2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY1:日本出国~トランジットで台北半日ショッピング

2024年年末は久しぶりのヨーロッパ!長距離フライト!
行き先はおフランスざます。

といっても実は特にフランスに興味があったわけでもなく花のパリに憧れがあったわけでもなくて、単にひときわ航空券が安かったからという理由。

実は2023年年末にも同じ理由で一旦パリ行きの航空券を取ったんですよね。でも、「フランスはストが多い」って後から知って、コロナ明けの初海外にはハードル高いぜ…と途中で航空会社のスケジュール変更があったのを幸いにキャンセル(←航空会社都合なので無料)、結局その年は台湾を満喫してました。

2023年末 コロナ後初海外ひとり旅は三度目ましての台湾-Day1①:日本出国~台湾入国

今年はね、台湾、バリと行って海外旅行にもちょっと慣れたし、万一ストにぶち当たってもなんとかでなるだろう、と思って行ってきました。

結果、ストにもあわず、スリにもあわず、TGVも遅延せず、唯一ダイソーで買った300円のマフラーをカフェに置き忘れて来たぐらいのスムーズな旅行でした。

でも、行ってみたらわたしも「パリ大好き~」って目がハートになるのかなと思ってたんですが結局そうはならず。特に再訪したいとは思わないな~、ってのが正直なところ。南仏、プロヴァンスあたりは行ってみたい気はするけど、でもそれだったら先にヴェネチアとかプラハとかあと大昔に行ったスペインとかドイツとか再訪したい気持ちのが強い。

とりあえず物価が高すぎて嫌になりました(笑)。

いやだって高くて美味しいとか当たり前やん、っていう。トルコの絨毯屋曰くの「ポケットにサソリを買ってる(=ケチ)」な大阪人だもんで。

あと天気がずっと悪かったんですよね。滞在中に一日でも晴れた日があったらもっと印象が変わったかもしれない。そういや石垣島のホステルで一緒になったフランス人が「パリは夏が最高」って言ってたけどなるほどなーと思いました。冬のパリはイマイチってことね。

旅のざっくりスケジュール

12/28(土) 1015KIX→1310台北|2330台北→
12/29(日) 0825パリ→レンヌ泊
12/30(月) レンヌ泊(ディナンへ遠足)
12/31(火) レンヌ→パリ泊
01/01(水) パリ泊
01/02(木) パリ泊
01/03(金) 1120パリ→
01/04(土) 0720台北→|0830台北→1155KIX

航空券は往復エバー航空で159,730円(TPE⇔CDG間の座席指定含む)
レンヌ2泊:18,476円
パリ3泊:32,271円
TGV:CDG→レンヌ56ユーロ(10,181円)、レンヌ→パリモンパルナス65ユーロ(10,626円)

わー、わー、わー、金額見たくないー。あえて足し算はしません!

9連休あったけど現地5日と短くなってしまった。仕事納めの日の深夜便で移動できたら良かったんだけど(深夜便大好き)、安さで選んだからしょうがないわね。

その代わり台北でのトランジットが長めになるように設定して一旦入国して買い物してきました。前回のバリ旅行では帰りにシンガポールでトランジットツアー初体験してきましたが、今回は自分で第三国に入国に挑戦しました。

DAY0:出発前夜

23:55 ラウンジNODOKA

関西→台北は10:55発。年末の出国ラッシュを考慮して7時ぐらいには空港に着いておきたい。となると始発かあ…よし、空港泊しよ。

関空は2022年正月に札幌から戻ってくる際に大雪で大幅に遅延して、夜中の3時とかに降ろされて朝までベンチで過ごした経験があるのでわたしの中の空港泊のハードルがとても低いです。

今回もまあベンチでもいいかと思ってたんですが、とりあえずプライオリティパスが使えるラウンジNODOKAへ。

PPは搭乗日しか使えないということで(JCBは別規定があるみたいですが)、夜中0時前にたどりついたところ5人ぐらいお仲間が並んでいました。

これは雑魚寝スペースかな。それもありかもな…と思っていたのですが運よくリクライニング席ゲット。

ただ、6時間パック3600円をプライオリティパスの3400円で充当して200円払えばいいやと思ってたのが、まさかの年末特別料金で6時間5400円とかになってて、無理やんってなりました。カウンターで気づいてよかった。

