DAY1-3:朝ごはんはサバヒースープ(虱目魚湯)
08:05 台南轉運站(台南バスターミナル)
台南のバスターミナルは台鉄台南駅からはちょっと離れていて徒歩15分ぐらいのところにあります。

トイレ(広い)、自販機、コンビニ(セブンイレブン)、コインロッカー、ATM、バス会社のカウンター、待合室がありました。飲食店もあるようですが早朝は閉まってました。
目の前には台南公園。なんだかピンクの花が咲いている樹がいっぱいあるぞ。気になるから後で行ってみよう。

その前にまずは朝ごはん、ということで近場で空いているお店を調べる。相変わらずeSIMはうんともすんとも言わないのでバスターミナルのWiFiのお世話になる。楽天の2GBで5日間は多分乗り切れるんだけど、とりあえずはいざという時のために取っておきたい。
08:38 阿憨鹹粥(Ā Hān Xián Zhōu)
台南に来たらやっぱりサバヒー(虱目魚)食べないとね、ということで10分弱ぐらい歩いてサバヒー専門のお店へ。

油條が食べたかったのでお粥ではなくサバヒーのスープにする。サバヒー、美味しいんだけどちょっと見た目が苦手なんだよなあ。

台湾のお店って、注文を書く伝票があるお店もあれば壁に書かれたメニューしかないところもある。このお店は後者。しかもどこで注文していいか分からない。入ってからしまったと思ったけどしょうがない。そのうちお店の人が気づいてくれてなんとかなったw
バスターミナルに戻ってセブンイレブンで茶葉卵を買って食べる。やっぱり台南のセブンの卵うめえ。

09:00 台南公園
バスターミナルの目の前の台南公園。ピンクの花が咲いている樹木があって遠目には桜のように見えたのですが…

近づくと花がデカい。桜とは似ても似つかない。誰だお前は。

ベンチに座ってしばし休憩。そういえば9時を過ぎていることに気づく。昨日メールを投げていたeSIMのサポートセンターからの返信が返ってきました。
ここでもともと日本で買ってた方のeSMIからAPNの名前が送られてきたんですが、その設定をする過程で気づきました。わたしが昨日2つ目のeSIMでやったつもりになっていたAPNの設定で保存をミスっていたことに。
APN名を入力した後、単に←で戻るんじゃなくて、その前に右上の「︙」を押したところにある保存を押さなきゃダメだった。くっそAndoroidめわかりづらいんじゃ!!(八つ当たり)

ということでわたしの海外旅行用Androidは普通にeSIM使えることが分かりました。
今回の学びとしてeSIM利用時は、
- APNは予め貰っておく。
- サポートの問合せ先アドレスと英語の問合せ分を予めスマホにメモっておく。
この2点は必須だなあと思いました。
朝の台南公園。散歩している人、太極拳をやっているグループ、麻雀?をやっているおじさんたち。

DAY1-4:宿に荷物を預けにいく
ネットにもつながって一安心したので、本日の宿に荷物を預けに行くことにしました。宿は西門の辺りにしました。徒歩20分ちょいなのでYoubikeを使いたいところですが、今回の旅のふんわりしたテーマが「徒歩で彷徨う」だったのでぼちぼち歩くことに。




台南の好きなところはなんだろうなあ、、、この何気ない街角の雰囲気が好きなんだよなあ。
ところで、一昨年の年末は日中は春を通り越して「夏!」って感じだったし、何年か前の3月に来た時も日中30℃越えだったので、今回はほぼ夏仕様で来たのですが…あれ?普通にちょっと肌寒くね?曇っているせい?
朝市みたいなのを覗いたりしつつ、途中で台南銀行のATMで現金の引き出したりしつつ宿に到着。


10:50 LIGHT HOSTEL(仲青行旅)

チェックイン前に荷物だけ預けようと思ったらチェックインの手続きまで全部できたんですが、ちょっとだけ中国語を使ったら、後の説明を全部中国語でされてしまって白目。まあ全部紙に書かれてるから読めばなんとかなるでしょ。ということで身軽になって街へGO。
集品蝦仁飯 (Jí pǐn xiā rén fàn)
お昼にはちょっぴり早いけど、宿の近くに前から行きたかったエビごはんのお店があるのでwktkで向かったんですが…閉まってる…三度目の正直だったのに閉まってる。よっぽど縁がないのか…。

