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突然ですがなんか閉経したっぽいです。
去年(2017年)の真ん中ぐらい、ちょいちょい生理が1ヶ月飛んだりしてて「あれれ?」とか思ってるうちにまた定期的に来るようになったので、「なんかちょっと体力落ちてたのかな~?」ぐらいにのんきに構えてたんですが、この夏、さすがに2カ月ぐらい音沙汰がなかったので少々心配になりまして。
ちょうど子宮がん検診も受けなきゃな~って感じだったので、近所のレディースクリニックに行ったついでに相談してみたら、「一度ホルモン検査をしてみましょう」ということになりました。
ちなみにホルモン検査は血液検査です。
1万円ちょっと取られたよ…。
で、2週間後に結果発表ということでさっそく行ってきたんですが…
ちょっと早いけど「閉経」路線確定ですね!
らしいです。わお。
これが検査結果なんですけど、
赤枠の方、エストラジオールっていうのは卵胞ホルモン、いわゆるエストロゲンの一種なんですが、まずこれが低すぎるらしいです。
ぶっちゃけ、
卵巣閉店しちゃってる状態
そして、
青枠の方、FSHっていうのは卵胞刺激ホルモンで、脳から卵巣に向けて「生理の準備をしろ!」って命令するホルモンなんですが、これって普通7とか8らしいんですよね。生理不順とかで30とか40とかになることはたまにあるらしいですが。
それが98.97って、FSHくんが持てる力を振り絞って、
閉まった店のシャッターをガンガンブッ叩いてる状態。
いくら叩いてももう閉店しちゃってるから!
女性ホルモンについてはこちらのサイトが分かりやすいです↓
分泌の仕組み:女性ホルモンまでの長い道のり
女性ホルモンはのべつ幕無しに放出されているわけではありません。脳で管理調節されています。分泌を促したり抑えたりする命令は、間脳の視床下部で出され脳下垂体から卵巣に届けられます。いろんなところでせっせとコビトさんが伝言ゲームしているイメージですね。
「閉経」はショック?それともラッキー?
もうここ3ヶ月近く生理ないわけなんですけど、もうね、すっごい楽。
もしこれから結婚とかしても、子供つくったり育てたりってのは年齢的にしんどいなあって思うし、早めに生理あがれてラッキーって思う気持ちが95%。
あと5%は、いままで何十年も当たり前にあったものがなくなったっていう寂しさと、孫の顔見せれない人生確定しちゃったんで、ごめんね、お母さんってちょっと申し訳なく思う気持ちで出来てます。
生理はいらないけどホルモン治療をすることにしました。
日本人の閉経はだいたい50歳過ぎぐらいが平均で、それに比べると10年近く早めにあがっちゃったわけで、平均より10年分、骨粗しょう症やら心筋梗塞のリスクが高くなってしまうわけです。
ヤダ困る、ってことでホルモン補充治療を受けることにしました。
お金かかるしめんどくさいんだけど。
ちなみにてっきり飲み薬を飲むんだと思ってたんですけど、
貼り薬か塗り薬かの選択制でした。
飲み薬もあるみたいなんですけど、わたしの行った病院では経皮吸収の方が良いっていう判断みたいです。
ジェルタイプ。1日2プッシュを両腕に塗る。1本で約1.5ヶ月分。
ちなみに資生堂って書いてました。
貼り薬
直径3センチぐらいの肌色のパッチ。貼りっぱなしで2日1回交換。
お腹周りに貼る。ちなみに久光製薬。
こちらのサイトが詳しいです↓
HRT(ホルモン補充療法)に用いる薬剤は…
卵胞ホルモンのみ
黄体ホルモンのみ
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤
上記の3種類があります。それぞれの特徴を理解してご自身にあった薬剤を選択することが重要です。
どっちにしようか迷ったんですが、旅行とかのことを考えて携帯性の良い、
出来るだけ一定量を保つってことが重要みたいで、塗るタイプは毎日夜だったら夜、昼だったら昼っていうふうに時間帯を揃えなきゃいけならしくてそれも多分無理、ってなりました。
ちなみに、薬代は3週間分で800円でした。
とりあえずは、薬の合う合わないもあるので2週間後に再受診です。(薬は念のため1週間分余分にもらいました。ほら、最近台風とか多いし)
何事もなければそのうち数ヶ月に1回の通院とかで良くなるみたいです。
そういえばコレステロール値が年々あがってたんだった
健康診断でもここ3年ぐらい、だんだんコレステロール値が高くなってきてたんですよね。
あと普通に体重も5キロぐらい増えてて。
食生活?運動しなくなったから??って思ってたんですけど、もしかしたらホルモンのせいだったのかな、と思ったりして。とはいえ、ちょうど週2~3ペースでやってた結構キツ目の運動を止めた時期と重なってるのでどっちが原因かはっきりしないんですけど。
閉経で太る人と痩せる人の両方あるみたいなので、ある程度の年齢になってなにもしてないのに体重が増えだしたり、減りだしたりしたら閉経を疑ってみてもいいかもしれません。
ホルモン補充療法の落とし穴
生理がなくなって毎月の煩わしさから解放されたぞ!やったー!!…と思ってたのですが、実はホルモン補充治療では、
定期的に生理のような出血を起こす必要があるそう
そのために、2日に一度のパッチの貼替え(ジェルの場合は1日二回の塗布)に加えて、月の半分、錠剤を朝晩飲まないといけない、ってことが判明してかなりがっくりきました。
ダメもとで「年3回ぐらいになりませんか?」って訊いたのですが、即却下されました。がんとかそっちのリスクが増えちゃうんですよねー、知ってるー。
初回は、薬を飲み終わって翌々日から出血が始まって4日ぐらい続きました。
生理痛みたいなものはほとんどなかったのですが、2日目~3日目の量がめちゃめちゃ多くてびっくりしました。
もともとの生理がここ十年ぐらいはずっと「軽い日の昼用」「羽なし」で全期間を乗り切れるような感じだったので、余計にそう思うだと思うのですが、さすがにジム行くのを止めましたもん。
布ナプキンを愛用しているのですが、2日目は布ナプ1枚だと心もとなかったので、こちらの製品をプラスして使いました。
ワレメのところに挟むようにして使うんですけど、違和感も感じないし、結構しっかり経血を吸ってくれるので心強かったです。
難点はその辺のドラッグストアで売ってないこと。まあネットで買えるからいいんですけどね。
あと、月経カップ(ディーバカップ)も使い始めました。
ちなみに出血が酷いようなら止血剤も処方してもらえるそうです、ってかそんなんなるの?ええー。
いやあ、なんか女性ってほんと不便だな、って思いました。ほんとに。