2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY6:雨のパリ(オペラ・ガルニエ|パッサージュ巡り|バター購入など)

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY5:元日のパリ観光(ノートルダム寺院|モンマルトルの丘|凱旋門|エッフェル塔など)

明日は朝から空港に移動して帰国なので実質今日がフランス旅行最終日。なのに雨。朝から結構しっかりめに降ってる。

まあ本日はオペラ・ガルニエ、パリオペラ座の見学とお土産用のバター購入がミッションなので雨でも大して影響はないっちゃないんだけど。テンションは下がるよね。傘めんどいし。

とりあえず10:30のオペラ座の見学チケットを買っているのでそれに合わせて朝はゆっくりめ。その後はノープランで夕方ぐらいにギャラリーラファイエットかボンマルシェでバターを買えたらいいな、という感じ。

DAY5-1:オペラ座見学

オペラ座までメトロで移動。もうメトロも慣れたもんよ、とか思ってたけどぼーっとして乗り換え駅を通り過ぎる。どこでリカバリーしたらいいかが分からず、結局モンパルナス駅まで行って乗り換えることに。モンパルナスなら大概の路線が乗り入れてるので間違いないでしょ、と思ったんけどまあなかなかに駅中を歩かされました。モンパルナス駅を乗り換えに使うのはおすすめしません!

10:00 Palais Garnier(オペラ・ガルニエ)

雨です。

オペラ座に着くと入口付近は人人人。

本来あるこの「チケットのある人はこちら、ない人はあちら」の看板も埋もれてまったく見えない状態。

でも絶対これ全部チケットを持っている人のはずがない、どこかで列が分かれているはず、とごみを掻き分けて奥に進むと、案の定「チケットある人はこの列に並んで」と言ってるスタッフさんを発見。勝利!

ちなみに上の看板の写真は見学を終えて出てきた14時ごろ撮ったものなので、昼からの方が空いてるのかも。

チケットありの列はするする進んでセキュリティチェックのところまで10分ぐらい。大荷物をセキュリティのおっちゃんに嫌な顔をされつつ(カメラあるのでしょうがないんじゃ~!)パスして、チケットの確認はその後。

このステキな広間はセキュリティチェックとチケットゲートの間にあります。

床のモザイクがカッコイイ。

天井の細工がすごい。

周りはぐるっと鏡。貴婦人たちが身だしなみを整えるんでしょうかね。

大人気の大階段。

ここはずっと混雑してました。

この大階段と鏡の間?は常時大混雑ですが、

それ以外の場所は人が少ない場所もあったので途中休憩しながらわりとゆっくり回れました。

客席フロア、

ボックス席

図書室

個人的にはこの外が眺められる場所が好きです。解放感があって。

これは謎解きゲームをしている人たち。

見学でも劇場のトイレは使えました。これはクロークの横にあるトイレ。

最後にミュージアムショップを冷やかして出てきたのが14時過ぎ。

DAY5-2:ギャラリーラファイエット本館

13:00 Galeries Lafayette Haussmann(ギャラリーラファイエット本館)

オペラ座を出た足でギャラリーラファイエットの本館へ。

全く買い物をする気はなくて有名なドーム型の天井を見たかっただけ。

いま思えば上まで上がってみればよかったんだけど、なんせ人が多かったのでそそくさと退散。

DAY5-3:パッサージュ巡り

相変わらず雨が降っているので、こんな時のためにと調べてきたパッサージュ(アーケードのある商店街)をいくつかめぐってみることにしました。

13:20 Passage Jouffroy(パサージュ・ジュフロワ)

まずはこちらのパッサージュ。

ここは突き当りがクラシカルなホテルになっています。Hôtel Chopin、こんなホテルに泊まってみたい気はする。

1泊2万~なのでパリの物価を考えるとそんなに高いわけじゃないけど、ホテルは寝に帰るだけ派にはやっぱりもったいないな。

床の模様が素敵。なんだか不思議の国のアリスとかファンタジーの世界に迷い込んだみたい。

13:20 Passage des Panoramas(パッサージュ デ パノラマ)

こちらは道を挟んで向かいにあるパッサージュ。パリの商店街は日本の一駅も二駅も続く商店街とちがって一つのパッサージュは100メートルぐらいしかありません。

14:00 Porte Saint-Denis(凱旋門)

