2025年3月 5度目ましての台湾は3泊4日で台南&台北①深夜便で桃園空港→夜行バスで台南へ

3月の飛び石連休は1日プラスして5度目ましての台湾に行ってきました。
ちなみにこれまでの台湾旅行はこんな感じ。

\一度目の台湾は台北 /

2017年6月 はじめましての台湾。台北&九份で初海外一人旅!

\二度目の台湾は高雄と台南/

2019年3月 二度目ましての台湾DAY1①:ピーチで高雄へ。台南&高雄3泊4日の一人旅。



\三度目の台湾は台南、台中、台北/

2023年末 コロナ後初海外ひとり旅は三度目ましての台湾-Day1①:日本出国~台湾入国

\四度目はトランジット入国で台北半日/

2024年末は台北経由でフランス一人旅-DAY1:日本出国~トランジットで台北半日ショッピング



5度目の台湾ともなれば多少こなれた感があるのですが、そんな中でも今回の初チャレンジがいろいろあります。

  • LCC手荷物7キロチャレンジ
    今回は往復LCCのジェットスター。費用を安くあげたかったというのもあるけど、それよりなにより深夜便を使いたかったのが大きい。大きいけど預け荷物を追加するとフルキャリと費用の差がなくなるのは悔しいので機内持ち込みにもつでしのぐ!
    台南、台北とも行ったことがある場所の再訪になるので、デジイチは家に置いてGoProのみ。メインのかばんは軽量のグラムダッフルにしてハンディスケールも持っていきました。地味に嵩張るスマホとか携帯バッテリー類は服のポケットに詰めて乗り切ったった。
  • eSIMチャレンジ
    ここしばらくahamoユーザーだったのでローミングオンにするだけでそのまま海外でも普通に使えて便利だったんですが、現時点の装備は楽天モバイル+irumo。楽天の株主優待で無料のSIMがもらっちゃったので。楽天モバも海外ローミングが2GBまで無料で使えるぽかったのですが、不安だったので念のためKKdayで格安のeSIMを日本で購入していきました。無事使えるか!?(フラグ)
  • 台北→台南高速バス移動チャレンジ
    大好きな台南に行きたい、でも高雄便は数が限られてて初日と最終日はほぼ移動で潰れてしまう。ということで桃園空港深夜からの高速バス移動チャレンジ。ついでに台南からの戻りも深夜バスにしようとか思ってたんですが、よく考えたらそんな早朝に台北ついてもすることなくない?ということで帰りは台湾新幹線(THSR)にしました。なにげにこちらも初。外国人向けでちょっと安くなるチケットを購入。
  • allドミトリー宿泊チャレンジ
    いままでも旅程の一部がドミトリー泊というのはやったことあるけど、今回は全旅程ドミトリー。なるべくきれいそうなところを選んだけど。

ということでいってみよー!

まずは旅のざっくりスケジュール

3/19(水) 2320KIX→0130TPE
3/20(木) 0300→0315(中壢服務区)→0814(臺南轉運站) 台南泊
3/21(金) 台南泊
3/22(土) 0928高鉄台南站→台北站 台北泊
3/23(日) 1910TPE→2240KIX

ざっくり費用

航空券:42,340円(往復座席指定料込み)
台南2泊:6,087円
台北1泊:3,743円
台湾新幹線:4,845円(台南→台北/KLOOKで15%OFF)
高速バス:2,118円(桃園空港→中歴服務區→台南轉運站)
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     58,773円

DAY0:会社終わりに空港直行で日本出国

20:20 ラウンジNODOKA

会社のロッカーに突っ込んでいたでかいリュックを引っ張り出して関空へまっしぐら。こんな時に限ってのちょっぴり残業で急ぎ足。フライト時間には余裕あるけどできたら出国前にシャワーを浴びたいんじゃ、タダで!

