本日は朝からレンヌからバスで1時間半かけてディナンという街へ遠足に行きます。
*もくじ*
- 1 DAY3-1:ホテルのビュッフェで朝ごはん
- 2 DAY3-2:レンヌ駅のバスターミナルで切符を購入
- 3 DAY3-3:ディナンに到着
- 3.0.1 10:30 Place /Duclos(デュクロス広場)
- 3.0.2 10:40 観光案内所
- 3.0.3 10:50 Château de Dinan(ディナン城)
- 3.0.4 11:10 Tour de l’Horloge(時計塔)
- 3.0.5 11:20 Pl. des Merciers(メルシエ広場)
- 3.0.6 11:30 Basilique Saint-Sauveur(サンソヴール教会)
- 3.0.7 11:45 Jardin Anglais(イギリス庭園)
- 3.0.8 12:00 Chemin de Ronde
- 3.0.9 12:50 Rue du Petit Fort(プティ・フォール通り)
- 3.0.10 13:00 Le Vieux Pont
- 3.0.11 13:30 Harmonika でランチ
- 3.0.12 15:40 Les Halles
- 4 DAY3-4:ディナン駅前からレンヌ行きのバスに乗る
- 5 DAY3-5:レンヌの夜の散歩
- 6 DAY3-6:帰宿
- 7 台北経由のフランス旅行の動画はこちら
DAY3-1:ホテルのビュッフェで朝ごはん
6:20 朝食
本日の朝ごはんはホテルのビュッフェ。


もともとホテルで朝ごはん食べるつもりなくて、その為に昨日のカルフールではリンゴやらクッキーやら数日に分けて食べれるものを買ってたのですが、そういやQRコードからホテルの案内が見れるって言ってたな、と思って見てみたら、朝食の説明に “…. in a room 3euro” って書かれてたんですよ。
ルームサービス料の事?とちらっと頭をよぎったけど、他に書かれてる金額もなかったので「きっとパンとバターと飲み物の簡単な朝食なんだわ」とかってに解釈。3ユーロなら妥当かな?と思って行ってみたら意外としっかりしてた。

と、いうところでお気づきの通り3ユーロじゃなかったです。お値段なんと12ユーロ!約2000円。3ユーロにしては豪華すぎるとは思ったけど、地方都市ならワンチャンあるかなと思って。部屋代も1万円円近く払ってるわけですし。3ユーロじゃなかったとしても12ユーロはちょっと取りすぎじゃない??せいぜい日本円で千円程度だろうとタカをくくっていたわたしがバカでした。(2日とも食べてた)
まあ、朝6時からやってるのとオレンジの生絞り機とかあって自分で生絞りジュースつくれたりしたのは良かったんだけども。

ただ3ユーロ(企業努力)と思ってめちゃくちゃ遠慮して食べたので、もっとガツガツいっとけば良かったな。冷蔵庫のハムも平らげとけばよかったし生絞りジュースもお代わりしとけば良かった。

DAY3-2:レンヌ駅のバスターミナルで切符を購入
8:40 Gare routière
ほんとは前日にバスのチケットを買っておきたくて駅の窓口に行ったんだけど、当日じゃないと買えないとのこと。窓口のオープンがAM7時なので7時発の始発には乗れないことが決定。仕方がないのでその次のバス、9時のバスに乗ることにしました。

7時のバスだったらホテルで朝ごはん食べてなかったんですけどね。まあ、9時でもまだ暗いので7時にしなくて良かったか…な…?(負け惜しみ)
ちなみに往復チケットも買えませんでした。往復チケットを買ったという旅レポを見た気がするんですがコロナを挟んでいろいろシステムも変わったのかもしれません。
駅の1Fにあるバス窓口のすぐ横にある出口を出たら目の前がバスターミナル。一番手前がモンサンミッシェル行きでそちらはすごい行列だった。


まあレンヌに来たらモンサンミッシェルに行くのが王道、というか多くの人にとってはそもそもレンヌ自体がモンサンミッシェルに行くための中継地でしかないわけですが、人が多いところが嫌だったのであえて外しました。
ディナン行きのバスはそこまでではないけど、1~2時間に1本しかないのでそこそこ満席。