パリには4つの凱旋門があるそうなんですが、これはその一つ。偶然行き当たりました。歩いてると突然でてきたので「おお~!」という感じ。

エトワール凱旋門に比べたら何分の一って大きさですが街中に急に出てくるとインパクトあります。

この近くに有名なブイヨン(伝統的な庶民的レストラン)があったのでもし空いてたら…と思って行ってみたりもしたけどそんなわけもなかった。昼もだいぶ過ぎてるというのに大行列やんけ。Bouillon Julien

14:10 Passage Brady(パッサージュ・ブラディー)

こちらはインド料理屋が軒を並べるパッサージュ。フランスで食べるインド料理にもちょっと心を惹かれましたがゆっくりご飯食べてる時間がなあ、という気持ちもあってスルー。

14:35 Passage du Grand Cerf(パッサージュ ド グラン サーフ)

ガラスの天井が、きっと晴れてたら美しかったんだろうな、っていうパッサージュ。

手芸やクラフトのお店が多いようなのですが、残念ながらほとんど閉まっていました。

このアイアンの装飾いいな!

14:50 Église Saint-Leu-Saint-Gilles

割と近代的というか賑やかな通りに突然現れるクラシカルな教会。

一応入ってみましたが、なんとなく波長が合わずすぐに出ました。

15:00 Église Saint-Eustache(サントゥスタッシュ教会)

しばらく歩くとまた大きな教会が。こちらはかなり好みでした。(写真の枚数が物語る)

教会の傍にはおおきなショッピングモールがあったり若者向けの街の雰囲気。

15:30 Le Centre Pompidou(ポンピドゥーセンター)

私は基本的に写真が撮れたらそれでいいん派なんだけど、雑貨屋さんとか見てもまずお値段が気になって入れず。途中どこかで食事をしようかなと思って店先のメニューを眺めたりもしたけど結局踏み込めず。

パッサージュにも飽きてきたのでポンピドゥーセンターに行ってついでにトイレも借りようと思ったのですが、めっちゃ並んでるしなによりセキュリティチェックがある~。これはめんどくさい、ということでそろそろいい時間なのでギャラリーラファイエットへ戻ることに。

そういやポンピドゥーセンターの最寄りのメッス駅は美しい駅として有名で、事前にメモもしてたのにすっかり忘れてました。くすん。

16:50 Galerie Vivienne(ギャルリー・ヴィヴィエンヌ)

ギャラリーラファイエットまで戻る道すがらに見かけたパッサージュ。パッサージュ飽きたと言いつつ、この美しい装飾に入らずにはいられなかった。

ちなみに見て回ったパッサージュはどこもトイレは無かったです。

DAY5-4:バターを求めて三千里

17:20 Galeries Lafayette Le Gourmet(ギャラリーラファイエットグルメ館)

まずトイレを求めて6Fへ。

ここは日本の百貨店のトイレみたいな感じでした。きれい。

その後、地階の食品フロアへ向かったのですが…広すぎてどこになにがあるか分からん。

バターコーナーもぐるぐる回ってやっと辿り着いたと思ったらお目当てのボルディエの有塩バターはごっそり品切れ。エシレも。ショック。昼間来た時に買っておけば良かったのかも。どうせずっと寒い中歩き回ってたわけだし。重たいけど。重たいけど。

(どうでもいいけど、このオバチャンが棚をひとつひとつ時間かけて写メっててめっちゃ邪魔だった~。後ろにひといてんのわかってるやろ)

しょうがないのでボルデェエとエシレの無塩バターをいくつか購入。あと、インスタントスープの素とか欲しかったんですが、なんどぐるぐるしてもチョコとかクッキーとか紅茶とかばっかりで塩辛い系に行き当たれず。諦めてバターだけでお会計。

ちなみにお値段は、ボルデェエバター(無塩)250gが8.5€(約1400円)、エシレバター(無塩)250gが5.9€(約950円)。こないだ成城石井で見かけたエシレは1600円ぐらいしてたから、円安でも日本で買うことを思うとかなり安いね。

ちなみにバターを百貨店で買いたかったのは真空パックしてもらえるから。角2封筒ぐらいの大きさの袋に入るだけいれて1€。(もちろん小分けも可)

レジでなんて言ったらいいんだろう、って一応英語の「Vacuum pack(バキュームパック)」という言葉を覚えて行ったのですが、こちらから申し出るまでもなく、レジのお姉さんから「Vacuum pack?」と言われました

ほんとはお土産買ったら後はお惣菜買うかイートインコーナーで食べるかしようと思ってたんだけど、有塩バターが諦めきれずついでにボンマルシェに行ってみることに。ついでと言っても徒歩30分かかるけど。ということでイートインは諦めた。

16:20 Le Bon Marché Rive Gauche(ボン・マルシェ百貨店)