ということで、プライオリティパス3時間+ゴールドカード2時間の合わせ技にチェンジ。これ、一回チェックインしなおさないといけないんで出来たら避けたかったんですが、これから物価が高いヨーロッパなので節約できるところはしていきたい。

とかいいつつ、夜中にTYPE-Cの充電ケーブルを持ってくるの忘れたことに気づいてコンビニ(目の前)に走ったんだよなー。しょっぱなから節約失敗。(しかも後でポーチの底からmicroUSB→TYPE Cへの変換プラグ出てきた)

NODOKAの雑魚寝スペース↓。だいたいいつもガラガラなんだけど、さすがにこの日は夜中チェックインのし直しのために起きたら死屍累々って感じだった。

DAY1-1:日本出国

8:45 チェックイン完了

5時間ラウンジで過ごしてAM5時にラウンジチェックアウト。さすがにまだ早すぎるのでその辺のベンチで1時間ぐらいごろごろ。朝ごはんもどうせ機内食出るから家から持ってきてたゼリー飲料とカロリーバーで済ませる。

乗継だけならすっぴんだけど今日は台湾に入国する予定だから一応化粧もしておく。7時頃出発フロアに移動。どうせ無理だろうと思いつつ一応チェックインカウンターに行ってみたけど、オープン8:25からだった。デスヨネー。

とはいえ、国際線に乗る時は3時間前に空港着がベターとか巷で言われてるんで、だったら3時間前にはカウンター開けて欲しいとは常々思う。

あと「ほなセルフチェックインだけでも先に済ましとこか」と思ったらエバー航空は非対応でした。

該当ナンバーのカウンターで別の航空会社のチェックインをやってたからそれが終わったあとかな、と悠長にしてたら、奥の方に列ができてて早めに来てたのに出遅れた。8時過ぎから列に並んで荷物を預け終わったら8:45ぐらいでした。

ところで国際線ってセルフチェックインで感熱紙みたいなペラッペラな搭乗券が出てても、カウンター行ったら紙のボーディングパスを渡されたる時もあれば、ペラッペラのままだったりするけどあの違いはなんなんだろうか。ちなみに今回は荷物タグしか渡されず。カウンターを離れてから(そういやボーディングパス貰ってないな)と気づいたけど、大行列の中戻れないので、この後パリまでスマホのQRで乗り切っていくことに。結果、台北でのトランジットも問題なく行けちゃったけど内心ドキドキでした。

(後から自分のブログ読んで気づいたけど、去年末の台湾は預け荷物がなかったのでチェックインカウンターすっ飛ばして、スマホのQRだけで搭乗口まで行ってましたわ自分…)

保安検査所は意外と空いててほぼ並ばず。ということで余った時間をカードラウンジでぼーっとして過ごす。その間に着ていたセーターなどを脱いで台北向けに服装を調整。今回、まあまあ寒い(日本)→あったかい(台湾)→もっと寒い(フランス)なので服装にちょっと悩みました。なるべく重ね着で、ヒートテックのレギンスはフランスについてからすぐ履けるように機内持ち込みの手荷物にイン。

DAY1-2:KIX→TPE

11:10 搭乗

機材の準備が~とかで搭乗開始時刻20分押し。台湾到着も20分遅れでした。

でもって機内食がカツカレー。
朝食、というか時間的にはお昼ご飯になるのかもですが機内食がカレーwwwしかも揚げ物。なかなかヘビーでした。これ、乗り物苦手な人はニオイで気持ち悪くなっちゃうんじゃないのと余計な心配をしたりして。帰りは特別食頼んだ方がいいかな、と思った瞬間でした。(この時はね)

桃園空港に着陸してから地上走行していう間の案内で「台湾は検疫強化中だけど日本からの場合はスルー出来るから、入国する人はゲートにある札を持って行ってね」と言われる。
これがその札。

最近は英語もアナウンスとかならまあまあ聞き取れるようになってきたぞ!とか思ってたんですが、この札についての部分は日本語のアナウンスで初めて気づいてちょっと落ち込む。

日本語って全然上の空でいても必要なところだけパッと耳に飛び込んでくるけど、英語は頭から注意して聞いてないとダメだし、そうやって聞いてても一旦見失うともうわけわかんなくなっちゃう。これってどうしたらいいの。

