イーサプライフィルムスキャナー EEA-SCN006を使ってみた感想

ちょいちょい、一眼レフで写真を撮っていて思うんです。

そういや昔、海外に行ったときに撮った写真とか、どんなん撮ってたっけ??

って。

この「昔」って相当昔で、まだデジタルカメラが無かった時代です。
ということで必然的に現像した写真とフィルムが残っているのですが両方とも実家にあります。

わざわざ手元に写真を置いておくほどでもないし、だったら気になった時にいつでも見れるようにデータ化してみたらどうだろう、と思ってフィルムスキャナーを買ってみました。

イーサプライフィルムスキャナー EEA-SCN006を買うまで

当初は普通のフラットタイプのスキャナーで、フィルムの取り込みもできるものを…と思ってたのですが、そうすると普通に2万円越え。

「他に家でスキャナー使うことあるかな?」って考えてみたんですが、特にさそうだったのでフィルムスキャンに特化したもっと安価なものを探すことにしました。

とはいえ、フィルム専用スキャナーもピンキリで上は4万5万するものもあるんですが、わたしの場合は紙の写真もフィルムも捨てる気はなく、サムネイル的に一覧でデータで閲覧できたらいいな、ぐらいの感じなので6千円程度のイーサプライフィルムスキャナーにしました。

フィルムスキャナーを実際に使ってみた感想

こんな感じにセットしてフィルムを読み込ませていくのですが、

わたし、てっきりフィルムは自動的に送られていくんだと思ってたんですが、1コマずつ手で送る方式でした。

専用の読み取りソフトがついているんですが、コマを送るとこんな風に「キャプチャ」ボタンが表示されます。

そう、「スキャナー」といいつつやっていることはスキャンではなく「キャプチャ」なんです。フィルムを1コマ1コマ、デジカメで撮影してるんです。ご丁寧に「カシャッ」ってシャッター音もします。

フィルムはケースに1枚ずつセットしていくわけなのですが、

このケースの中枠とコマとコマの切れ目をうまく合わせないと写真に変な線が入ってしまいます。
フィルムによってはどうやってもちょっとズレてしまうものもあります、っていうかズレるものが大半なのであきらめが肝心。

実際にスキャン(キャプチャ)してみたデータはこんな感じ

最高画質でスキャンしたものです。

だいぶ色かぶりしてるし、本来の現像された写真よりだいぶボケた感じですね。

色補正をしてみた結果。
あんまり補正の仕方とかしらないので適当です。

ちなみに1995年のドイツ。
ドイツのどこだろう…ミュンヘンかな。見えてる川はたぶんライン川。

なんかこの風景とか今もあんまり変わってなさそうですよね。どうなんでしょう。

スキャンをしていて気になるところ

めっちゃホコリが入ります。
油断しているとこんな感じに。

掃除をするブラシがついているのですが、掃除すると中からこんな黒い粉がでてくるんですよ。なにこれ。

あと、2~30枚ぐらいフィルムをスキャンする毎にソフトがフリーズします。
これはわたしのパソコンのせいかもしれませんが。

すっごい手間がかかるし、そのわりにデータのクオリティはそんなに良くないのでやり始めるまでは腰が重いのですが、いったん作業をはじめると写真を撮った当時のこととか思い出してだんだん楽しくなってきます。

だいたい写真を撮るときって楽しいときじゃないですか。

もう今は会わなくなってしまった友達たちとわいわいやってる学生の時の写真とか見ると懐かしくなります。うふふ楽しかったねえ。
みんなに会えてよかったなあ。