ギャラリーラファイエットはグーグルマップ上でも本館、グルメ館と別れてるけど、ボン・マルシェはボン・マルシェとしか出てこないのでそのまま入ったのですが…大変な場違いをひしひしと感じる。

だいたい入口に黒服をきたドアマンがいて「ボンソワ、マダム」とか挨拶されるし、見渡す限りハイブランドの店ばっかりだし、エスカレータの案内板みても「食料品」っぽい文字がない。

ギャラリーラファイエットみたく食品館が分かれてるパターンか、と思ってもGoogleマップには出てこない、しょうがないので黒服に訊きました。

無駄足を覚悟してたのですが、なんと、ボンマルシェにはあらゆる種類のバターが豊富に残ってました。さすがにボルデェエバター(有塩)は減ってたけど。

最初からこっちに来ればよかった~!!ということで有塩バターを追加でいくつか購入。

でもね、やっぱりここでもスープの素とかのしょっぱい系が見つけられない。なぜなんだ。わたしが方向音痴だからか。くまなくフロアを回っているつもりで行けてないエリアがあるのか。その辺を歩いてる店員さんとかもいないので訊くに訊けず断念。

ちなみにこちらはボルデェエの有塩が7.9€でした。うっ、最初からこちらに来ていれば…!

19:30 MONOPRIX @Daumesnil

最後の頼みの綱は宿の近くのモノプリ…!ということで、今日こそゆっくり見て回るために急ぎ足で戻る。

モノプリは今まで時間切ればっかで碌に売り場を見て回れてなかったんだけど、蓋を開けてみれば日本の一般的なスーパーと同じような陳列方式だったのでわかりやすい。ただバリエーションは少なくて、youtubeでおすすめされていたようなアスパラガスのスープみたいな小洒落たものは置いてなかったです。けどまあ、きっと一番ポピュラーで「間違いない」商品が厳選されてる…はず!

お土産のほかに今日の晩ごはん用に怪しいカップ麺を購入。YAKITORI、やきとりとは…?

あとモノプリで有名なエコバッグも欲しいなと思ってたのですが、ごつい帆布?のやつは見つけたのですがナイロンの折りたためるやつが見当たらなくて諦めてたら、なんと有人レジを通した後のサッカー代の隅に、こたつにミカン置く時みたいなカゴに入れて置かれてました。

これは…レジの最中に「あら、袋がないわ」と思った時に買えるようにっていう心遣い?わたしはめっちゃお金払った後に気づいたので、もう一回レジに並びました。

あと、このレジに並んでるときに床になんか落ちてるなー、クレカっぽいけどまさかね。と思って近づいてみたらほんとにクレジットカードでした。しかも日本人の。楽天ANAカード。

どうするべきが正解か分からなかったのでとりあえずモノプリの警備スタッフさんに預けてきましたが、後で調べたらカード会社に連絡したら薄謝がもらえたりするそうです。とはいっても国内ならともかく、海外からカード会社に連絡するのなかなかハードルが高い。

DAY5-5:帰宿

晩ご飯のカップ麺は普通だったけどどこが「やきとり」かは不明のまま。スープもどっちかっていうとコンソメよりなんだよな。

モノプリの謎

ところでいまこれを打ちながらレシートみて気づいたんですが、このカップ麺3.39ユーロ!?えっ、棚に並んでる一番安いやつで確か1ユーロかそこらのやつを選んだはずだというのに狐につままれた気分。
これ以外にも、棚には「2個目半額」って書かれてたのにレジを通してみたら普通の値段取られたりとかもあったしモノプリなかなか手ごわいです。

明日は早朝から空港に向かうのでパッキング。ドミだと夜中ごそごそできないので早めに完了させなければ!

ところでバターですが、共同キッチンに冷蔵庫があるのは予約時に確認してて、で当然冷凍庫もついてるだろうと思って、凍らせて持って帰れるわ~と思っていたのですが、これがなんと冷凍庫がついてないタイプの冷蔵庫でした。そんなことある?あとハムとヨーグルトが消えた事もあったので心配だし、、、ということで、朝までベランダに出しておくことにしました。冬で良かった&ベランダがある部屋で良かった。

スーツケースにバターを入れる隙間をあけるべく嵩張るハコものは中身を出してジップロックに詰める。行きはスーツケース1個だけ預け荷物にしてましたが、帰りは念のためスーツケースとリュックの二つに分けて預けます。一つにしても制限重量は超えないと思うけど念のため。

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY7:ロワシーバスでシャルルドゴール空港へ移動→帰国

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