2024年末は台北経由でフランス一人旅-公衆トイレ編

フランスでは外出中にトイレに行きたくなったらカフェでトイレを借りるのが王道、とは重々承知してたのですが、カフェに入ると何か飲むことになるわけで、っそれってせっかくトイレに行ってもまたすぐトイレに行きたくなるマッチポンプじゃないですか~。

あとフランスのカフェで一番安いのはコーヒー(エスプレッソ)なんですが、わたしコーヒー苦手なんですよ。下手したら頭痛くなっちゃう。かといって紅茶とかにするとコーヒーの1.5倍~の値段しちゃう。しかもたいていティーバッグにお湯を注いだものが出てくるだけらしい。この円安のご時世に飲みたくもないものに500円も600円も一日何回も払ってられない。

ということで今回のフランス旅行で一番の心配事は出先でのトイレでした。

実際どうだったのかをメモしておこうと思います。

レンヌのトイレ事情

レンヌのメジャーな観光スポットはレンヌ駅から徒歩で回れる範囲に収まっています。

レンヌ駅

2Fの端っこに有料のトイレがあります。

観光案内所

無料のトイレとウォーターサーバーまであります。基本10~18時までですが、イベントスペースも兼ねてたり中庭もあったりめちゃくちゃ広いので休憩スポットとしても使える、レンヌ観光のベースにもってこいの場所。

泊まりならホテルも当然徒歩圏内のはずだし、日帰りでも上の二か所を押さえていれば基本レンヌでトイレに困ることはないと思う。

ディナンのトイレ事情

ディナンは小さな街なんですが無料の公衆トイレが点在してるの点は助かりました。Googleマップを「公衆トイレ」で検索するとでてきます。

ただし難易度、結構高め。合計4回、公衆トイレを利用しましたがなんか入るトイレ入るトイレ、鍵の方式が違うんですよ。。。

ちなみにレンヌと違って観光案内所には来訪者が使えるトイレは無いようです。カウンターのスタッフに訊くと近くの公衆トイレを案内されました。

多目的トイレタイプ

こちらが観光案内所で案内されたトイレ。案内所の斜め向かいにある駐車場の端っこにあります。

新幹線の多目的トイレなんかと同じようなタイプ。

・中に入ってから自分でボタンを押してロック→ランプが赤くなる
・出るときは解錠ボタンを押す

解錠ボタンの位置が分かりづらい。ランプが出っ張ってるからそこかな、と思って押しても手ごたえがない。えっ、どういうこと!?と一瞬焦ったのですが、ボタンはその下の平面でした。

多目的トイレタイプ2

歩いてるとトイレマークが見えたのでそろそろ行っとくか、と思って寄ったトイレ。

道から一歩、二歩、三歩ぐらい脇に入った空き地にトイレだけあって結構不安になる。

・入って扉を閉めると勝手にランプが赤くなって鍵がかかる。
・さて出ようとランプの部分がボタンになっていたので押してみる→ランプ赤いまま。
・ドアが開かない。
・朝のトイレみたいに押すところが別にあるかも、と思って周囲を探ってみるもそれらしいものがない。
・しかもトイレ内の照明が暗くて常夜灯ぐらいの明るさしかない。

まさか閉じ込められた!?とプチパニック。空港の動かないエレベータ&エスカレータを見た後なのでめっちゃ怖い。しかもこのトイレは道から一歩入ったところにあるので、ドアを叩いたところで気づいてもらえる確率は限りなくゼロ。しかも写真を見てわかるように人通りもそんなに多くない。ディナンの街、人が少なくて良き!とか思ってたけどこんなところで裏目に出るとは。

まてまて、リュックに水はあるしスマホもある、まだ慌てる時間じゃない、と自分に言い聞かせながらドアに書かれた注意書きを再度確認してみる。press button and push door…ハッ!?もしかしてボタンを押しながらドアを押すか!?やってみたら開きました!えーん、良かったあ。

ちなみに便器はお尻が冷たそうな金属製。どのみち中腰でしたが。

普通のトイレ

別の道端にあった公衆トイレはいわゆる普通の個室タイプでしたが、扉がめちゃくちゃ重かった。一瞬鍵がかかってるのかと思うレベル。

これは入ってないトイレですが、ディナンはほんとにあちこちトイレがありました。

パリのトイレ事情

サニゼット

パリの公衆トイレで有名なサニゼット。
確かに街中でちょいちょい見かけました。こちらはエッフェル塔の近くのサニゼット。たぶん、使えないのか並んでいるのかで女性が近くのトイレのマップをチェックしてます。

結局このサニゼットには入ってないのですが、多分ディナンで入った多目的トイレと同じような感じだと思います。

駅のトイレ

電車の駅にはトイレが無いのが普通です。複数の線が乗り入れている乗換駅にはたまーに「トイレ」の文字があります。

こちらはマドレーヌ駅のトイレ。潔く一つしかありません!

緑のボタンを押すとドアが開いたりしまったりして、多分連動して鍵も閉まったり開いたりしてるんだと思うんですが、確証がなくて便器に座っている間めちゃめちゃ不安。ドアまで遠いから万一鍵がかかってなくて誰かが明けた時かなりマズイ状況じゃん?

この上の赤ランプもどういう意味の赤ランプかわかんないしさあ。

百貨店

私が寄ったのはギャラリーラファイエットグルメ館6Fのトイレだけですが日本の百貨店と同じぐらいキレイで個室の数も多かったです。ここは無料でした。

ただし1/1は休み、12/31も夕方早めにクローズします。

オペラガルニエ

オペラ座の見学では普通にオペラ座のトイレが使えます。

アラブ世界研究所

屋上にでる手前のところにあります。ゴージャス。無料ですが建物に入るのにセキュリティチェックが必要だし、周りに駅もないのであんまり気軽に立ち寄れる場所でもないです。

不思議のメダイユ教会

基本的に教会にはトイレが無いですがここは男女別に個室がずらっとありました。写真の赤い扉の手前が男性用、奥が女性用です。

カフェのトイレ

フランス滞在中、カフェとカジュアルなレストランに1回ずつ行きました。カフェでトイレの場所とか分かるかな、スタッフに訊かないといけないかな、と思ってましたが、だいたい皆さんトイレに行くので周りを眺めていればトイレの場所がわかりました。

トイレの汚さ

思ったよりまともで、トイレットペーパーもありました。
もっと汚物が巻き散らかされるのを想像してたのですが、わたしが入った中ではそういうものはありませんでした。

昭和の時代の和式トイレの方が汚かったな、という感じ。


ただ、基本的に自動洗浄だからか便器が濡れていることが多くて、一応拭きますがやっぱり尻を着ける気にはなれなかったです(中腰)。

台北経由のフランス旅行の動画はこちら