチャー。
というのもうっかりダンスのダンスという部分に注目してしまうと、
リズム感
自己表現
など、一般的ニッポン人、特にアラフォー以上が苦手なところにもろカブってきちゃうんで\( ‘ω’)/
独断と偏見によるベリーダンスの魅力
1.運動量が少ない
これが一番かも。
もう何年も運動したことないし、とかいうひとでもだいじょうぶ。
レッスン終わってもたいして疲れてないから、日常生活に支障をきたさない!
自分語りで恐縮なのですがもともと酷い運動音痴を患っております。不治の病レベル。体育の授業が憂鬱だったタイプ。
なのに何故か二十歳前後から定期的に運動をするようになりました。
格闘技、ストリート系ダンス、ヨガ、ジム通いなどなど。なにもやってない期間もありますが、長いものでは7年ぐらい続けていたものもあります。
格闘技系はやっぱりハードで夏場だとクーラーかけてても床にぽたぽた汗が垂れるとか、汗でTシャツが絞れるとか、まあまあストイックなことしてました。
最初は翌日起き上がれない&階段が下りれないぐらいの筋肉痛になったりとか、そういうのを週4や週5でやってたりもしましたが、それよりも、
週1レッスンも行ったり行かなかったり
ほとんど汗もかかない
ベリーダンスの方が明らかにボディにメリハリが出来てます。
2.大きな動きが必要がない
ベリーダンス、普通に立って歩けるぐらいの体力と筋力があれば十分です。
特殊技能を必要としない、というのも大きな魅力。
柔軟性とか体力とか筋力とか反射神経も、もちろん無いより有る越したことはないと思いますが、バレエみたいに脚が開脚180°できないと様にならないとか、そんな特殊技能は要求されません。あと女性らしさを表現するからか、意外とひとつひとつの動きが小さいです。
いままでやってきた格闘技とかストリート系ダンスのダイナミックに!体を大きく見せて!というのに慣れているせいか、小さく動いているつもりでも
「そんなに頑張って大股で動かなくていいですよ!」
って注意されます。うん…これでも意識して小股にしてたんだけどね?
3.骨盤の位置が矯正される
ベリーがなぜボディメイクに効果的か。その理由のひとつがコレだと思います。
上でベリーダンスの動きは意外と小さいと書きましたが、それに加えて「細かい」です。
どんなダンスでも体の部分部分を別々に動かす練習(アイソレーション)を行うのですが、ベリーはそれが細かいし、本当に独立して動かすことを求められます。
例えば、胸や腰を 前→右→後→左→前 にぐるっと円を描くように動かす動きがありますが、ストリート系のダンスだと、胸のアイソレーションといいつつ、腰から上全体で動かしたりします。その方が大きく見えるからです。
でもベリーの場合は胸といえば胸。肩も腰も元の位置から動かないのが理想です。
腰にしてもしかり。
腰から下を目隠しすれば上半身は何事も無いかのように、というのが理想です。
そして、腰だけをそんなふうに動かすためには骨盤が正しい位置に無いとムリです。
もちろん、間違った腰の位置でも筋肉を使って無理やりそれっぽく動かすことはできますが、それをするとどっか痛めます。
そして、一度体が覚えてしまえば、日常の生活でも正しい骨盤の位置で過ごすことができて、自然と全身の筋肉もその正しい骨盤の位置に合わせたように調整されてきます。
ということは、日常で立ったり歩いたりしているのがすべてトレーニングしてるようなものなので、レッスン自体は少なくても、なぜかボディメイクができてしまう一番の理由だと思います。
こちらの記事でも書きましたが、
いかに習慣を味方につけるか
というのが何事でも肝なのかもしれません。
4.年齢層が高い
ダンスというと10代~20代のイメージがありますが、意外とベリーダンス、年齢層が高いなというのがわたしの印象です。パッと見、40代~な人ばっかりの教室もあります。50代60代っぽいひともいます。
もちろん教室によるとも思いますが、「若い人ばっかりのところに混じるのは…」という理由で尻込みしてるならもったいないと思います。
独断と偏見によるベリーダンス教室の選び方
1.ジャンルは無視する
ベリーダンス、なんだかいろんなジャンルがあります。
オリエンタル、エジプシャン、キャバレー、ジプシー、トライバル、フュージョンetc…
体験レッスンに行ったときに「ジャンルの違いが分からないんですけど」ってそこの先生に訊いたことがあるのですが、
「Youtubeとかに上がっている動画を見て」
って回答でした。
見てもわかんねーから訊いてるんだよ!
…とは言いませんでしたが、わたしからのアドヴァイスは、
初心者はジャンルを無視しろ!
です。
どうせ基礎的な動きはどれも一緒です。
基礎的な動きができるようになってから、やりたいジャンルがあればその時考えればいいと思います。
だいたい、同じ○○スタイルでも先生によってアプローチがまっっったく違ったりするし。
2.通いやすさを最重視
立地、レッスンの時間帯、料金、まずはこの3つで絞り込みましょう。
3.雰囲気
たいがい体験レッスンがあると思うので、先生の教え方、教室の年齢層など実際に行かないとわからないことを確認しましょう。
4.先生の教え方
エクササイズを目的とするなら、骨盤や胸の位置などをしっかり注意してくれるところ、基礎の動きをしっかり解説しながらやってくれるところがおススメです。
中には、「楽しく、それっぽく踊れたらそれでオッケー♪」的な、いきなり振り付けに入って「見よう見まねでそれっぽくやってみて♪」な教室もありますが、わたし的にはあまりおススメしません。
季刊ですがこういう雑誌もあって、全国の教室の情報なども載っています。
ベリーダンスの衣装について
ベリーダンスというと、パッと頭に浮かぶのがこういう衣装だと思うのですが、
こういうのは発表会とかショーとかで着るもので、安心してください普段のレッスンはもっと地味です。
わたしの場合は、
上:ユニクロのブラトップ
下:ストレッチパンツ
にヒップスカーフです。
パンツはこんなの。
ちゃんと動けているか確認しやすいので、なるべく体のラインが出るものが望ましいのでわたしはこういう感じでやってますが、別に上はTシャツとかでもいいと思います。
ヒップスカーフは先生によって重要視する人と、別になくてもいいよ、な人がいますが、わたしの経験上はつけるのがおすすめ。
ヒップスカーフを重要視する先生曰く、「初心者はコインとかいっぱいついてて重たいものほど良い」とのことでした。
ベリーダンス発祥の地、エジプトのヒップスカーフは日本にはない色合いがエキゾチック。
安いものだと1000円ぐらいであります。
コインがついていると動いた時に音が鳴るのですが、その鳴り方でちゃんと動けているかどうか、
例えば腰を右→左→右とアタックをつけて動かしたとき、シャシャシャシャってなんかよく分らない鳴り方をせずに、シャンッ、シャンッ、シャンッって鳴ってるかどうか、
そういったことが確認できるのであったほうが良いということらしいですが、やってみて確かにそうだなと思ったのでわたしは着けてます。
重たいので荷物が多いときは適当なスカーフを持っていくときもありますけどね。
あと最近の流行りはこういうスカートタイプだそうです。