*もくじ*
DAY1-3:空港→アメッドへ移動
11:50 ドライバーさんと合流
今回のドライバーさんはマメにWhatsAppで連絡をくれる人でこんな感じでやり取り。
ングラ・ライ空港ではKlookの専用カウンターがあるので安心。余談だけど、帰国の時にターミナルの外を歩いてたら、白人のおねーちゃんに「ねえ、このドライバーとの待ち合わせ場所どこだかわかる??」って話しかけられて(なぜ私に訊く!?!?)と思ったりしたので、わかりやすさでいうとKlookが一番かも。
ちなみに制限区域から外にでて銀行エリアを抜けたらタクシー会社のカウンターが並んでてめちゃめちゃ「タクシー?」「タクシー?」って声かけられます。料金確認はしなきゃだろうけど、もし約束のドライバーさんと出会えなくてもなんとかなる感はすごいあるのがバリの良いところ。

アメッドまでの道のり
さて、今回も目的地のアメッド、遠いです。道は混んだり空いてたり。ただウブド周辺みたいに車がぎゅうぎゅうに詰まってぜんぜん動かない、という場面は無く、混んでいるところでもトロトロは進む感じ。
空港の近く。

こういうもはや人間が見えなくなってるバイクとかバリだなあ、って思う。

たまにこういう空いている道になった時に、ふと見えてしまったデジタルメーターが「90」とかになってて思わず見なかったことにしました。

バリってなにもないところが延々と続くってことはあんまりないよなあという印象。車でちょっと走るとなんかしら人里がある感じ。

途中こんな良い景色も。

そしてアメッドが近づくとまあまあ峠を攻めます。ドライバーさんの腕を信じるしかない。

あわや大事故!?
バリ島の道路事情はもうめちゃくちゃで、基本的に信号が無い上に法定速度?車間距離?譲り合い?最大積載?なにそれ美味しいの?状態で、「よくこれで事故が起きないな」と前回から感心してたのですが、いや、事故がね、起きないわけないんですよ、やっぱり。
アメッドまでの道のりの途中、片道一車線ずつの一本道、程よい交通量でスムーズに流れているところ。私の乗っている車を女性が2ケツした原チャが中央線側から相手車線にはみ出る格好で追い抜いて行きました。それ自体はバリではひっじょーによくあること。でもペーパードライバーこじらせている私でも「それはアカン!」って思うぐらい、彼女らの原チャがこちらの車線に戻ってくるのが早すぎて(←私の乗っている車を追い抜くか抜かないぐらいで戻ってこようとした)、バゴッ!っつって原チャのケツと車の右フロントが接触。
めちゃくちゃラッキーだったのは原チャがバランスをまったく崩さなかったこと。普通にそのまま走ってて、何ならリアの女性は振り返って原チャのケツを気にする余裕まであった。
もうさ、これ原チャがコケてたら最悪死亡事故ですよ。私は原チャがまったく無事だったことにホッとしてたのですが、車に当たられたドライバーさんは怒りの猛バッシング。原チャがスピードを上げて逃げようとしたのを追いかけ出したのですが、2~3分走ったところで原チャがの脇道(といってもこれ道だったんだ、みたいな獣道みたいなとこ)に入っていったので、とりあえずこの件はここまで?バリにも保険とかあるのかな?とか思ってたら、ドライバーさんがおもむろに車を止めて足音荒く彼女たちを追って獣道へ。
どうやらその道なき道は彼女たちの家につながってたぽくて、しばらくして原チャに乗っていた彼女たちではなくその父兄と思しき人たちが出てきて車の状態を見たりドライバーさんとあれやこれやと揉めている模様。
一応、途中でドライバーさんから私には「ちょっと待ってもらっていい?」と訊かれたけど、まあダメとは言えるわけもなく。5分、10分ぐらいで進展あるかな、と思ってたんですが結局30分ぐらい放置。
ちなみに後で調べたところ、バリでは軽微な物損事故などは警察への通報義務はなく、その場での示談が普通なようです。
軽微な物損交通事故であれば、基本的にはその場 での示談となることがありますが
(警察への通報義務はない)、解決がつかない場合や後刻の示談に相手が応じそうもな
い場合などには、両当事者(運転手を使用している場合は運転手のみ)揃って警察へ
行くことを促すなどの措置も検討する必要があります。
安全の手引き – 在デンパサール日本国総領事館
いやーこれどうなるんだろう、こっから警察呼ぶとか?最悪の場合Klookに連絡したらなんとかなる??とだいぶ心配になってきたので、車内窓越しに運転手さんに念を送ってみたところ、ひとまず連絡先を交換することで決着したようでやっと戻ってきてくれました。
ちなみに割と交通量の多い場所だったのもあって、私は車を降りなかったので、どれぐらいのダメージなのかずっと気になってたので、目的地に着いた時に見てみたんですが、ぱっと見、擦り傷程度でした。
ドライバーさんの機嫌が悪くなってたら嫌だな、というのも心配だったのですが、カーステに合わせて鼻歌謳ったり、景色をスマホで写真撮ったり(←運転しながら)してたのでまあ大丈夫(大丈夫?)でした。あと、目的地に着いたときに「旅行の最初にゴメンネ」みたいなことは言われた。
バリ島はいいとろこだけど、この交通の部分だけはネックです。
デルタデワタ(公共路線バス)とかプラマバスとかの方が安心かなあとは思うけど、トイレがないバスに長時間というのがダメなんですよねわたし。
DAY1-4:アメッドの宿にチェックイン
14:30 Salt Resort & Spa
約3時間かかって波乱万丈ドライブで辿り着いたアメッドの宿。
Salt Resort & SPA、っていうネーミングから海岸に向かって白亜の建物がババンッと建ってるのを予想してたので、最初、ドライバーさんに「ここだよ」と言われたとき「どこ???」ってなったw
この青い幟のあるところがそうなんですが、

