電車のドア横の広告で見かけて気になってた本。
なんかあの位置で宣伝されている本はことごとく胡散臭く感じてしまうんですが、この本はその後、本屋で見かけてペラペラ捲ってみたら結構面白そうだったので、後日購入。
*もくじ*
BOOK Live!で半額でゲット!
定価1539円なんですが、BOOK Live!という電子書籍ストアの、
初回限定クーポンを使って50%OFFで購入できました!
Kindleみたいな専用アプリでもブラウザ上でも読めるのでまあまあ便利。
アプリの使い勝手もKindleと変わらない感じでした。
この本に興味を持った切っ掛け、
ここ最近の「仮想通貨」やら「ブロックチェーン」やらがまったくチンプンカンプンで、このままじゃヤバイ気がしたからです。
一応、ちょっと前の記事にも書きましたが、手を動かしたらなんか分かるかも、と思って、
ちょろ…っと手を出してみたりもしたんですが、やっぱり分からな過ぎて放置です。
余談ですがこの記事書くにあたってひっっっさびさにMyEtherWallet(MEW)にログインしてみました。
\あ、なんか一個だけAirDropのトークンが送られてきてる…!( ‘ω’)/
\しかしToken ValueはO!!( ‘ω’)/
この先、このWZIという通貨が価値を持ったらラッキー、ってかんじでしょうか。
とりあえずイーサウォレットとアドレスの使い方は間違ってなかったみたい。
と、まあそんなことは置いておいて、
『お金2.0』には優良な仮想通貨の見分け方とかが書かれて…ません!!
それよりももっと根本的な、そもそもお金とはなにかみたいなところのお話でした。
なんだろ、生まれた時からパソコンがあるのが当たり前だとパソコン無しで仕事をするとか想像できないように、
円とかドルとかユーロとか生まれた時からある「お金」ってモノは絶対的なもので、それがどうにかなるっていったらこの世の終わりみたいな感じがするし、故に仮想通貨なんて結局のところ詐欺!!!
みたいな感覚がどーしてもぬぐえないんだけど、実際のところ、お金がいまのお金の形になってからまだ80年ぐらい。それまでは(そういえば歴史でならった)「金本位制」っていう金(GOLD)で貨幣価値を裏付けしてたわけだけど、今はすっかりあの諭吉さん自体に価値があると信じて疑わないことになってるわけで、
そんな風にいまある「お金」も別に絶対的なものでも、悠久の時を経たシステムでも、今後恒久的に続くシステムでもない、というそういわれてみればそうだよなー、と。
(ということがとても読みやすい形で書かれています。)
あとそこに、
・多分みんなが感じてる「現在の経済のシステム、現在の資本主義の形の行き詰まり」
・スマホなどのデバイスにより「いつでもどこでも繋がっていられる」テクノロジー
・SNSの発展が産み出した「複数の現実」
そんなこんなの要因をシャカシャカとシェイクして、出てきた著者が描く未来の「お金の在り方」はわたし的にはすごく「そんな風になったらいいな」という未来図でした。
いまある仮想通貨のどれがいいとか悪いとかじゃなく。
ほら、カセットテープがCDになってMDになった…と思ったらすぐにmp3とか出てきてMDどっか行ったし、なんなら一瞬「次はDAT」みたいな瞬間とかもあったのに無かったことになってるじゃないですか。
そんな感じにいまある仮想通貨もDAT化するかもしれなし、けど、でも、多分いわゆるmp3的なものに変わるし変わったほうがいいんだと思う。
そうしてmp3とCDが共存してるみたいな感じに経済もなるんじゃないかな。
現実も少しずつそっちの方向に動いてる
んじゃないかなーと思います。なんか政府が副業を認める方向に動いてるって話だし。
いやほんともっと「副業の禁止を禁止しろ」って思いますけどね。
ついでに、
この中国の信用スコアの仕組み、これを取り入れたら就職の保証人制度とかもいらなくなるんじゃないの?
日本人の得意ワザは改良、改善だからぜひともIT先進国の取り組みをうまく取り入れていって欲しいと思います。