*もくじ*
DAY3:昭和荘チェックアウト
同室の女の子は6時過ぎぐらいに外出してしまったので、寝ている時間を除けば顔を合わせたのはトータルで30分ぐらい。
激狭ゲストハウスでもなんとかなるのはこうやってなんやかんや滞在時間がかぶらいないからかなあと思いました。
実はナイトツアーで一緒だったゲストさんが、チェックアウト日も向かう方向も一緒なのでよかったら途中まで乗せていきますよ、といってくれてなんだかバックパッカーぽくてそれもいいなあと思ったのですが、やっぱり早めの時間に移動したかったので宿の送迎をお願いしました。
朝、準備をしてまたちゃぶ台のところで待ってたらまたなんか音楽が流れてきたので(昭和荘ではなにかにつけ音楽が流れ出す)、そこにいた人に「へー、朝も音楽流れるんですね~」とか言ってたら、わたしのための見送りの音楽でした。
「チェックアウト」なんて作業、今生で数十回以上やってきてると思うけど、昭和荘のチェックアウはなんだか(ほんと1日2日という一瞬だけど)同じ家に暮らしてた人向かってに「じゃあ行ってきます」って旅立つ感じがして胸に来るものがありました。ちょっと涙目になってしまった。
車に乗った後もずっと宿主の奥さんがおっきな旗を振ってお見送り。
正直めっちゃ不便だけど、また古仁屋に行くことがあったら泊まろっかなあって思ってしまう不思議な宿でした。
DAY3:嘉徳の海
車に乗ってから思いついたんですよ。で、「あの~嘉徳の海とか寄っていけます?」って訊いたら料金割増になるけど行けますよってことで行ってもらいました。
嘉徳の海は「ジュラシックビーチ」と呼ばれている「人の手が全く入っていない稀有なビーチ」なんですが、近年、護岸工事をしたい住民と自然を守りたい人達のあいだでにらみ合いが続いているところです。
地図で見たらそんなに遠くない気がしてたんですが結構距離ありました。古仁屋から原付で行こうとしなくてよかった。
嘉徳の集落が近づくにつれて否応でも目に付くのがあちこちに貼られた「護岸派」「反対派」のビラ。
その件があるからかどうか、集落の中には住人以外の車を停めてはいけないことになっているらしく、宿主さんには一旦引き返して集落の入り口で待っててもらうことに。
まだ8時過ぎだからか集落の中で誰とも会わなかった。ちなみにこちらは元ちとせさんの出身地なんだとか。
嘉徳のビーチは…曇ってたせいもあると思うのですがぶっちゃけ正直な感想は「こんなもんかー」でした。
しょうがないけど、こういう立て看板とかあるし、
砂浜に結構ゴミ…壊れたバケツとかあちこちに落ちててなんだか残念な感じ。まあ生活に根差した海って本来こんなもんなのかな。いままで奄美で見てきた海がきれいすぎたのか??
自然のまま川が海に流れ込んでいるところとか見たかったけど、ビーチの入り口からは遠そうで行くのは断念しました。膝を痛めてなかったら行けたと思うけど、砂浜を歩くのはちょっとつらかった。健康ってほんと大切。
そんなかんじで「おおー!」みたいな感動は残念ながらなかったけど、でもできることなら自然の姿のまま残してほしなあ、とわたしは思います。
ちなみにサーフィンでは有名な場所らしくて、トイレやシャワーの設備はありました。
DAY3:竜郷「島育ち産業館」へ
ということで、再び車に乗って竜郷の「島育ち産業館」へ。
途中58号線沿いの元井農園さんでポンキツのフレッシュジュースを飲んだり、
車から見れる観光スポットをいくつか案内してもらながら島育ち産業館へ到着。
e-bikeのレンタル手続きをしたり、装備品を借りたり、サドルの高さを合わせてもらったり、マップ貰ってルートの確認したりしていざ出発!!…って時にまさか雨、降ってませんんん???
え、さっき嘉徳から島育ち産業館にくるまでの間はめっちゃ晴れてきてたやんんん!!!ほらー!!!
窓口のおっちゃんには「道も滑るし止めといたら…?」って言われたけど、そんなすぐに諦められないのでしばらく様子見。(ポンキツとかしゃ餅もらった)(もぐもぐ)
Windyで雨雲の様子をみてると、この後晴れることもないけどそこまでドシャ振りにもならなそうだったので、小雨になったところで思い切って出発。一応、百均のだけどレインポンチョも持ってるし。
まずはビッグツーの中にある「とくとく亭」という定食屋さんで腹ごしらえ。先を急ぎたい気持ち満々だけど、もしずっと雨に降らられ続けたら体冷えちゃうのでお腹になんか入れとくの大事!
ちょうど方向的にドンピシャだったし、送ってもらう車の中で宿主さんから「結構おすすめ」って聞いてて興味があった「とくとく亭」。ビッグツー結構広いのでどこ!?ってしばらく出たり入ったりうろうろしたけど、店内に入って左手の壁沿いにありました。スーパーのフードコートみたいな感じで思いっきり地元の人向け。
なんか島っぽいものと思って豚軟骨の煮込み。結構なボリュームですが、美味しくてペロリ。
DAY3:二つの海が見える丘
食べ終わって外に出るとちょうど雨が止んでいたのでこの隙に…と急ぐのは「二つの海が見える丘」。
二つの海が見える丘は、ビッグツーからは58号線を空港方面に向かって1つ目の信号を右折して「戸口」方面に向かいます。
しばらく走って川を渡ったあとは左の道へ、さらに進んで道が二股に分かれたところでまた左へ(川を渡る方)と道が分かれているところは全部左の道を選んでいけばオッケー。(たぶん)
雨は降ったり止んだりで、レインポンチョを着たり脱いだりしながら(着っぱなしだと蒸れて暑い)トータルで40分ぐらいかかりました。
川を2回渡った後は基本的に山道で雨宿りできるところも休憩できるところもなんにもないです。
坂がキツいところは電動をフルパワーにしてもわたしの脚力では全然進めなかったので押して歩いたりしました。雨がずっと降りっぱなしじゃなくて良かったと思うし、これ夏だったら死んでたなって思います。
雨の風景だったとしてもそれはそれで神秘的でいいんじゃないかー、ってそういう気持ちで行ったんですが、なんと!てっぺん着いたところで晴れました…!わたし持ってる!!!