お店の前に貼ってあた「今月のお休み」をみるとどうやら明日はやってそうなので出直します。

気を取り直してふと顔を上げると通りの向こうに火鶏肉飯のデカい看板が。捨てる神あれば拾う火鶏肉飯あり。

ということで鶏肉飯と貢丸湯でお昼ごはん。



鶏肉飯は美味しかったけど私が好きなのは魚丸湯で貢丸湯じゃなかった。貢丸(豚肉団子)はあんまり好きじゃない。覚えておくように、わたし。
DAY1-5:台南ぶらぶら歩き
そのままぶらぶらと前回見つけられなかった蝸牛巷を探す旅へ。
途中の脇道に商店街などが見えたらGoogleマップのルートを積極的に外れていく。ここは服屋さんが集まってた。

台湾のドリンクといえば私の場合は珍珠奶茶ではなく青草茶。台南には青草茶のスタンドがあちこちにあって嬉しい。
この手搖飲用の花布のホルダーは以前に台北の永楽市場で買ったものなんですが…この旅行で失くしてきました(悲)。旅行にいくとなにか一個は失くしてくる。
最近思うんですがわたしって最近はやりのADHDとやらに間違いない。遅刻とかめったにしないんですが、その代わり待ち合わせの30分とか1時間前とかに着く。これってよくよく考えたらぴったりちょうどいい時間に到着する計算ができないからなんだよなあってことにやっと気づきました。閑話休題。忘れ物に気を付けよう。

12:00 蝸牛巷(wō niú xiàng)
なるほどこれかあ。これは夜だと分かんないな。


っていうか蝸牛巷と呼ばれる一帯は結構広くて前回それとは知らずニアミスしてた。

なんかあちこちにこういう蝸牛のオブジェがあったりするんですが、基本は普通の住宅街でところどころ古民家カフェみたいなのがある。



猫がいるカフェ?残念ながら閉まっていて入れなかった。

14:00 築楽養生館
お昼に雞肉飯食べた後から薄々思っててでも気づかないふりをしてたのですが…なんかめっちゃ体重い。
まあそりゃそう。しごおわからの深夜便で台湾ついてそのままなれないバス移動、しかもあんま寝てないし。歳を考えろ。
いろいろ飲んだり食べたりしたいという気持ちはあるけどこのままでは体がついてこない、ということでマッサージ屋さんで一休みすることにしました。Googleマップで現在地から近場のお店を検索して予約なしで突撃。


いっぱいじゃありませんように、と思いながらお店に入るなり受付のお姐さんが、「どれにする」ってメニュー表出してくれて一安心。
ただそのままお茶をだされて10分ぐらい待たされる。まあぜんぜん急ぐ旅ではないしむしろ休憩できてヨシ。
いつもは腹に巻いた貴重品をどこにおけばいいのかが気になって、足裏マッサージにしちゃうけど今回はちょっと横になりたかったこともあって全身マッサージでお願いした。
幸い個室に通されたので脱いだ服の下に厳重に隠す。
着替える間、当然マッサージする人は外に出てるわけですが、「ちょっとご飯食べてくるからゆっくりでいい?」みたいなことを言われて、わたしもトイレ行ったりしてのんびり着替えてたら、着替えてる途中で戻ってきた。ごはん早すぎ。
この時マッサージ担当してくれたお兄さんがめちゃくちゃ上手くて無事HP回復。翌日の予約も取ったろかなと思うぐらいだったけど、マッサージってやっぱり結構時間取られちゃうのでとりあえず保留。
14:45 裕成水果行(Yù chéng shuǐ guǒ háng)
復活したし台南に来たからにはフルーツ。店先で気軽に季節のフルーツ盛り合わせが食べれるシステムいいよな~。

こちらのお店にはひとり日本語が上手なマダムがいて「今日のお勧めは釈迦頭」とのこと。食べたことなかったのでもちろんお願いする。ただ1個200元と結構高い。まあでかいですからね…。

フルーツの盛り合わせも食べたいけど…とちょっと迷ってたら、釈迦頭は半分テイクアウトもできるよとのアドバイス。商売上手!
こちらが綜合切盤(小)80元。

初体験の釈迦頭。

なにこれめっっっっちゃ美味しい!!!!わたしはマンゴーより好きかも。えぐみのないクリーミーなマンゴーっていう感じ。
15時も過ぎたのでいったん釈迦頭(ハーフ)を置きに宿にもどる。
再度の街ブラで永楽市場方面へ。前回花柄のシャツを買ったお店が永楽市場の目の前なので今回も買い物しようと意気込んでいったんだけど、お店はあるもののお目当てのシャツやワンピースが2、3点しかなくなってガッカリ。
17:30 鎮伝四神湯(zhèn diàn sì shén tāng)
赤崁楼でもを見に行こうかな、と思って門の前まで来たけどそういや入場料いるんだった、と気づいてやめた。一回見てるし周辺一帯工事中だったのでいまじゃなくてもいいかなと。
そのまま近くで見かけた四神湯のお店へ。

