2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day8:帰国&シンガポールでトランジットツアー

2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day7:クタ3日目

DAY8-1:ホテルをチェックアウト

最終日の朝食は適当です。
ウブドから食べ続けてきたクラッカーを空にし、

昨日のシュノーケリングツアーで食べずに持ち帰ったミカンを食べて、

以上。

飛行機は13時の便ですが、空港が混んでると嫌なので9時過ぎにチェックアウトしてGoCarで空港へ。この旅、初のGoCar利用でしたが、ドライバーさんがスーツケースの積み下ろしも手伝ってくれてありがたかったです。

DAY8-2:デンパサール空港

道も混んでなくて30分ほどで順調に空港に到着。1週間前にドキドキしながら見た景色が名残惜しい。

見た感じそんなに混んでなさそう。そして早すぎてチェックインカウンターが開いてなかった。

観光税を払ったら何十円ぐらいしかルピアが残らなかったので、出国フロアの入口から向かって右奥にあった広い休憩スペースみたいなところで一休み。

床に畳んだ段ボールが何枚も落ちていて掃除がされていないのかと思ったりしてたんですが、後から来た人が慣れた様子で段ボールを拾って尻に敷いてご飯食べたり、写真右に映ってる棚には明らかにいまこのスペースにいる人より多い荷物が置かれていたので、もしかしたら空港で働くスタッフさんの休憩コーナーなのかもしれません。

それにしてもパーティでも開けそうな真ん中の空間 is 何?

10:20 搭乗手続き

ところで、カウンターでチェックインして機内預けの荷物を預けて身軽になったら、なんだったら空港外にでて周辺のお店でご飯食べるのもいいかもな、とか考えていたのですが、

デンパサール空港は日本の空港と違って、チェックインカウンターに行くまでに一度、手荷物検査を通らなければならない仕様。しかも、一回入ったらおいそれと出れなそうな雰囲気。

諦めて大人しく空港の中で過ごすことにしました。

で、この手荷物検査でX線ににスーツケースを通した時、すんなり通れるだろうと高をくくっていたらスタッフのおねえさんに呼び止められて、なんかヤバいものでも入れてたっけ??バッテリー?スマホ?いや手荷物にしてるよな??とか超速思考してたら、一言「…salt?(…塩?)」っと。あ。

実は、スーツケースの中に5キロの塩が入っていました。

やっぱこのビジュはチェックされますよね、と。

でも、塩ってわかるんだ、ってことはこうやって大量の塩を持って帰る人間がまあまあいるんだろうなあと思って「yes!Kusamba salt!」って言ったら半笑いで通してくれました。

実はこのクサンバの塩、ウブドのクソ高いToya saltの店に行った後、やっぱクサンバに行って塩買いたいよなと思って、ダメ元でクタ→ウブドのカーチャーターをお願いしていたバリウィツアーのオーナーのウィちゃんに相談してみたんです。

そしたらあいにくカーチャーターの予約はいっぱいだと。そりゃね、日本人相手のツアー会社でトップシーズンのお盆ですもんね。そりゃそうだよな、ハイ、あきらめよう…と思ってたら、

「お塩だけなら買ってあげます」「何キロ欲しいですか」のメッセージが。

値段とかどこで受け渡しとかそういうことは一切書いてなくて、まあリップサービスかなと思って期待せずに「もし買ってもらえるなら5キロでお願いします!」と返事をしておきました。

その後、特に何も話が無く、もしかしたらクタ→ウブドのカーチャーターのドライバーさんが預かってたりするのかなとか期待してたけどそれもなくて、やっぱりあれはリップサービスだったんだよな~と思ってそのままにしておいたのですが、クタについた日に晩ごはん食べてホテルに戻ってLINEを確認したら、

「ホテルのフロントに塩を預けました」

というメッセージが。

慌ててフロントにいってブツを引き取ってきたのですが、いやこれ支払いどないすんねんと。ていうか一体いくらなんですかと。

結局その後、私の滞在のスケジュールを送ったりもしたのですが、お盆で忙しい時期というのもあってか返信がないまま帰国日を迎えてしまいました。

ということで、この時点ではこれは「見知らぬ他人から預かったブツ」です。一応念のため、全部の袋を開けて舐めて塩であることは確認してあります。美味しかったです。

いや、美味しいんですよほんとに。
実際、正直に言えばこればほんとにクサンバの塩かもわかんないんですが、超高級なToya saltは味見したときに単に「塩辛ッ」としか思わなかったのですが、クサンバソルト(推定)は後味にうまみを感じるんですよね。白米がはかどるやつです。