クレジットカードの利用付帯保険を有効化するのにいつも電車代をカードで支払ってるのですが、最近は改札機がタッチ決済に対応してて便利です。コロナ後は深夜早朝とか有人の窓口の営業時間が短縮されたままなのが結構ネックだったので。

去年末はこれぐらいの時間帯でシャワーブースが全部埋まってたから心配だったけど、今回はすんなり入れました。ということでプライオリティパスを使ってシャワーと晩ご飯。レンチン飯だけどその分提供が早いのがありがたい。

ていうか空港内のシャワー、もうちょっと安くならんもん??
もしくはエアサイドにプライオリティパス使えるシャワー付きのラウンジ増やして欲しい。

21:20 チェックイン

ジェットスターってばLCCなのにT1のど真ん中にカウンターあるってどんな権力なんだろうな。

さっすが年末でもお盆でもない深夜のチェックインカウンターはガラガラ。
預け荷物無しでセルフチェックイン機で特に問題なくチェックイン完了できたので、そのまま保安検査にいこうとしたら、それまでぼーっと(失礼)立っていたスタッフのお兄さんが近づいてきて、機内持ち込み荷物の計量。計量といっても、背負ったままのリュックを手でちょっと持ち上げるだけで「ハイ、OK」。
まあ見るからにペラッペラ素材のリュックですからね。

Carry-Onのシールを付けられた荷物。

関空はまだまだあちこち工事中で、トイレを探して案内表示にしたがって進んでいたはずが突然行き止まりになったりして戸惑う。関空も最近、無料のウォーターサーバーが増えてきてありがたい。

忘れないうちに普段使いのiPhoneはirimoのSIMをオフにして、楽天モバイルのローミングをオンに。旅行用のAndroidスマホにeSIMの読み込み完了。

今回のSIMはKKdayで購入した中華電信のSIM。新春セールで193円。1日0.6GB×5日間。見た中で一番安かったというのもあったのですが、通常台湾では実名登録といってeSIMがもっている固有のICCIDという番号にパスポートナンバーと実名を紐づける必要があるらしいんですが、これはソレが不要とな。なんで不要になるのかとか分からないんですが、面倒な手続きが無い方が良いに決まってるのでこれにしてみました。

実名登録については他所様のブログを参照。→ 【台湾旅行】事前実名登録の手順紹介(KKdayでeSIM購入)

搭乗まで2時間ぐらい余裕あったけどラウンジも閉まってる時間なので、空いているベンチでリュックを枕に上半身横倒しにしてうつらうつらと仮眠。

ほとんど同じ時刻に隣のゲートからタイガーエアーが出発するので、台湾人はタイガーエア、日本人はジェットスター使うのかなー、とか思ったりしたけど、そんなこともなくてジェットスターの出発ゲートにも台湾人が多いぐらいだった。小さい子供連れの家族とかね。深夜なのに元気だね。(寝かせて)

23:15 搭乗開始!

機内でもなるべく寝たかったけど、機内食(希望者)とかでこの狭い通路をCAさんがうろうろしたりするのであんまり落ち着けない。

3時かぐらいのフライトだったらもういっそなんもなくして、機内の照明落としてくれるほうがありがたいんだけどな。その方がCAさんも仕事減って良くない??

DAY1-1:台湾到着とeSIMトラブル

オンタイム、よりちょっと早いぐらいに台北桃園空港に到着。

「電子機器をご使用になれます」のアナウンスと同時にAndroidの電源をオン。eSIM有効化してローミングもオンにしたからこれで繋がるはず…としばらく待ってみても繋がらない。端末の上部には「中華電信」の文字がでてるから電波は掴んでるはず???再起動したりなんやかんやしてもなぜか一向にネットに繋がらない。

一見つながってそうなのに、

繋がっていない。

「接続済み」とは…?

いろいろ試しながら足は入国審査へ。深夜だから空いてると思ったけど全然ちっともそんなことなかった。これ、去年の年末に昼間に入国したときの方が空いてたんじゃないの、ってぐらい。でもって小一時間列に並びながらeSIMと格闘したけどやっぱり無理。つながらない。

eSIMの知識がなさ過ぎて原因がどこなのか判別がつかない。

  • APN? → そもそもバウチャーにAPNの記載が無いんだが。
  • 台湾ではeSIMを使うのに実名登録が必要らしい → このeSIMは不要って話だったけど実はいるとか?
  • このandroidはほんとにSIMフリー?