最初はTER(電車)のルートを調べてたんですが、直通がなくて途中で乗り換えが必要。日本だったら迷わず電車>>>>>バスなんですが、電車の本数も少ないし時間通り電車が来るのかかなり怪しいし、予定してた電車に乗れなかった時にどうすればいいかがよくわからなかったのでバス苦手だけどバスにしました。
9:00 バス乗車
窓口で買ったチケットは運転手さんに渡すと破って返されます。

ただ乗ってくる人をみてたらほとんどみんなスマホの電チケ。わたしも調べてた時にアプリ購入できるっていうので試してみたんだけど、どうやっても購入ページが出てこなくて諦めたんですよねえ。

でも明らかに中国人の観光客も電チケで乗ってくるんです。まじで?と思ってバスの中で再度試してみたら帰りの分、アッサリ買えてしまいました。なんだったんだ。まあいいけど。いや、それだったら7時のバス乗れたやん。昨日の晩、もう一回試しておくべきだった。
ディナン行きバスの電子チケットの使い方
電子チケットは使う前にバリデート(有効化)しないといけないんですが、有効化してから2時間という制限があるみたいなのでお気をつけください。過ぎたらどうなるのかは不明。たぶん容赦なく使用済みになりそう。
あとこの時、二人ほど現金で払おうとしてたんですが、運転手さんに容赦なく窓口(50m以上離れてる)に行くように言われてるぽかったです(フランス語だったので詳細不明)。それを見て、もしかして現金払い自体がNGになったのかと思ったのですが、帰りのバスでは現金で払っている人もいたので、単に大きい額のお札で払おうとしてたのかもしれません。
まあ、できるだけアプリか窓口で切符を購入するかどっちかが安全かなと思いました。
レンヌの街を出て、

途中の停留所のある街。いい雰囲気だけどぱっと見た感じ、カフェとかも見当たらない。途中下車して観光は難しそう。


このバスは目的地ディナンが終点でなくその先のディナルドというところまで行くので、間違えないように降りないといけません。いけないのですが…周りを見渡しても「降車ボタン」に相当するものがないんですよ…。
ディナンまでの間に数人降りた人もいるのですが、どうやって運転手にお知らせしているのか謎のままディナンに到着。ディナンは降りる人も乗る人も沢山いたので流れるままに降りて無問題だった、結局帰りのバスもレンヌが終点だったのでシステムが分からないまま。
乗車時にチケットを見せた段階で運転手さんが把握している可能性が微レ存?
ところでブルターニュ地方の街と街を結ぶ路線バスは車体の下に大きな荷物を入れる場所があります。大きい荷物を車内を持ち込もうとただした人が運転手さんに荷物をトランクに入れるように言われてるようでした。ただし開け閉めは自分でする必要があります。取り違えとか盗難とか、トランク開ける前にバスが発車したりしないかとか実際使うとなるといろいろ心配になるけど。

DAY3-3:ディナンに到着
バスはディナンに入ると、ディナン城や観光案内所を通り過ぎて街の中心へ。



10:30 Place /Duclos(デュクロス広場)
ディナンには停留所が2つ。
レンヌから近い順にデュクロス広場→ディナン駅前の順。旧市街に近いデュクロス広場で下車。
もっと鄙びたところを予想してたら完全に裏切られた。すぅうううっごい力の入ったクリスマスデコレーションがお出迎え。


街並みのどこを見てもスキがない。


10:40 観光案内所
さてまずはさっき通り過ぎてきた道を少し戻って観光案内所に向かいます。マップをもらってトイレがあれば借りたいと思ったのですが…ぱっと見、自由に使えるトイレはなさそう。

カウンターのマダムに「この辺にトイレはありますか?」と訊いたら近くの公衆トイレを教えてくれました。
ということでフランスの公衆トイレデビューです。
場所は観光案内所から道を斜めに渡って駐車場に立ってる銅像の横。あった!

中に入ってボタンを押すとランプが緑→赤に変わって鍵がかかる。出るときはもう一度ボタンを押すっていう、日本でも多目的トイレとか新幹線のトイレにあるタイプ。だけど、空港でエスカレーターとエレベータが5分の4の割合で壊れている国、おフランス。だ、大丈夫?入ったら最後、出れなくなったりしない??

