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アラサーでもアラフォーでもアラフィフでも、ピアスデビューに年齢は関係ありません!
わたしは基本的にアクセサリーや時計などは着けても気になってすぐに外してしまう(そしてそのまま失くす)のですが、ピアスの良いところは着けていることを忘れてしまうことです。
イヤリングはすぐに耳が痛くなってしまうので苦手なのですが、スタッズピアスなら数か月単位でつけっぱなしでも大丈夫!母親から貰った真珠のイヤリングもピアスにリメイクして有効活用することが出来るようになりました\( ‘ω’)/
ところでわたし自身は20代半ばに一度ピアスを開けたのですが失敗、35歳を過ぎてから再挑戦して現在、右に二つ、左に一つ開けています。
失敗談から現在に至るまでの経緯を書いてみたいと思います。
ピアスでオシャレを楽しむための参考にしてください。
ピアス穴開け失敗談
高校時代は友達がちらほらピアスを開けだしたのを横目で見てすごし(←ちなみにほとんど校則のない高校だったのでピアスもOK、パーマも当て放題でした。私服だし)、初めてピアスを開ける決心をしたのは24か25歳のころでした。
いまだに注射の時には決死の表情でハンカチ握りしめてブルブルしてるので、いつも看護師さんに「大丈夫ですからね~」と棒読みであやされるぐらいなので、当然、ピアッサーを買ってきて自分で開けるなんて芸当はできるわけもなく。
それもたまたま風邪かなんかでかかった病院の受付に「ピアス相談に乗ります」のチラシを見て衝動的に開けてもらいました。
友達の中には2週間でファーストピアスを外し、すぐさまインド雑貨屋で売っているような怪しげなぶら下がりピアスに変えてもまったくノートラブルで平気な子もいましたが、わたしはなかなかピアスホールが安定しませんでした。
それまでは自分の傷の治りが遅いとか、金属アレルギーがあるとか、またく感じたこともなかったので、こればっかりは実際にピアスを開けてみないと分からないかもしれません。
そしてこの時はピアスの知識がほとんどなかったので、とりあえず1ヶ月でファーストピアスを外し、見た目の可愛さだけで選んだ華奢なピアスに付け替えました。
ピアスのポスト(軸)が細くて短いほうが穴に入れやすそうって思ったんですよね。
ピアスの着脱が怖かったのと、ホール自体もじくじくした感じが抜けなかったので、あまり触らない方がいいだろうと思い、しばらくそのピアスをつけっぱなしにしていました。
そしてある日ふと気づくと耳たぶが腫れてピアスが穴の中に埋もれそうになっていました。
慌ててピアスを外して、その時はそれっきり。
開けてから半年以上は経ってたかと思うのですが、その時の穴は跡かたもなく完全に塞がりました。
ピアスの穴あけ二度目の挑戦
二度目の挑戦はそれから約10年後、35歳頃。この時も衝動的でした。
もうピアスなんて開けないぞ、と思ってたはずなのですが、仕事中になぜか急にピアスが開けたくなって会社のパソコンで病院を検索してその日の帰りに開けに行きました。
Google先生で「ピアス 病院 大阪市」「ピアス 病院 難波」などと検索するといろいろヒットすると思います。
値段は1ヶ所(=片耳)1500~2000円が相場かと思います。
その他に診察料が掛かるところ、ピアス代が別途掛かるところと病院によって違います。
ちなみにわたしは大阪の難波駅の近くにある星光クリニックというところで開けました。
ホームページには「予約不要」と書かれていますが、念のため確認してみたら予約して欲しいと言われました。
ピアス代込で片耳1340円、初診料も不要で、調べた中でも一番安かったです。
病院でピアスの穴開ける