四神湯も今回初めて食べる。ちょっととろみのあるスープにに豚のモツ(腸?)が入ってる。味はごくごくあっさり。なるほどこんなもんかという感じ。50元。

18:00 永楽市場(Yǒnglè Shìchǎng)

永楽市場のあたりはいろんな飲食店が集まっていて賑やか。でもさっき小腹を満たしたところだからそっちはスルーしては二階に上がってみる。

夕暮れの町並み。



建物の中は物置なのか人が住んでいる部屋もあるのか、そんななかにところどころお店もあったりして結構カオス。


18:30 神農街(Shénnóng Jiē)
特に行くつもりはなかったんだけど、宿に戻る途中に通ってやっぱり雰囲気あるなあと思ってちょっとぶらぶらと歩いてみる。

そういえば前回は夕暮れ時に間に合わなかったんだった。



なんか近くの廟の周年記念ぽくて花火とか爆竹とか上がってにぎやかだった。あとなぜかカラオケも。



18:50 一品塘手工杏仁奶酪(Yīpǐntáng Shǒugōng Xìngrén Nǎilào)
毎回来てしまうこちらのお店。

マンゴーはこの時期だから多分冷凍だけど美味しかった。前に食べた時はなかったマンゴスチンのソース?というか果肉そのもの?がかかってて酸っぱさがプラスされててさらに美味しくなってた。145元。


20:30 盛田滷味(Shèngtián Lǔwèi)
夜はいつもだったら夜市に行くところだけど、今日は普通の滷味のお店に食べに行く。滷味というのは台湾風のおでん。台湾には別に台湾おでんがあるからややこしいけど、好きな具材を選んで八角とかシナモンとかが入ったスパイシーなスープで煮込んだのが滷味。
Googleマップでみると日本人の口コミも多い店だから油断してたらまさかの店員さん中国語オンリー。英語も通じず。
お店のシステムとしては、
- とりあえず列に並ぶ。
- 順番が近くなるとボウルとトングを渡されるので好きな具材を入れる。
- ボウルを店員さんに渡す。麺とか飯とかが欲しければその時に伝える。
- 店員さんがテーブル番号を言ってくれるので、卓について待つ。
なんだけど、④でテーブル番号を言ってくれてるところがなに言われてるか全然わかんなくて「やややややばい!」と焦ってたら、後ろに並んでたお客さんが「your table number, NO.5」って助け舟を出してくれてなんとかなった。ふー。
あと、食材選んでるときに大根をボウルに入れたら、お店の人が上からさらに大根追加してきたの謎すぎる。わたしが取った大根が訳アリだったのかなと戻そうとしたら「ちがうちがうそれはそのまま!」みたいな感じ。他の食材はそんなことなかったので大根サービスデー?
そんなわけで大根マシマシのルーウェイ。
前回、台中の夜市で冷めたルーウェイを食べたけど、やっぱりあつあつがうまい。味は予想より結構マイルド。個人的にはもっと八角とかガンガン効いててもいいのになーと思ったけど、これで140元とかなので満足度高すぎ。

DAY1-6:帰宿
今回の台南の宿はホステルながらかなり過ごしやすくて次回も泊まりたいです。

広いラウンジ。ほとんど人がいなくてほぼ貸し切りで使えた。

キッチンもたいていのものは全部揃ってる。
最初、ホステルに絶対あるティファール的な瞬間湯沸かしポットが無くて珍しいなあと思ってたんですが、手前にある蛇口、ここから飲料水の冷たいのと熱いのがでてきます。すすすすごい!ラーメン作るにはさらに沸かしたいけどお茶を飲むには十分。おかげでわざわざコンビニで1Lのミネラルウォーター買ってきたけど蓋をあけることなく台北まで持っていくことになりました。

ドミには40Lのバックパックがはいる鍵付きロッカーと、

トイレ、シャワー、洗面所がついてます。

部屋にトイレとシャワーがついているタイプのドミは時間帯によって気を遣うから苦手なんですが、なんとこのホステルは地下にシャワーとトイレと洗面所が別にあります。これは嬉しい!住みたい。