いや、中に入るとちゃんとしてる。してるけど外から見ると完全にあばら家でびびった。
チェックインして部屋に案内してもらってホッと一息。。。
車中はトイレを我慢するために節水してたので、トイレ行ってスッキリしてとりあえずお水飲もう、とテーブルの上のサービスのお水を手に取ったんですが。
ペットボトルではなく、こじゃれたイタリアンの店みたいにわざわざ蓋つきのガラス瓶に入ったお水が置かれてて「さすがリゾート」と思ったのも束の間。よく見ると…お分かりだろうか。
黒い転々は無数の虫!!!!!浮いたり沈んだりウゴウゴしてる。
って、こんなことある?(真顔)
しかももちろん速攻でレセプションに持って行って「there are many small bugs in the water!!!」って言ったんだけど、「はあ?」「何言ってんだコイツ」「この水なに?」みたいな反応されてさあ。3回ぐらい「見て!」「虫!」って繰り返したらやっとちゃんと見たらしくて「Ewwww!」って。いや、うええええって言いたのわしだからー!
すぐ替えるわ、ってことだったんだけど、とりあえず信用ならんと思って「一番近くのボトルウォーター買えるところはどこ?」って訊いて、徒歩1分ぐらいの薬局(APOTEK)にあるってことだったので500mlを2本買ってきた。
それもさ「どこにある?」って聞いたときの返答が「出て1分ぐらいのAPOTEKにある」ってそんだけ。どの方向とか身振りとかジェスチャーも一切なし。だいたいバリ2回目だったから「アポテク…薬局か」ってわかったけど普通分からんて。
さらに戻ってきたところで、新しい瓶入りの水を持ったスタッフさんとかち合ったんだけど、そしたら500mlのペットボトル×2を持っているところにさらに水の入ったガラス瓶手渡されて自分で抱えて部屋まで移動しました。
ついでに案の定というか新しくもらった水も瓶のフタこんな感じの黒い汚れがついて(ピンぼけしかなかったけど)、まあ、わたしはそこまで潔癖じゃないので沸かして飲みましたけど、ボトルウォーター買ってきて正解でした。

部屋には水の他にコーヒーの粉、ティーバッグ、砂糖に湯沸かしポットもあったけど、「これらも一体いつから放置されているのか?」って思ったらさすがの私も口をつける気になれず。滞在中は家から持ってきた携帯用の湯沸かしポットで湯を沸かして、家から持ってきたインスタントのお茶を飲んでました。リゾート、とは?
多分、環境への負荷とかを意識してペットボトルの水にしてないんだと思うけど、ちゃんと管理できないならレセプションの横にでもウォーターサーバ置いてマイボトルに汲みに行く方式にしたらいいのに。
15:50 アメッドの海で烏の行水
普段ならチェックインして荷物を置いたらすぐ街歩きに飛び出すのがいつものわたしですが、今回はせっかくの「リゾート」。どうせ到着も昼おそおそになるだろうしと思って、夕方から併設のスパの予約をいれてました。万一めっちゃスムーズに到着して時間が余ったら街歩きに行こうと思ってたのですが、結局、道中のゴタゴタで時間がかかったので街歩きは諦めざっと荷解きをしたらスパの予約時間まで1時間ちょっと。
このまま部屋でゆっくりしようかな、とも思ったのですが…やっぱり海、入らずにはいられない!
部屋から1分でこの海なのは良き。


