いつもながら休みが過ぎるのは早いわね。
パリ滞在2.5日は主要な観光スポットはざっくり回れたけど忙しなかったな。なんとなくぼーっと過ごすという無為な時間が皆無だった気がする。
*もくじ*
DAY7-1:チェックアウト
起きたら抜き足差し足、とりあえず荷物を全部廊下に放り出してそれから共有ラウンジへ。ラウンジでベランダから回収したバターをスーツケースに詰めて最終のパッキング。ラウンジにもバルコニーがあったのでとりあえず冷蔵庫代わりにスーツケースごと外に出しておく。それから日本から持って行ってたカロリーメイト的なサムシングとお茶で朝ごはん。
6時前にチェックアウト。
そしたら宿の前で絶賛朝市?の準備中で、、、くっそー、これから飛行機という時に。もう1日ぐらいあったら宿の近くのローカルなところをうろうろしたりできたのにな。

DAY7-2:ロワシーバス乗り場
メトロでオペラ座前のロワシーバス停留所へ。昨日、オペラ座に見学に行くときに乗り換え駅をぼーっと乗り過ごして大幅に時間ロスしたから今日は慎重に。
スリにあうこともなくパリのメトロの乗り納め。

この駅は駅名が波打ってますね。こういう遊び心があるのはパリの好きなところだな。

ところでこれまでパリ市内に出るときは6号線のDugommierっていう駅を使っていたのですが、実は8号線のDaumesnilという駅から乗ればOpéra駅まで乗り換えなしで行けることにこの段階で気づきました。だ、だってドゥゴミエールの方がパリ市内に近いしさあ。(方向音痴の思考回路)

6:30 ロワシーバス乗り場
11時の飛行機だから早すぎかなと思ったけど、空港までバスで90分ぐらいかかるし渋滞怖いし、それだったら早めについて空港でゆっくりしようという寸法。
ガイドブックには空港バスは15分に1本程度とかかかれてますが、先の便が行ったばっかりなのかなんなのか、たっぷり30分は待ったし乗ってから動き出すまでも長かった。
ロワシーバスの切符
前日の夜にメトロの駅の券売機であらかじめ切符を買っておこうと思ったら、紙の切符は買えなくて3€ぐらい別途払ってチャージ用のカードを作らなければならないことになってて、当日ロワシーバス乗り場にある券売機で再チャレンジ。…しようとしたら、タッチパネルの画面が反応しないんですよねー。仕方がないので、スマホに入れていたアプリMy Navigo Ticketsから購入しました。
このスマホアプリでのチケットの購入はパリ滞在中にできるようにはなったものの、普段「おサイフケータイ」を使わないこともあってイマイチちゃんと使えるか不安。出来たら紙の切符を買いたかったところですがしょうがない。
ちなみにクレジットカードのタッチ決済でも乗車可能なようです。

ロワシーバスの車内。連節バスなので広いです。人がいっぱいで乗れなかったらどうしよう、とかいう心配もそんなにしなくて大丈夫かも。そう、早朝ならね。


同じバスに乗った日本人の夫婦がいたのですが、バス代をクレカのタッチ決済しようとしてできなかったにもかかわらず(多分タッチ決済対応じゃないクレカだったっぽい)、そのまま「空港で払うから!」と強引に乗り込もうとしてドライバーさんと揉めてたのがまあまあ長かった。
タッチ決済失敗したときに、運転手さんが止めているのに奥さんの方が旦那さんに「空港で払うから!いいから乗って!!」と強引に乗り込んで座ってて、そのあとやっぱりドライバーさんに呼びだされても「現金持ってない、券売機も壊れてて使えない、時間がない、空港に着いたら払うから」の一点張り。
わたし手持ちのユーロが残ってたから立て替えるとかも出来たんだけど、奥さんの調子がかなりヒステリックというか自己中なので正直関わりたくないタイプだなあと思って。
どうしようかなと思っているうちに奥さんが運転手さんを「来て!使えないから!」と強引に券売機まで引っ張って行って、結局そこで切符は買えたみたいで最終的にはバスに乗ってたけど。(旦那さんはずっとバスの奥の方に座ったっきり)
確かにあの券売機は、わたしもタッチパネルが反応しなくて急遽ナビゴに切り替えたから「動いたんかお前」と驚いたけど、急いでるならなおさらせめて三つぐらい決済手段(せめてクレカは複数枚)用意しときなよ~、と思った。
というわけでバスが動き出したのがだいたい7時前ぐらいでした。
DAY7-3:シャルルドゴール空港到着
8:20シャルルドゴール空港
道中、道はガンガンに空いていましたがそれでも空港に着いたのが8:20ごろ。ホテル出るの早すぎたかなと思ったけどそんなこともなかった。

で良かったのは既にチェックインカウンターが開いてたこと!
だいたいさ、『国際線の場合は空港には出発の3時間前についているようにしましょう』とか言う割には、2時間前にならないとカウンターオープンしないとかなんでやねんっていつも思う。

しかもここは関空ではできなかったセルフチェックインもできた!荷物を預けにカウンターに行くと紙のボーディングパスもくれた!CDG空港、わりとやれてるな?