最初は曇ってて海もけぶってたんですが、写真を撮ってる間にどんどん晴れてきて、やっぱり陽がさすと海の色がぜんぜん違ってすごい綺麗だった。
着いた時にいた先客さんに「え…自転車!?」って軽く引かれた。
この後、ほんとは竜郷の上(北)の方の海沿いまで行きたかったのですが、
なんかまたちょっと空模様が怪しくなってきたので早めにe-bikeを返却して、本日の宿に向かうことにしました。
DAY3:ばしゃ山村リゾート
最終日の宿は、昨日までとうって変わってリゾートホテル!
前回、奄美に来たときにこのホテルにくっついてる「マリンヴィレッジ奄美」というショップでシュノーケルしてレストランでご飯食べて雰囲気いい感じだっとのと、夕飯付きプランにすれば晩ごはん難民にならなくて済むなあと思って。空港も近いし。
早めにチェックインしたはいいんですが、このあたりは車が無いとどこも行くとこなくて3時間ぐらい時間が余ってしまいました。ホテルにレンタサイクルおいてくれー。
夕方晴れたらワンチャン目の前の海で泳げるかも、と淡い期待を抱いていたのですが、曇っているのはまだしも結構風がでてきて肌寒くて諦めました。
Googleマップで歩いて行けるところに島たこやきのお店を見つけたんだけど運悪く店休日。
晩ごはんまで微妙な時間だしあんまりお腹にたまるものは食べたくなかったので、隣にあるきょら海工房さんでお茶をすることにしました。
シーフードピザとかめっちゃ美味しそうなんだけどなー、さすがに夕飯前にそれはまずいなー、ってことでスイーツプレートにしました。さとうきびジュースと。
正直ね、焼き菓子はめちゃめちゃ美味しかったです。お土産としても売られてるけどこれは喜ばれると思う。なのですっごく期待して口にしたケーキは逆にめっちゃフツーでした。まず、ケーキにシロップかかってる時点で解釈違いだった。あ、さとうきびジュースはさっぱりしててこれまた美味しいです。
きょらうみ工房さんとホテルはビーチを歩いて行けるので浜辺を散歩しながら帰る。貝殻拾ってきた。
大浴場があるので早めにお風呂に入って、レストラン「Amaネシア」で晩ご飯。
前回、奄美に来たときは飛び込みで晩ご飯だけここで食べたんだけど(ヤギカレー)、この日は団体客があったせいか宿泊客以外はお断りになってました。
夕飯のプランは鍋コースか和食コースのどちっかだったので和食コースに。
いろんなものを少しずつ食べれて量も多すぎず少なすぎずで良かったです。男性だったらちょっと物足りないかも。
こちらのレストラン、だいたいにおいて良かったのですがひとつだけ残念だったのが、小学校低学年ぐらいの男の子がずっと走り回ってたのを親もスタッフも誰も注意しないかったこと。
鍋とか、テーブルうえでぐつぐつ煮立ってるものもあるし普通に危ないと思うんだけど。現にわたしのテーブルの鍋があるところに近づいてきたから本人には注意したけど、まあ全然聞かないッスね。
食事中ずっとだったので、スタッフが気付いてないとかあり得ないんだけど、島の中の知り合いとかで注意しづらいいとかあんのかな。
ご飯を食べた後、ちょっと隣の島人マートを覗いてみたりしたけど、お腹いっぱいで特に何かを買う気にもならず。あとは部屋でだらだらネットして、わりと早めに寝たと思う。(寝落ち)
DAY4:ホテルの前の海「用安海岸」で日の出を見る
旅先、特に海の近くに行くとなぜか夜明けを見に行かずにはおれないわたし。
普段は早起きなんて大大大の苦手なんですが。
ということでこの日もホテルの目の前の用安海岸へ。
AM6:19。わたし的に今回で一番エモい写真かも。東の空はようよう明るくなりつつも西の空にはまだ月がしっかり残ってる。
その頃の東の空。
この後、東の空→西の空ってぐるーっと一周動画を撮ろうとしたら、月が雲に隠れてしまったので貴重な一瞬でした。
この後、しばらくしてわらわらと人が増えてきたんだけど、悪いね、一番美しい瞬間はわたしが独り占めさせていただいたよ!って思ってました。
このあと朝食食べていると、ちょいと晴れてきたのでこの機をのがしてなるものかと急いで食べ終えて(なので写真が無い)ダメ押しにひと泳ぎ。
水着に水中眼鏡だけで泳ぎににそこまで自信ないしまわりに人もいないのでほんとに浅瀬で浮かんでたぐらいですがやっぱり海はいいな!
かなり白濁りしてたのが残念ですが、魚はいっぱいいました。相変わらずUMAの写真しか取れませんが。
DAY4:ホテルの送迎で奄美空港へ
この後はシャワって着替えて早めに空港へ。ホテルの車で送迎してもらえたので助かりました。
空港でレンタサイクルを借りてうろうろしようかとも思ったのですが、気が変わって空港内でお土産みたり、ジェラート食べたりして過ごしました。
島人マ-トさんでも売ってるカップのアイスをふわふわのジェラートで食べれます。