DAY1-3:台北ショッピングに猪突猛進

14:05 台湾入国

さて、イミグレ終わってロビーに出たのが14:05。トランジット入国も普通の入国となんら変わらず。入国カードはオンラインでやりました。

台湾の入国カード(オンライン)はこちら→ https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/
┗ページの一番下の「NEXT」をクリック。Purpose of Visitは「観光」、滞在先は「Transfer」を選択しました。

桃園空港自体はこれで3回目だけど、いつも深夜か早朝でまともに動いてる時間に来たのはこれが初めて。入国審査に1時間かかったりとかザラらしいから早い方だったのかな。

ロビー出て左手奥にMRT乗り場行きのスロープ。その手前に台湾銀行のATM。台湾銀行のATMの日本語はこなれているので使いやすい。とりあえずまた近いうちに台湾来るし(願望)、と思って3000元引き出し。

空港MRTの改札の窓口で悠遊カードにチャージしてもらおうと並んでたら、前にいたのは日本人の老夫婦。旦那さんがめちゃカタカナ英語ながら「I have a question. How to go to…」って言い出しておっ、やるなーと思ってたら最後のところで「go to “タカオ”!」って日本語になっちゃった~。

窓口のお姉さんも途中までうんうん、って聞いてたのが「は???」ってなって「Ah~(困惑)…Taipei Staion!!Right!?(謎は解けた!)」、「ノーノー、タカオ!」って堂々巡り始めちゃったから、思わず後ろからでっかい声で「カオシュン!」って言っちゃった。わたし発音がまるでダメなのでこれまた「は?」って顔されるかなと戦々恐々だったけど通じてよかった。まあ英語表記でもカオシュンなのかな。

これは別に親切心からやったわけでなく、さっさとMRTに乗りたかったから。なんせ桃園空港から台北駅までまあまあ遠い。羽田はいいよね~、松山空港行きが飛んでるから!

計画では夜市も行けるかなとか思ってたけど、いや実際は行けたんだと思うけど、やっぱり心配なので早めに空港に戻ったので、あんまり大したことはできず。

龍山寺の近くの青草巷に行って青草茶のティーパック買って、お茶飲んで、甘味食って、迪化街行って胡椒買って、雞肉飯食べて戻ってきた。

15:50 徳草安青店

店舗が龍山寺周辺の雰囲気にそぐわない「映える」感じになっちゃてて一瞬前を素通りしてしまって「店が無い!?」と焦ってしまった。正直以前の方が好みではある。

ちなみに龍山寺周辺の雰囲気というのはこんな感じ。さすがにディープすぎてあまり奥まで行けない。

お茶のパッケージもオシャな感じにリニューアルされてたけどお値段据え置きだったからヨシ。

16:00 三六圓仔店

青草店と駅の間にある前回も食べた甘味屋さん。適当に頼んだら甘い汁に浸かった甘い芋だった。熱いの頼んじゃったけど冷たいものにすればよかった、とちょっと後悔。

16:50 迪化街

お次はまたMRTに乗って迪化街へ。今年の初めもここを歩いてたんだよなあと感慨深い。今年もフランスじゃなくて台湾にすればよかったかなとチラッと思う。

迪化街の雰囲気大好きなんですが、今日はあんまりゆっくりしてられないのでお目当てのお店めがけてまっしぐら。

17:00 誠天下葯食舗

お店の写真ないけど、前回ここで買った粗挽き黒胡椒が美味だったので今度は大瓶×2!ただ一緒に買った白胡椒(普通に粉末のやつ)は香りが独特で馴染めなかった。

ここのお店は店員さんの対応が良くて日本語も少し通じます。わたしがヘッタクソな中国語で話しかけても嫌な顔をしない出来た店員さんです。

この粗びき胡椒は袋タイプがあったら良かったんだけど瓶しかないとのことで、旅のしょっぱなから割れものを増やすことになりましたがまあしゃーない。

17:30 雄嘉義鶏肉飯

夜市に行く時間はあるかないかの自問自答。パリ行の搭乗時刻は23時だから全然時間あるっちゃあるんだけど、途中なにかあった時のことを考えて、夜市はやめにして近くの雞肉飯食のお店を検索。そしたら徒歩10分ぐらいのところに評判のいいお店があったのでわくわくしながら行ってみたら前回も行ったお店だった。方向音痴あるある。でも美味しいからヨシ!