結局、代金は日本に帰ってからWISEを使って送金しました。今回、初めてWISEを使うことになったのですが、本人確認にちょっと手間取ったものの、それ以外はとても簡単に海外送金できました。

ちなみに、塩の代金ですが5キロで1500円(安い!)でした。ふっかけられたらどうしようって疑っててごめん。ホテルまで届けてくれたことも考えて2000円ほどお支払いしました。WISEの送金手数料は200円ちょっと。海外送金って普通に銀行でやったら何千円と手数料取られるので、このビジネス考えたひとすごすぎです。

という塩5キロとなんやかんや買い込んだお土産があるので、スーツケースの重量が心配でしたが10キロ弱の余力がありました。

10:50 空港ラウンジで一休み

せっかくなのでプライオリティパスを使って空港ラウンジで休憩。
ところで私の会員カード、磁気が抜けていたのでこの旅行前にわざわざ新しくして、関空では無事使えていたのですが、滞在中にまた磁気が抜けてしまったようで、またしてもスタッフさんに手入力してもらわないといけないようになってしまいました。プライオリティパスの磁気、雑魚すぎない?

ラウンジはホワイエのぐるりの二階になっている部分の端っこの方にありました。

朝ごはんがごく軽めだったので、ラウンジ飯を楽しみにしていたのですが、見て、このバリらしさの欠片もないラインナップ。ナシゴレン、ミーゴレンぐらいはあるやろと思ってたんですがなんもなかった。

12:30 搭乗口へ

ゲート付近にも結構いろいろお店があります。

しかし高い。ジュース1本500円以上。

いよいよバリ島ともお別れです。また来たいな~。

DAY8-3:バリ→シンガポールへ

メニューなんだったかな。確か、インドネシア風チキンだったと思う。チキンの下にご飯が入ってます。結構ずっしり系。

ところでバリ滞在中は体調を崩すこともなく、元気に過ごしていたのですが、ここにきて急に胃痛が発生しました。お腹を下すとかはまったくなく、純粋に胃が痛い。

朝からそんなに辛い物も食べた覚えもないのになにが悪かったのか。あとは帰るだけとはいえ、まだ一つイベントが残ってるのに困ったな~と思いつつシンガポール、チャンギ空港に到着。

DAY8-4:フリートランジットツアー

今回の旅のラストイベントがこれ。

シンガポール空港で無料のトランジットツアーに参加すること!

そのためにわざわざ乗り継ぎ時間が長い便を選びました。

15:50にチャンギ空港着でツアー自体は18時からなので、一見スケジュール的にすごく余裕がありそうなんですが、実は16:30までに受付を済ませる必要があります。

そしてそのツアー受付デスクがめちゃくちゃ探しづらいようなのです。

っていう前情報を仕入れていたので、到着予定ターミナルのツアーデスクの位置をあらかじめ調べておいたのですが…いざ降り立ってみると、

到着ターミナル変わっとるやんけ。

旅程表の段階ではT3着のはずが、実際についてみたらT2。しかもT2ってややこしい方やん…。

結果的に、ツアーデスクは無事見つけられたのですが、やっぱり場所は分かりづらくてすごく誰かに道を聞きたかったのですがインフォメーションデスクみたいなのも見当たらず結構焦りました。なんかコロナ以降、どこの空港も案内係みたいなスタッフさんが減ってるよね?

ちなみに、家に帰ってから知ったのですが、シンガポール空港のマップの検索窓に「Free…」って入力したら、サジェストが出て選択したら場所をマークしてくれます。たぶんこのあたり!っていうヤマ勘でたどり着いた感じだったので、もっと早く知りたかった。

チャンギ空港のT2&T3フリーツアーデスクの場所

↓普通のサイズでマップ見てもツアーデスクが表示されないんですよね。よっぽど拡大したら出てくるんだけど、まずどこを拡大したらいいのかが分からない。

実は検索窓に「Free Sing…」と入れるとサジェストが出るので、選択するとその場所をマークしてくれるという便利機能がある。使い方書いてよ。

  • T2は二本生えてる足のT1寄りじゃない方の付け根あたり
  • T3は広げた両腕のT1から遠い方の付け根

ただ、なんて言うか簡易的なボックスって感じのデスクだったから移動してるかもしれません。その時は、空港のマップで検索してください。

16:15 ツアーデスクにチェックイン

わたしの場合は事前にネット予約していたので、バウチャーの提示、パスポートと搭乗券の確認、それからシンガポールへ入国するので電子入国カードの登録を確認でした。

  • 荷物はバスの中に置いておけないので、ツアー中ずっと持ちあるけないなら空港内の預かり所に預けること
  • 荷物の預かり所はここから10分ぐらいかかること(遠い)
  • 参加者シールを目立つ場所に着けておくこと
  • 16:45にここに戻ってくること