提供元のサポートにメールを打ってみたのですが…返事がない。どうやら24時間対応ではないようだ。デスヨネー。

一方で楽天モバイルの海外ローミングは成功してたので、今回は楽天一本と割り切る手もあったのですが、今後のことを考えるとeSIMの使い方はマスターしておきたし、このAndroidがeSIM使えるやつだと証明したい。

ってことで、ここでもう一つTrip.comで200円ちょっとのeSIMを買って試してみることにしました。勉強代。


これですんなり繋がったらKKdayのeSIMに問題があるということだし返金請求してやるわ、と思ったんですが、こっちも繋がらないんですよねえ。。。こちらはAPNも記載されていたので、その設定もしたけど繋がらない。ということはわたしのスマホに問題があるということ…?

こちらも即レスはないだろうと思いつつもサポートにメールだけ打っておく。

DAY1-2:桃園空港から台南へバスで移動

02:45 桃園空港バスターミナル

そんなこんなをやりながらT1の地下にあるバスターミナルに到着。
途中で台湾ドルを入手したかったけど1FロビーにあったATMが長蛇の列だったのでスルー。年末に多めに引き出した残りがあった良かった。

統聯客運(Tǒng lián Kèyùn|Ubus)の窓口に行って中歴乗り換え台南行きのバスチケットを無事ゲット。窓口には係員のおっちゃんが一人。私の背後を指さして乗り場を教えてくれる。ふと時計をみたら02:45。入国審査で結構時間かかっちゃったな。

急いでトイレに行って給水機で水を補充。
台湾はいたるところに給水機があってありがたい。

こちらがバス乗り場。

ガラスの向こうがさっき切符を買ったバスターミナル。各バスのカウンターとベンチ、トイレ、給水機があります。

バスは時間通りに到着。既に乗っている人が数名、ここから乗り込む人は他に2人。座席は自由席です。

03:25 中壢服務區

中歴までは20分ぐらい。日本でいうところのサービスエリア?その片隅にポツンとバスの待合室がある感じ。

トラックがいっぱい止まっている、日本でも良く見る雰囲気。

この白い建物がバスの待合室。なんかもっと立派なバスターミナルみたいなのがあるのかと思ってたけど椅子が並んでるだけの『小屋』でした。

一応、スタッフのおっちゃんもいたのですが、ずっとスタッフなのか客なのか見分けがついてなくて、バスが近づいて来た時にチケットを確認しに回ってきて初めてスタッフだったんだ、と気づきました。

トイレは広い。SAのトイレって感じ。

突然のクレーンゲームもある。

ちなみにわたしは日本の夜行バスは多分100回以上は乗ってると思うのでまあまあ夜行バス慣れはしてるんですが、今回はeSIMを諦め悪く触ったりしてたのであんまり寝れず。

中歴から台南行きのバスも満席には程遠い感じで他のお客さんは結構ぐっすり寝てたので車内は静か。

日本の夜行バスとの大きな違いは、台湾の夜行バスは車内消灯はされるけど窓にカーテンが無いので結構明るいこと。真剣に寝るならアイマスク必須。あと寒い。いや寒いとは聞いてたけど、こっちは一応日本の3月の気候に対応できる服装をしているというのに寒い。

途中2か所ほど停まってお客さんが降りたり乗ってきたり。

08:05 台南轉車站

ちなみに大きい荷物は自分でトランクに預けますが、トランクへは車内から立って降りれます。

中歴行きのバスにはこのトランク部分にトイレがあることを確認。
ただ中歴→台南のバスには降りるときにぱっと見当たらなかったのでもしかしてついていないバスもある…のか?

もっとちゃんと見てくればよかったと反省。さすがに眠かったのと、eSIMの件が気になってたのと、あと空港の福引引くのすっかり忘れてたことに車内で気づいて落ち込んでた。あーーーー今思い出しても悔やまれる。

今回は何事もなく目的地に到着出来たけど、次回以降も高速バスを使うかはちょっと考える感じ。

というのも空港のチケットカウンターは英語通じたけど、そっから先は中国語オンリー。たぶん英語通じない。別に乗って降りるだけならいいんだけど、もし途中で何かあったら…と考えるとね。

料金は台湾新幹線の半額以下になるけど、台湾新幹線の外人割引を使えば5000円ぐらいで移動できてしまうし、空港でちょっとゆっくりして台北站に移動してそっから9時前に台南駅に到着することもできるのであえてバスを選ばなくてもいいかもな、と思ってみたり。

2025年3月 5度目ましての台湾は3泊4日で台南&台北②台南1日目