全く初めて行った病院だったのですが、診察室に案内してくれたスタッフさん(看護師さん?)の耳に軟骨含め10か所ぐらいピアスが開いているのをみて安心しました。
最初に問診票を書いて、渡されたペン(普通の水性ペンぽかった)で自分でホールを開けたい位置に印をつけます。その後は施術箇所を冷やしたりすることなく、いきなりバチン!バチン!と穴を開けて終了です。
ピアスを開ける穴の位置とか一緒に考えてくれないです。
バチン!は一瞬なので痛みより音でびっくりする感じ。
片耳バチン!とされて衝撃でびっくりしているうちにもう片方も終わる感じです。
痛みはあとからじんじんとしてきますが、どちらかというと痺れるような鈍い痛みなのであまり気になりません。
たぶんタンスの角に小指をぶつける方が痛いです。
今ここでタンスの角に小指をぶつけるか、もう一つピアスを開けるか選べと言われたら迷わずピアスを開ける方を選びます。
最後に毎日患部を消毒するためのツールを貰うのですが消毒液ではなく清浄綿を渡されました。
お産の後に局部を清潔に保つために使ったりするやつです。
見た目びしょびしょの厚手のウェットティッシュ、といった感じです。
薬局でも売っています。(100枚入りとかだけど)
医療用の脱脂綿にごく低濃度の消毒液をしみこませ、フィルムで個別包装し、さらに滅菌したものが、「清浄綿」です。
『出産直後から授乳期まで ママと赤ちゃんのための清浄綿&ぬれコットンの選び方・使い方』
これを一包だけ渡されて、毎日少しずつ切って耳の前後を軽く挟むようにして消毒するように言われました。
ピアスホールを早く安定させるために。穴あけ直後の注意点
着脱しにくい服は厳禁です。
よくピアスを開けるのは夏より冬の方が良いとわれますが(じめじめしてなくて)、実は冬場の方がタートルネックやセーターなど、素材や計上的に引っ掛かりやすい服を着る機会が多い分、むしろ危険だと思います。
気をつけないとピアスをひっかけて痛い思いをします。その瞬間痛いだけならいいのですが、ホールが傷つくとすぐ腫れたり膿んだりしてしまいます。
ちなみにピアスを開けて数年経つと、雑に洋服を脱ぎ着してもスタッズピアスならそうそう引っかかることないんですよね。身体が上手い脱ぎ方を覚えるんでしょうか?
ロングヘア―も要注意です。
無造作にブラシを通した時、何気なく手で掻きあげた時ににピアスを引っかけてしまうことがあります。
ちなみにこれもピアスを開けて数年経つと以下同文。
この2回目のピアスも実はファーストピアスの段階で膿んで腫れ上がったことがあります。
なかなか腫れが引かなかったので、ピアスを開けてもらった病院で診てもいに行ったのですが、
「一旦外して、穴が塞がってからも一度開け直してください」
と言われました。
そう言われるだろうなと予想はしてたのですが、もう一度ピアスを開け直すのはイヤだったので、
「もしこれ以上ひどくなったら自分で外しますんで!!」
と言って半ば無理やり抗生剤(飲み薬)を処方してもらいました。
結果的には腫れも治まって無事ピアスホールが完成したのですが、その時に抗生剤にプラスして試したことがあります。
ホットソークです。
ホットソークのやり方等についてはこちらの記事に書きました。
後で3つ目のピアスホールを開けた時は、開けた直後からホットソークで毎日ケアしてたのですが、そのお蔭か一度も膿んだり腫れたりすることがありませんでした。
ファーストピアスの外し方
ファーストピアスってなんであんなに外したくてたまらなくなるんでしょうね。
今となってはピアスを付け替えるのが面倒っていうか、すでに体の一部になってというか、一旦付けたたら下手したら数か月つけっぱなし、なんてこともあるのですが。キャッチと耳の間に垢が溜まるので、ほんとは毎晩お風呂入るときは外して、上がったら付け直すのが理想だと思います。(理想と現実は違うんだよ!)