うーん、荷物になるから&現地で借りればいいやと思ってシュノーケリングセット持ってこなかったことを早速後悔。少なくとも水泳用のゴーグル持ってくればよかった。というわけで烏の行水程度で上がってシャワーを浴びてスパへ。
17:00 Salt SPA
なんかスパに到着した時にスタッフさん一同から(…え?)みたいな戸惑いの気配を感じて悪い予感がしたのですよ。したらば案の定、「レセプションから聞いてないわ」とのこと。
いやあ、かなり前からメールで予約して、直前にも確認して、ダメ押しでチェックイン時にも確認をしたんだけどな!しかも今日は他のお客さんがあるから今からだと希望のコースは受けられないと。街歩きも諦めてこのために時間調整したし、しょうがないから今できるという60分のバリニーズマッサージを受けました。
マッサージ自体は上手だったし、波音を聞きながらのボディケアは想像以上の癒し効果だったけど気持ちはもやもや。
マッサージが終わるとちょうど夕暮れ時。この景色だけが癒し…。


マッサージの後、部屋に戻って予約の行き違いについてレセプションへWhatsAppで連絡。料金まとめて後払いなのでもともとの料金請求されても困るし。あとシュノーケリングの予約の再確認と。これもチェックインの時にやったけどスパの予約がああだったので再度のダメ押し。
18:40 夕食
メッセージを送信し終えたら晩ご飯へ。

本日いろいろあり過ぎ&早朝に機内食食べたきりだったからまあまあエネルギー切れで、さすがに外へご飯屋さんを探しに行く気力がなかったのでSaltの中のレストランへ。本来なら念のための非常食をスーツケースに入れて来たんだけど、今回はちょっといいところ(※当社比)泊るしいらないよね、って置いてきたのがアダになりました。
まあ、一回ぐらいここのレストランでも食べてみたかったし、と眠気とわくわくをせめぎあいさせながらオーダーしたんだけど、、、
出てくるの遅っっっ!
いやこれ前回のバリ旅行で経験済みのバリ島あるあるだけど、まさかこんなところまで、、、。
コンロ1個しかないん?もしかして今魚釣りに行ってる?って思うぐらい料理が出てこない。
先に出てきたドリンクをチビリチビリやりながら間を持たせ…るにも限界がある。

そういやさっき送ったWhatsAppも、その前17:30に送ったWhatsAppも返事が来ないのでこの時間を利用してレセプションへ直に確認に行くことにしました。ちなみに部屋に置いてある『当ホテルのご案内』みたいなのには、”必要な時はいつでもWhatsAppを送って!スタッフが喜んで迅速に対応するわ!”みたいに書かれてある。
レセプションへ行って「いくつかWhatsAppを送ったんだけど届いてますか?」って訊いたら「もちろん届いてるわよ!」みたいな返事だったんだけど、そのまま私の見せたスマホでメッセージを読みだしていやこれ絶対見てないやろ、っていう。でもさすがにスパの予約が入ってなかった、ってところではめっちゃ謝られたけど。とりあえず翌日のシュノーケルの予約は大丈夫か確認して、朝ごはんの今晩中のテイクアウトもお願いしてついでに部屋に蚊が多すぎたので殺虫剤を借りました。
というゴタゴタをやってレストランに戻ってきても予想通りまだそっからしばらく皿はでこず。結局、晩御飯にありつけたのは19:20頃でした。
grilled fish fillet 75K。海辺だしせっかくだし魚を食べようと思って。普通に美味しかったです。ただ炭焼きっぽいのを期待してたけど、普通にフライパンでソテーした感じだった。

このあとは部屋に戻って即就寝。…ってしたいところだったんだけど明日の朝ごはんのテイクアウトを21時にレストランにとり来てって言われてたので気力で起きてました。