という注意事項を聞いていったん解散。

こちらが参加者シールです。

16:45 ツアーデスクに集合

わたしはそこそこデカいリュックを背負ってて、預けるかどうか迷ったのですが、胃薬飲んだり、念のためトイレに籠ったりしてるうちに時間が無くなったのでそのまま持っていくことにしました。

指定時間の少し前にデスクに戻ってきたのですが、一向に動く気配なし。
そして受付時間は16:30締め切りだったはずが、16:50を過ぎてもまだまだ受付中。きっと参加枠に余裕があったんでしょうね。

17時を過ぎてもまだファイナルコール。
全然荷物預けに行けたわね…。

とゆうことで、トランジットツアーに参加したいけど、ギリギリ集合時間に間に合わないんだよな、って人も一度ダメもとでツアーデスクに行ってみることをお勧めします。

17:15 シンガポール入国

さて、17時を過ぎてしばらくしてやっと動き出します。ガイドのおじさんについて、ひとまずT3へ。そこでT3のツアーデスクに集まった参加者と合流して、入国審査に向かいます。

ガイドのおじさん(後ろ姿)。この先にあるのが入国ゲートです。自動化ゲートなのでパスポートを翳して、写真を取るだけでアッサリ終わりました。

ゲートを抜けたところで再集合。
参加グループごとにアルファベットが振られて、以降、たびたびこのアルファベット名+出身国名で点呼がされます。「グループA、ジャパン」「グループB、チャイナ」「グループC ジャパン」みたいな感じです。単に点呼のためのグルーピングなので一人参加者も一人でグループなんとかです。

全員にグループ番号を振り終わった後に一斉トイレタイム。ゲートのすぐ横にトイレがあります。

今回、私が参加したのは「ヘリテージツアー」という旧市街を回るツアー。ということでガイドさん曰く「ヘリテージツアーで回る場所はトイレもヘリテージだから、ここで行っておくのをお勧めします」とのこと。

実際のところ、有名なマーライオンなどを回るツアーには途中で自由時間があるようなのですが、このヘリテージツアーにはそういった時間はなく、ツアー中にトイレタイムなども設けられていませんでした。緊急の場合はガイドさんに言えばなんとかなるんだとは思いますが、ガイドさんもずっと説明しながらみなを引率してるので、なかなか気軽に「トイレ」とは言えない感じでした。

結局、胃痛が収まらないままだったので今よりひどくならないこと、胃より下の調子まで悪くならないことを祈りながらの参加になりました。

ツアースタート

まずはバスに乗り込みます。
マーライオンとかメジャーどころを回るツアーじゃないので、参加者は少ないのではと期待していましたが、このバスが満席になるぐらいの人数いました。私のほかに日本人は家族連れが何組かいました。

まずは車窓から見える建物などガイドさんが説明してくれるんですが、当然英語。「〇時にどこどこに集合してね」とかぐらいの英語ならなんとか聞き取れますが、知らない単語が混じる長い文章になると無理!早々に諦めて景色に集中。窓がまあまあ汚くて残念。

私は今回、進行方向に向かって左側の席を取ったのですが、多分このツアーは右側の方が見どころ多いです。

シンガポールには高層ビルがたくさんありますが、壁面の緑化や植樹などに取り組んで-3℃ぐらいの効果が出てる、みたいなことを言っていた気がします。日本もぜひ取り入れて欲しい。

だんだんと町並みが変わってきました。

18:30 チャイナタウン

まずはチャイナタウンです。

お店の名前は全部、中国語。

ガイドさんが「シンガポールの街や建物はどんどんぶっ壊れていくのに、彼のガールフレンドだけは無事」といっていました。せやな。

19:20 アラブストリート

またバスに乗って移動。

移動している間にすっかり日が暮れました。

昼間だとまた雰囲気が変わるんだと思いますが、夜が似合う場所だと思いました。

ちょうど夕飯時でにぎわう通りを美味しそうな食べ物を横目に見ながら、ただただ通り抜けます。

そういえばここはモスクが有名なんですが、写真撮ってないですね。

ツアーは以上で終了です。あわただしく街を駆け抜けたようなツアーでしたが、参加して良かったです。実はこれまでシンガポールという国にまったく興味が無くて、シンガポールへ旅行する人の気持ちが分からないと思ってたんですが、このツアーを通して今度は自分で来てみたいなと思うようになりました。

一つの都市の中で中国とアラブの両方が楽しめるとかお得過ぎない?