そんな感じでホールが安定しきってもピアスをつけっぱなしにしておくと垢が溜まるので、ファーストピアスもやっぱり開けてから1~2か月後には外すのが妥当かなと思います。
2ヶ月経っても穴からいつも汁が出てじくじくしてるとか、そんな場合はアレルギーなどの原因があるかもしれないので、一度病診てもらったほうがいいかもしれません。
そしてファーストピアスを外す時は、できれば既にピアスをしているひとに外してもらった方が安全です。ファーストピアスって結構がっちりホールドされている上に、本人もピアスの着脱に慣れていないのでなかなか外せなかったりします。
目の前に持ってくれは簡単に外せるんですが、耳の後ろにあると意外とこんがらがる→焦る→ますます外せない、の悪循環。
実際にわたしもどこを持っていいのか、どこに力を掛けたらいいのか、ああじゃないこうじゃない、といじりまわして30分ぐらいの格闘の末、エイヤッで力を込めた拍子にスポーンと抜けました。
取れたはいいけど、必要以上に勢いをつけたので当然ホールもちょっと傷ついてしまいました。
ピアス初心者が用意しておくもの
セカンドピアス
セカンドピアスはファーストピアスを外した次(二番目)に入れるピアスのことです。
特別にそういった商品名の商品があるわけではないです。
ですが、きちんとしたセカンドピアスを用意しておくこと。これが超大事です。
理由は、
・ファーストピアスを外す時にピアスホールを傷つけてしまう可能性が大なこと・一応ホールは出来たとはいえ、まだまだ不安定でちょっとしたことで傷がつきやすいこと
・どんなピアスでもバッチコイ!状態になるには体質によっては数か月~数年かかること
です。
なので、きちんとしたセカンドピアス、つまり、
・ファーストピアスと同じようにホールを安定させるにふさわしい太さを持った、・安全な材質の
・着脱しやすい
・自分好みのデザインの
・スタッズタイプの
ピアスが最低一組、必要です。
おすすめセカンドピアス、通販ショップなどはこちらの記事に書いてます。
キャッチ(止め具)の予備
できればセカンドピアスの予をもう一組ぐらい欲しいところですが、無理であればせめてキャッチ(後ろの留め具)の予備を用意しておきましょう。
ファーストピアスと比較にならないぐらい、普通のピアスって外れ易いです。
ピアスをつけている状態に慣れると日常生活でそうそうピアスが勝手に外れることはなくなるのですが、慣れないうちは着替えの時にピアスがどっかいったり、知らないうちにキャッチがなくなってたりすることがあります。
わたしはこういうよくあるタイプのキャッチが苦手だったので、
すべてシリコンのキャッチに付け替えてました。ちなみにいまもほぼシリコンキャッチです。
シリコンキャッチはあまりおしゃれじゃないので、最近のこういうキャッチもおすすめです。
潤滑材
今では鏡を見なくてもちゃちゃっとピアスの着脱ができるのですが、最初の頃外したピアスを耳の表から裏まで貫通させるのが一大事でした。
すぐに穴が縮んでしまう体質みたいで、美容院なんかで1~2時間ピアスを外すともう大変。その後トイレで10分ぐらい格闘してました。
今じゃどうやったらピアスを入れるときにホールを傷つけられるか解らないぐらいなんですが、当時はよく「痛たたたたっ(涙目)」ってなってました。
ためらいがちにやるから余計ダメだったとは思うんですが怖いものは仕方ない。
なのでしばらくはピアスを入れる前にピアスのポストと耳たぶにオリーブオイルやビーワックス、馬油、オロナインなどを塗って滑りを良くしてから入れてました。
おすすめは馬油。傷薬代わりにもなり、口に入れても大丈夫な馬油は便利ですが、夏場は液状化するので持ち運び注意。
そういう意味ではオロナインが一番無難かもしれません。
こういった潤滑材になるものを塗っておいて、ポストの先をホールに宛ててピアスのお尻(=石などのついてる部分)を指でトントンと叩くと割とすんなり入ります。
3つ目のピアスホールを開けた理由
実は今、右耳だけ2つピアスホールを開けています。
片方だけなくしたピアスを有効利用したいという理由ですが、結構おすすめです。
絶対、片方だけ無くすから!
セカンドピアスとして用意したピアスが結構、お高いピアスだったんですけど、不注意で片方だけなくしてしまいました。片方を買い直すより穴をもう一つ開けた方が断然安上がりだったんです。という理由です。
ピアスをなくさないためには?
わたしがピアスのなくすパターンは旅先です。
例えばお風呂場でピアスが外れて転がって行った時、自宅だったらどこを探せばでてくるかだいたい検討がつくし、じっくり探せるのですが旅先だとそうもいかず、結局あきらめることに。
ちなみにセカンドピアスの片方は、沖縄でシュノーケリングをした時にウェットスーツを脱ぐ際に外れてどこかへ行ってしまいました。。
普段と違うことをするときは慎重に、面倒くさがらずにピアスは外して財布の中にでもいれておきましょうね!