ベネチアのヴァポレットの乗り方は超カンタンでした

超カンタン、とか書いてますけどわたしも実際に現地にいくまではめっっっちゃ心配でした。実際は日本で電車に乗れる人だったら絶対大丈夫。

こちらはヴァポレットの時刻表と路線図のリンクですが、

ヴァポレットの時刻表と路線図
ACTV社
ヴァポレットの時刻表・路線図(一番下)

路線図はどっちかというと旅行の計画段階で必要。現地ではあんまり見ないけど持っておくと安心。
時刻表はブラーノ島とか30分に1本しかない路線を使う予定がある場合はその分だけあったほうが良い。

って感じで、現地では基本的にはGoogleマップしかみてません。

意外と時間通りに船きます。

ヴァポレット乗り場

乗り場のデザインはこんな感じで統一されてます。

黄色のところに書かれている「San Zaccaria」というのが駅名で、その左右に「E」「F」って書かれているのは、向かって左が「E」乗り場、右が「F」乗り場ってこと。

そう、大きな駅だと乗り場(ホーム)が複数にわかれてます。

こういう乗り場が分かれている停留所にはたぶん電光掲示板があります。

ということで「E」の横に「←ABCD」って書かれてるのは、「A~D乗り場はあっちの方にあるよ!」ってことになんですが、乗り場どうし25メートルぐらい離れてたりするので気を付けて!

ヴァポレットの切符の買い方

わたしは空港で通し券を買いましたが、ヴァポレットの乗り場にもチケット窓口、券売機があります。窓口は結構並んでることが多いです。なので通し券を落っことして買い直した時は券売機で買いました。英語表記になるし、タッチパネル式だったのでそんなに迷わないと思います。

切符は乗り場の入り口に「ピッ」とする機械があるので乗る前に「ピッ」としてください。

ヴァポレットに乗船する

一つの乗り場に路線が違う船が発着することもあるし、路線が一つしかない乗り場でも右回りと左回り(上りと下り?)両方が同じ乗り場で発着するので乗り間違いに注意。
とはいえ向こうも観光客が多いのは分かっているので、船が着くと、

「サンマルコ!サンマルコ!」
「プラッツアローマ!ステイション!」

とか大きな声で行先を言ってくれます。

ただし、

「サンマルコ!サンマルコ!ノーステイション!」(サンマルコ広場行きだよ、駅にはいかないよ)

とか親切にいってくれるんだけど、「ノー」を聞き漏らすと「ど、どっち!?!?!」ってなります。

ヴァポレットから降りる

停留所のアナウンスがあったかどうか覚えてないのですが、とりあえず乗り場を船側から見ると、

こんな風に駅名が見えるので苦労しないと思います。

「S.Marco」の文字の前に鉄の杭がありますが、船をホームに寄せて、ここにもやいを投げて固定してからゲートが開くので、慌てなくても駅名を確認してからで十分間に合います。

ヴァポレットにトイレはある?

基本的に無いと思うのですが、ブラーノ島からの帰り、前に座っていたご婦人がつと席を立ってどこに行くのかなー、って見てたらデッキの橋にあった物置みたいなところの扉を開けて入っていったのであれ?トイレついてるの??ってなりました。

なんか離島行の船にはついているっぽいです。

冬は寒さ対策をしっかりしよう

日中、晴れてると歩いていると汗ばむくらいでも日が落ちると水の近くはやっぱり冷えます。
ヴァポレットも船内にはいれば暖房は効いているのでいいのですが、むしろ乗り場で船を待っているあいだが冷えます。

あとヴァポレット、船内の左右は大きな窓になってますが結構汚れてます。景色を楽しみたかったらデッキが一番。夜はしっかり着込んで乗ってください。

冬のイタリア旅行の目次はこちらから

年末年始、冬のイタリア一人旅のまとめ(ベネチア・フィレンツェ&ピサ・ローマ)