ジーローハン45元、青菜50元、蛤仔湯70元。アサリぷりぷりミルキーで美味しかった。

最後に西瓜汁が飲みたい…と思ってたんだけど、探している時に限ってお店が見つからず、そうこうするうちに駅まで戻ってきてしまったので空港へ戻ることにしました。

DAY1-4:台北出国

19:30 台湾出国手続き

帰りもMRTでスムーズに戻ってこれました。
手続きなどはなにもないのでそのまま保安検査所に。モバイルチケットだけで大丈夫なのかなとちょっと不安だったのですが特に問題なく。

ただ、迪化街で買ってきた胡椒の瓶を割れないようにと服にくるんでリュックに奥の方に突っ込んでたら、X線で水のボトルの疑いをかけられて検査台で引っ張り出すことに。まさかひっかかるとは思ってなかったので咄嗟に、「ペッパー」も「フージャオ」も出てこなくてあわあわしてしまった(恥)。

20:00 桃園空港T2の無料シャワー

2025年からは年間5回に利用されてしまう楽天カード付属のプライオリティパス。まだこの年末はノーカンなので出国までラウンジ巡りでもしようかなと思ってたのですが、とりあえず1軒目としてシャワーが無料のラウンジにいってみたらすでにシャワーは予約でいっぱいとのこと。(カウンターにお知らせがありました)

そういや桃園空港はラウンジ以外にも無料シャワーがあるとかいう話を聞いていたので、ラウンジの受付のおねえさんにダメ元で「フリーシャワーどこにあるか知ってますか?」と訊いてみたら、なんか「このフロアの反対側」みたいなことを言われました。

実はこのラウンジに来る前にフロアの案内板(マップ)を見てて、それっぽいものが見つけられてなかったのでヒアリングミスかもと思いつつとりあえず行ってみたら、

ありました。

二つしかないのでタイミング悪いと並びます。
私が行った時は2つとも使用中だったけど誰も並んでない状態だったので、別にシャワー浴びなくてもいいかなとも思ったんですが、どうせ出発までまだまだ時間あるしとそのまま待つことにしたのですが、前の人が入ったばっかりだったのか20~30分待ちました。ドライヤーもあってありがたいんだけど、シャワー室の中にあるからどうしても時間かかるよね。。。あとシャワーはちょっと温度調整が難しい&勢いが弱かった。

ちなみにフロアマップでは見つけられなかったのですが、こういう案内板は後で見つけました。2Fのマッサージ屋さんの近くです。

21:30 ORIENTAL CLUB LOUNGE

シャワー浴びてさっきのラウンジに戻ってきました。ラウンジ巡りでもしようかなとか思ってましたが、このラウンジは奥に薄暗くて横に慣れるスペースがあったので結局ここに居ついてしまいました。

23:30 搭乗

パリ行きは搭乗予定時間が30分遅れ。というのをゲートに行って初めて知る。こういうのアプリで通知来ないもんですかね~。

あと関空もそうだったけど空港で生きてる充電ポートを探し当てるのが大変。ポートはいっぱいあるけど8割方充電してるフリで1%も増えない。キー!

機体準備のためで30分待って、搭乗してからはコネクションフライトの客待ちで合計80分遅れ。まあ飛行時間長いと途中で取り戻せるんでしょうな。

離陸して1時間ほどで夕食。日本時間で言えば深夜1時とか2時、、、とかいうことは考えちゃダメ。このメインがなんだったか記憶がないんですが、奥の小鉢の和え物が中華風でやたら美味しかったです。

ハローキティジェットということでサンリオ仕様。

せっかくだから映画でも見ようかなと思ったけど、まあまあ早めに途中で眠気に負けました。そして夜中ふと目覚めたタイミングでCAさんから手渡されたのがこのずっしりどっしりしたサンドイッチ。暗くて良く見えないまま(寝起きだし)思わずという感じで受け取ってしまってちょっと困惑。結局完食したんですが。

そしてこの!朝食の!おかゆがめちゃめちゃ美味しかった~!!!このおかゆを食べるためだけにエバーの長距離路線乗りたい。横浜の中華街とかの有名な中華粥屋さんに何度かいったことあるけど、その何倍も美味しく感じた。いままで台湾でお粥って眼中に無かったんだけど市中でもこんな旨いのが食べれるのだろうか。

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY2①:フランス到着~TGVでレンヌへ移動

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