スマホは電源切れたらとか不安だからやっぱり紙があると安心。サンリオ仕様でした。

ちなみにチェックインカウンターのおねえさんは良い人で、預け荷物の内スーツケースじゃないバッグ(ボストンとか普通のリュック)は別の置き場に自分で持って行かないといけないのですが、説明された場所が良くわからないでいると「オーケー!」っつってカウンターから出てきて、場所を指さしで教えてくれました。
このリヤカーの荷台みたいなところに自分で置きにいくスタイル。そりゃ「おっしゃることがよく…?」ってなるわ。防犯とかどうなってんだ。

その反対にセキュリティチェックのところにいた女スタッフは超最悪。
CDGのセキュリティチェックって他で見たことないタイプで、貴重品だけ流れるレーンが違うんです。
超ざっくり図解するとこんな感じ。貴重品だけ仕切りの向こうの専用レーンに流れる。スタッフに声をかけて受け取るスタイルなのでなるほど、盗難防止にはなるわな、と思うのですが、

とんだ初見殺しじゃないですか。
手前の普通の荷物のコンベアのところでずっと貴重品が出てくるのを待ってたのですが一向に出てこなくて、まさか誰かに持っていかれた??とだんだん不安になって来て、金属探知機のところにいた女スタッフに「荷物が出てこないんですが」と訊いたら「それは機械の仕事やからウチしらんがな」と言い捨てられました。
しばらくして自力でレーンがもう一つあることに気づいてホッとしたのですが、いや「それは機械の仕事」じゃねーだろ、手順の問題だろ。テメーは一生乗ろうとしたエレベータとエスカレータが故障中になればいい。(日本だとあり得ないけどフランスだったらあり得る呪い)
あとこのセキュリティチェックでモバイルバッテリーとか充電ケーブルとかまとめてポーチに入れてたんですけど、それを全部出してトレイの上に並べさせられました。ここまでする空港初めてなんですが、意味あるんかな。
しかもその対応をしたオバチャンスタッフはこっちが「フランス語わかりません(ジュ ヌ パルパ フランセ)」って言ってるのに『新しいトレイ出して』とか指示が全部フランス語。なんとなく雰囲気で乗り切ったけど、空港なんだからそこは英語でやってくれー。
行きもあったけど、どんなに空いてようが絶対に繋ぎ変えない整列ベルトとか、こういうところは全然好きになれない。

長いトンネルを抜けると、

外はむちゃくちゃいい天気でした。

最後の最後のもうどっこも行けないって段階になってこんな晴れ間を見せてくるとは。窓から青空を覗くしかないのがせつない。いっそ最後まで曇ってて欲しかった。
CDG空港には残念ながらPPで使えるラウンジはないんですが、ゲート前の待合所がまるで高級なカフェの様…横には高級ブランドが軒を連ねているし、なんだったらこの旅で一番パリを感じたかも。

椅子一つずつに充電ポートがついてるのやれてる…。なんかすぐ人でいっぱいになるんじゃないかと思ってたんですが、意外とゲートオープンまで席の余裕があったのが不思議。

帰りもキティジェット。

あ、制限区域内、トイレのところに給水機もありました。

DAY7-4:パリ→台北
搭乗してすぐに配られたスナック。


行きの機内食のおかゆが美味しかったので、帰りも特別食はオーダーせず普通の機内食。このフランス式の牛肉の煮込みも食べ応えあっておいしかった。

食べ終わったら早速で機内の照明が落されてお休みモード。まっ昼間だしこんな時間から寝れるかよ~、と思ったけど結構爆睡してた。いつが昼で夜か分からないけど夜中にCAさんが配っていた軽食。このリンゴが美味しかった。

朝食は待ってましたのおかゆ!豚肉のお粥だって~!これもまた美味しい。塩味が絶妙。

ところで機内食ってライスがあっても絶対にパンがついてくるのはなんでなんでしょう。いや食べるけど。
そういや大昔、大学の卒業旅行でスペインに行った時、スイスで乗り換えしたからスイス航空だったと思うけど、一通り配膳し終わった後に余ったパンをかごに山盛りに「欲しい人~」って配ってくれたのいい思い出。もちろん、食べ盛りの我ら皆ハイッって手を挙げました。
帰りの台北乗り換えが7:20に着いて8:30に出発というスケジュール。いうても1時間ぐらいあるし大丈夫やろと思ってたのですが、10分遅れで着陸した後20分ちょっと地上走行してゲートに着いたら8時になってました。
DAY7-5:台北→関空
パスポートチェックと保安検査は優先レーンを通してもらえましたが、よりによって関空行きのゲートが一番端っこ!
行きもコネクションフライトのお客様をまあまあ待ってたの知ってるので大丈夫だろうとは思いつつも、グランドスタッフさんが「大阪!?急いで」って煽ってくるので一応走ってみる。実はさっきゲートに着くぎりぎりまで寝こけてたのでまあまあ辛い。
そんなこんなで急いで乗り込んだものの、荷物の積込みにさらに時間がかかってたので余裕で歩いてこれた。
台北⇔関空間の機内食は微妙な気がする。

DAY7-6:帰国
戻ってきました関空。
せいぜい1週間の旅行だと、ホッとするよりいまから出発する人がうらやましいな~という心境。

さて家に着いたらさっそくバターを冷蔵庫&冷凍庫にぶち込みます。
まだ冷え冷えでよかった。すぐに使わない分は冷凍庫へ。ホステルで冷凍できなかったのは誤算だったけど、逆に冷凍→解凍→再冷凍にならなくて良かったかも。
座布団サイズの保冷剤(←昔通販でおせちを買った時に入ってた)も持って行ったけど、冷凍庫が無かったので重たいだけだった。

断熱材兼クッション材代わりのワークマンの上着にくるんで保冷バッグの中へ。


後は荷物のバラシ…気が遠くなるけど一気にやってしまう。

買いこんできた有名なボルディエのバター、実は初めて食べます。
確かにこっくりしてて美味しいけど、かといってバターのためだけにまたフランスに行きたくなるほどではなくて逆に一安心。無塩バターもバリ島で買ってきたクサンバの塩かけたら美味い。よかった。