ただ、覚悟してたほど汚くはなかったです。汚物が飛び散ってるとかそんなこともなく。
まあ便座は濡れてたので拭いて、中腰で用は足しましたけども。
10:50 Château de Dinan(ディナン城)
すっきりしたら観光案内所の横にあるディナン城へ。残念ながら月曜はお休み。とりあえず外観だけながめて旧市街の中心にある時計塔へ向かいます。

ディナンにはもちろん観光客もいるんですが、メインストリートを外せば人が途切れる瞬間が結構あって、そのバランスがとてもよかったです。
旧市街地の中心に向かって歩きます。目指すは時計塔。

11:10 Tour de l’Horloge(時計塔)
以前は中に入って時計の裏側とか見れたみたいなのですが入れず。この日が休業日だったというよりいつみてもGoogleマップが「臨時休業」になっているので今はもう入れなくなってしまったのかも。残念。

11:20 Pl. des Merciers(メルシエ広場)
ここが多分、旧市街イチのメインストリート?

バスを降りたデュクロス広場も層だったけど、ディナンのクリスマスデコレーション、レベル高すぎない??子供向けじゃないシックな可愛らしさ、っていうの?こういうところはさすがおフランスって感心する。



11:30 Basilique Saint-Sauveur(サンソヴール教会)


この教会はあとでもう一回来てしまったぐらいなんだか居心地がよかった。今回フランスで行った教会の中で一番好きかも。BGMに聖歌がかかっててボリューム控えめだったけど教会って音響いいんだなあ、ってしみじみ思いました。








11:45 Jardin Anglais(イギリス庭園)
サンソヴール教会の裏手にある公園。

どの辺がイギリスなのかサッパリだけど、ここからランス川を見下ろせます。
っていうか今いる場所がこんな高台だったことにびっくり。


12:00 Chemin de Ronde
街を囲む城壁の上を歩ける場所があるというので楽しみにしてたのですが、いつぞやの落石から通行止めになってました。残念。

通行止めになっている城壁を横から覗いた図。足場が組まれてます。

これは反対側の入口。ガッチリ閉まってる~。

しょうがないのでランス川に向かうことにします。大丈夫?人ん家の庭に突入したりしない??と思いながら下っていくと、

なんかいい感じの路地に行き当たりました。

12:50 Rue du Petit Fort(プティ・フォール通り)

アップダウンがある上に石畳なので結構大変ですが、時間さえあればいつまでも歩いてたいような街並み。


おや、猫発見。

これは…普通の家だとおもうんですが、なんか「見られる」ことを知っている感じがあざとい。けど嫌いじゃない。




13:00 Le Vieux Pont
ランス川まで下ってきました。夏だったら水辺はもっとにぎわっていたと思うのですが、今はカフェやレストランがあるだけ、という感じだったので早々にUターン。


フランス、ジョギングしている人に良く出会ったけどこの足場の悪い所をよく、、、と感心してしまう。

昼食はまた昨日みたいにどっかでクロワッサン買って歩きながら齧ろうかなと思いつつも、グーグルマップで「お手頃」な飲食店をいくつかピックアッしてみる。
一番良さそうなお店はさっきの通行止めになっている城壁を通り抜けられたらすぐだけど、迂回するとラストオーダーに間に合わなさげ。今いる坂の途中にあるカフェレストランが高評価だったので行ってみることにしました。
13:30 Harmonika でランチ
テーブル4つほどのこじんまりしたお店。半分ぐらい席があいてたのですんなり着席。

メニューが出てくるのを待っていたのですが、紙のメニューがあるのはドリンクだけ。食事メニューはウエイトレスさんが席まで黒板を持ってきてくれる方式。一昔前のびっくりドンキーか。しかも手書き。読めん。
ウエイトレスさんがが英語で説明してくれるけど、お互いカタコトなので分かったようなわからないような。とりあえず前菜のスープと肉料理をオーダー。ちなみに金額は分からないけどグーグルマップの「お手軽」を信じて注文。どや!
まずはお茶。水道水(カラフドゥー)でいいやと思ってたんだけどオリジナルハーブティというのに惹かれて思わずオーダーしてしまった。
そしたらなんとフレッシュハーブとフラワーのお茶。3.5ユーロでこれはちょっとお値打ちかも。

次いでお料理。
わー、すごいフランス料理っぽいスープでてきた。なんか複雑な味がする。うまい。

お肉はステーキみたいな形態を予想していたら煮込みだった。ホロホロしてうまい。なんか複いろいろ隠し味が入ってるんだろうなあっていう複雑な味がする。ただちょっと塩が強かった。酒飲み用か?

