浅見帆帆子さんといえばベストセラー、
『あなたは絶対!運がいい』の人
しかしこの本が出たのは2001年。
もう18年も前なんですね(しろめ)。
18年前って、まだAmazonも楽天すらなかったんじゃないだろうか。
本は本屋で買うもので、わたしもこの本を実家から一駅離れた本屋の店頭で手に取ったのを覚えてます。ちなみにその本屋は数年前に閉店してしまいました。)
本屋の棚に並んでるところまでは今でも思い出せるのですが、結局この本を買ったのか立ち読みで済ませたのか、内容はどうだったかとかの記憶はきれいさっぱり忘れてます。というかぶっちゃけ「浅見帆帆子」さんという存在自体すら忘れてたんですよね、つい最近まで。
それを思い出したのは、マネーボイスという「最新の経済・金融ニュース解説を中心に、株式・為替・債券・先物・不動産など投資家に役立つ情報をお届けしています。」なメルマガに名前が載っているのを見つけたからです。
このマネーボイスというメルマガ、いつ購読ボタンを押したのかも覚えてないし、いつも読まずにスルーしてたのですが、たまたまその時のタイトルが「消費増税、3月までに中止発表か」だったので、「えっ、マジ?頼む!」って感じで開いちゃったんですよね。
そしたら、「浅見帆帆子」の文字を見つけて、
正直「へー、まだいたんだ」とかいう失敬な気持ちと、「こんな経済ニュースのメルマガに??」という意外性で、思わずURLをクリックして記事を読んじゃったんですよね。そしたら「天使が」「守護霊様が」とか「前世が」とかそんなフワフワした感じじゃなくて、もっと地に足が着いた「意識の切り替え方」「物の捉え方」みたいなそんな話で、
すぐに図書館で彼女の著書をいくつか借りてしまいました。
浅見さんの本は「スピリチュアル」に分類されると思うのですが、「神様とか目に見えないものに祈ろう」っていうのじゃなくて、どっちかというと「自分の意識のコントロール方法」という意味での「スピリチュアル(=精神的なもの)」っていう方がしっくりくると思います。
読んでみたら本によっては「前世」の話しとかも出てくるんですが、それも「現実を変えるためにどういうふうにそれを捉えるか」みたいな切り口なので読んでて納得できます。
わたしも昔から結構、「不思議なもの」が好きなのですが、
いわゆるスピリチュアル的な人が言う「ワンネス(Oneness)」っていうのがどうもニガテなのです。
ワンネスって平たく言ったら「人類皆兄弟」みたいなもので、
すべてが愛で包まれた世界こそ至福ッ!!ワンネスこそ正義ッ!!
究極、ゴキブリともお友達になれるところを目指さなくちゃ、みたいな感じだったりするのですが、浅見帆帆子さんはそこはバッサリ、
そんなことができるのは神様レベルの人だけです
と切って捨ててます。
どうしてもダメな人、合わない人、自分をモヤモヤさせるものからはサクッと距離を取って、自分が楽しくなることに意識を向けよう!その方が世界のためになるよ!!
というのが帆帆子さんスタイル。
まるで清々しい高原を渡る風のような心のデトックスを感じました。
どれか1冊読むなら一番最近に出た(2018年)この本がおすすめです。