きっと、マーライオンを眺めるツアーだったらそう思うことはなかったと思うので、このヘリテージツアーに参加して大正解でした。

20:20 JWEL

さてあとはバスに乗って空港へ戻って解散です。途中でQRコードをスキャンして今日のツアーについてのアンケートのお願いがありました。

空港が近づくと、この後JWELに行きたい人はT1で降りてくださいとのアナウンス。もちろん、私も降ります。

見たかったのはこれです。巨大な人工の滝。

写真じゃなんもわかんないけど、かなり巨大です。

滝の周りのグリーンに「SHISEIDO FORET」の文字が。資生堂なんだ、へー。

滝以外にJWELにあるのは高級ブランドのショップとかなので、全く興味がないので滝を眺め終わったらさっさとT2の出国エリアへ向かいます。

DAY8-5:SIN→KIX

20:45 シンガポール出国手続き

今度こそこれで今回の旅のイベントは終了。後は飛行機に乗って帰るだけです。

SATS Premier Loungeで時間潰し

搭乗時間まで3時間半ぐらいあるのでもちろんラウンジへ。T2にはプライオリティパスで利用できるラウンジが2つあるのですが、とりあえず行きに場所を確認してあったSATS Premier Loungeへ。

まだ引き続き胃痛がするので、ペパーミントティーがあったらいいなと思っていたのですが、ありました!!

ペパーミントティーを飲みつつ、ラウンジ飯を食べます。だってここのごはん美味しそうだったんだもの!ちゃんとシンガポールらしいラインナップでテンション上がる。

ちょっと控えめにはしたんですが、

でも、シンガポール名物のラクサを食べてみたい好奇心は抑えられず…

うーん…これはあんまり好きじゃないかも。次、シンガポールに来た時はもう食べなくていいな、と言うことが分かりました。

ラウンジは3時間まで滞在できるということで、まるまるここでゆっくりしてても良かったんですが、もう一つのラウンジも気になる、ということで最後にちょっとだけAmbassador Transit Loungeにも寄ってみました。

個人的にはSATSの方が良かったです。主にご飯のラインナップで。

さすがに、Ambassador Transit Loungeの方では食事はしなかったのですが、そもそも食指が動くようなものが無かったというのが正解。

ただ、こういう丸ごとフルーツはSATSにはなかったので、こういうのはいいなと思いました。

搭乗

搭乗前のセキュリティチェックも搭乗も問題なくクリア。
今回、日本に着いてから特に急ぐこともないので一番後ろの席を取ったんですが、まあまあトイレの「シュゴッ」っていう吸い込み音って聞こえてくるもんだなあ、ということに気が付きました。
まあ、ほぼほぼ寝てたので特に問題なかったですが。

深夜0時を超えてからの出発便だからか、夕食はなし。
最後の機内食は5時過ぎ頃に出てきた朝食になりました。確か、日本風焼き鳥かスクランブルエッグか選べて、米は重いなと思って卵にした気がします。

帰国!

道中、大きなトラブルに巻き込まれることもなく、飛行機が遅れることもなく無事に帰ってこれました。日本暑い。

なんか「ほかに取り立てて行きたいところないし~」ぐらいで決めたバリ島旅行ですが、いってみたらめちゃくちゃ良かったです。もっと××すれば良かった~~、って思うことがたくさんあるので、ぜひまた近いうちに再訪したいです。

バリ島旅行の動画はこちら

前編

後半

バリ島旅行記一覧

2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day1:日本出国~バリ島到着


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day2:ウブド1日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day3:ウブド2日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day4:ウブド3日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day5:ウブド→クタ1日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day6:クタ2日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day7:クタ3日目


2024年のお盆休みはバリ島一人旅-Day8:帰国&シンガポールでトランジットツアー


バリ島で配車アプリGojekを使ってみた感想(GoRide/GoCar)


海外旅行の持ち物リスト【2024年改訂版】