Amazonで買った極小スパイカメラをバリ島旅行に持って行った話

Amazonで買った極小スパイカメラとは

こんなやつです。

スパイカメラは何のために買ったのか

これを買った経緯はですねー、お盆休みのバリ島に半日シュノーケルツアーを組み込んでたんですよ。

問題になるのがパスポートと予備の現金&クレジットカード。
普段、これらの超貴重品は腹巻タイプの貴重品入れで肌身離さず持っているタイプの人間なんですが、さすがに海の中でそれは無理。

ということで宿に置いておくことになるわけなのですが、まず宿の部屋にセーフティボックスがあるのかどうか。いや一応、予約サイトの案内ではあることになってるけど、あったとして果たして使い物になるのか。信用できるのか。ホテルの従業員が部屋の金庫開けて悪さするとか海外だとよく聞く話。そもそも私が泊る宿なんで民宿とか民宿に毛が生えた程度の宿。

ということで、なんかあること前提で、最悪「犯人はお前だ!!!!」って突き付けられる証拠があればまだマシでは?と考えたわけです。

実際に泊まった宿ですが…まず部屋に小さな金庫はありました。
ですが、まずスタッフに部屋を案内された時に部屋の鍵をですね、あの、アパートの内見とかで不動産屋さんがメーターボックスから部屋の鍵を出したりするじゃないですか。言うたらそういう感じのところから鍵をね、出してきたんですよ。

多分、受付から部屋の鍵を持ってくるのを忘れてて、取りに帰るのも面倒だから掃除とかで使う用の鍵を隠し場所から出してきたっぽいんですが、いやあ、それ、第三者(わたし)に見せたらあかんやつでは?

っていう感じでまあ全然信用できなかったので、貴重品はスーツケースに入れて、スーツケースを自転車用ワイヤーロックでベッドの柱に括り付けておくことにしました。

まあ、スーツケースの鍵がTASロックなんで開けようと思えば開けられちゃうんですけどね。

なぜこのカメラを選んだのか

これはもう勘です。
Amazonでスパイカメラを検索すると、中華製品が千円台から出てくるんですが、レビューを読むとどれも「使えた」というものと「使えない」というものが半々ぐらい。どっち?それなら、と日本製で探すとお値段跳ねあがっちゃうし。

散々迷ったたんですが欲しい機能をクリアしているもので絞って、安すぎるものを除外して、最後は「なんとなくこれ」で選びました。

  • 小さいこと
  • ループで録画できること
  • 動作検知機能があること
  • 充電しながら使えること
  • 3000円以下

実際に使えたか

13:50過ぎから実際の録画画面がみれます。
わたしは画質にはこだわりなかったのでこれぐらい撮れていたら全然OKです。
充電式でも電源に繋ぎながらでも使えたのが良かったです。

実際は「Don’t Disturb」の札を部屋の前に置いていたこともあって、掃除の人をはじめ誰も入ってこずでした。ただ、カメラの前のカーテンがクーラーの風で揺れるのを検知して録画がされてたので、録画ファイルはものすごい数になってました。

使い方はめっちゃ癖が強い

本体にはON/OFFボタンとリセットボタンしかなくて、アプリから操作するのですが、アプリが癖つよすぎて正直使い勝手がいいとはお世辞にも言えません。

まず、アプリを立ち上げると画面の9割が広告でとまどいます。この画面は右上のちっちゃくある「アプリに移動」を押すためだけの画面です。

そして移動した先の画面でも下半分が広告です。しかも音が出るやつで毎回びっくりさせられます。

あと、スマホから操作をするためにはまずカメラをWiFiにつながらないといけないのですが、パスワードもあってるのになぜか一向につながらなかったり、かと思えば「接続がタイムアウトです」みたいなエラーがでてるにも関わらずオンラインになってたりとかとにかく癖がつよい。

その他、録画済みのmicroSDカードをそのままPCで読むことができない、というのはちょっと予想外のマイナスポイント。

スマホでプレビューを見たり、スマホにデータをダウンロードすることはできますが 、ダウンロードはいちいち動画形式を変換するので数十秒のファイルでも結構時間がかかります。

でもまあ当初の目的には十分なので、これからも旅行の際には持っていこうと思います。そもそもこのカメラを持っていかれたら終わりなんですが、リアルタイムでモニタされてるかもしれない、と思うと悪さの抑止力にはなるかなと。

部屋にパスポートを置いてマッサージとかも行きやすくなりそう。