お会計しめて23.5ユーロ。まあ結構するわね。。。と思ったけど、これでもフランスだと「お手軽」ってことなのかな。お手軽=サイゼリヤという価値観はここでは捨てるべきよ、いちこ。
夜までいてイルミネーションが点灯するのを見たいなとか思ったけど、遅くなってからバスを待つのは精神衛生上たいへん良ろしくないので16時の便でレンヌに戻ることにしました。もう一度街をぐるっと歩いてみたり、サンソヴール教会に行ってみたり。

その途中でであった猫ちゃん!

15:40 Les Halles
そろそろバス停に向かおうと旧市街から新市街へ下りてきたところで目に入ったパッサージュ(アーケード)。

残念ながらほとんどのお店はしまっていたけど雰囲気ある。

ランチを食べたHarmonikaの壁にもタコが描かれてたんですが流行ってるんでしょうか、タコ。


DAY3-4:ディナン駅前からレンヌ行きのバスに乗る
行きはデュクロス広場という旧市街に近いところで降りたのですが、帰りはディナン駅前のバス停から乗ることに。
どこの街角にもあるメリーゴーランド。

デュクロス広場を通り過ぎて、ディナン駅に向かって歩きます。

なんかめちゃくちゃセンスがいいんですが。

普通の住宅街っぽいところ。

こちらの町並みもいい感じ。奥に見える煙突みたいなのがある建物がディナン駅です。

16:10 ディナン駅
ちなみに駅の方がチケット窓口とかあって安心かなと思ったのですが、結局チケット売り場がどこにあるのかは分からないまま。モバイルチケット買えてよかった…!と思いました。
駅舎です。カッコイイ…!

駅の中。まあ、あんまり人がいません。

有料ですが鉄道博物館などもありました。客は…いなかったけど。

バス停は駅の正面向かって左手に線路沿いを100メートルぐらい行ったところ。

レンヌ行きもディナルド行も両方このバス停に止まるのでバスの行き先に注意です。

ちなみにバス停の目の前にも公衆トイレがありました。
基本的にディナンにバスで行く人が乗り降りするのはデュクロス広場が基本みたいで、ディナン駅から乗車したのはわたしともう一人だけ。
でもディナン駅の駅舎も新市街もなかなか趣深いので帰りはこっちまで足を延ばすのおすすめ。広場から徒歩10分ぐらいだし。
駅前のクリスマスツリー。

DAY3-5:レンヌの夜の散歩
18:20 レンヌ駅
レンヌに戻ってきました。

昨日は気づかなかったけどレンヌの駅前もめっちゃライトアップされてました。なんかミラーボールみたいに光がくるくると変わってきれい。



一旦ホテルに戻って再度夜の散歩に。

19:10 Église Saint-Germain(サンジェルマン教会)
こちらはクリスマスデコレーションだけ。


19:20 Parlement de Bretagne(ブルターニュ高等法院)
こちらはデコレーションと小規模なクリスマスマーケット。



そろそろホテルに戻ろうかなと歩き出した時に、なにやらピカピカしてる建物が見えたので近づいてみる。
20:10 Mairie de Rennes(レンヌ市役所)
単なるライトアップではなくプロジェクションマッピングだった。

わたし、今までプロジェクションマッピングって「プロジェクションマッピングwww」って感じで、普通に電球色のライトアップの方が千倍マシだわいらんことすんな、って思って来たんだけど、さすが芸術の国。このプロジェクションマッピングは圧巻でした。




音楽とあとところどころ台詞も入ってストーリーがあるっぽい。フランス語が分からなくて残念だった。
DAY3-6:帰宿
この日の晩ご飯は昨日買ったリンゴと家から持ってきてたカロリーメイトっぽいやつ。明日はパリへ移動なので荷造りをして就寝。
