防振双眼鏡10倍(10×30IS II)を大ホールのライブで使ってみた感想

もうね、最高だった。

防振使った人が「ブルーレイ画質が目の前に」って言ってる意味がよく分かった。

ちょうどライブ前に、テレビのアナログ放送時代に録画したDVDを引っ張り出して見てたんですが、画像がびっくりするぐらい荒くて、当時はこれが普通だったんだなあ、と感慨深かったんですが、もうね、それぐらいのインパクトです。

アナログ放送からデジタルハイビジョンですよ。

ライブのその日のその場にいれたらシアワセ、席なんて関係ない!

…なんてキレイごとは申しません。

1階ヒトケタ列だったらテンション上がるし、5列目以内とかだったりしたら足が震えるし、遠征先で3階席だったら「…行くのヤメようかな」ってチラッと思っちゃっう人間です。

でも、

防振双眼鏡があれば、たとえ3階最後列でもパラダイス!

パラダイスは作れる!って思いました。

そりゃあ肉眼で推しメンを見ながら両手フリーで踊れるヒトケタ列にはどうしたって敵わないですよ。

でも防振を通してみる世界はそれとはまた別の楽しみが拡がるというかなんというか。こちらを認識されることなく、じっくりガッツリ推しを見放題ってなんて素晴らしいの…!

この気持ちに共感してくださる方、もしくはヒトケタ列でもたまに「双眼鏡欲しい!」って思う瞬間があるひとだったら、買って後悔はしないと思います。

実践装備を整えた防振ちゃん

ストラップはD40に着けてたやつを借りました。

あと、ダイソーのお弁当箱用バンドと家にあったボタンで作った「防振ボタン押しっぱなしバンド」、

こうやって家でやってみたら上手くいくのに、なぜかいざ実践で使ってみたら上手く行かなかったので、当日はずっと指で押してました。
ライブ中、9割がた防振ボタン押しっぱなしだったんですけど、特に不自由はなかったです。

レビューみると「防振ボタンが真ん中にあるのは押しにくい」とか書かれてるんですけど、わたしの場合は本体をホールドしたらちょうど指先が防振ボタンにかかるのでむしろ押しやすかったです。

そこそこ手がデカイから?

防振10倍を覗いてみた感想

防振ボタンを押さない状態でも見やすい!

対物レンズが大きいから明るい、あと対象物が探しやすい。
もし防振機能がない双眼鏡を買う場合でもコンサートで使うなら、レンズの大きい双眼鏡をお勧めします。

そして防振ボタンを押すと世界が変わります。

今までの双眼鏡で、

「あああああ!もう!!!!」って手ブレにイラつかされてた時間がなくなります。
手ブレのせいでピントがいつまでたっても合わせられなくて焦っていた時間も無くなります。

あと、ライブだと、自分がどれだけ完璧に双眼鏡をホールドしてても、周りが跳んだり跳ねたりすることによる床の振動で台無しになることがあると思うんですが、防振はその揺れすらもなかったことにしてくれます。これは結構大きい。

結果、ほぼ100%、レンズの中の世界に没頭できます。

使うまでは10倍ってどうなんだろう、って思っていたのですが、アリーナとかドームクラスだとちょっとどうか分からないですが、ホールクラスの会場であれば最後列でも十分だと思います。

今回、わたしはカッとなって防振をいきなり通販でポチってしまったわけですが、時間があったら店頭でいろいろ試してみても良かったかなーと思います。

これとか、防振の半額くらいのお値段だし。

ただ、カメラ店の店頭とライブ会場は条件が違いすぎて、実戦で使ってみないとわからない、というのも正直なところ。(床の揺れとか)

わたしは防振買ってライブが今まで以上にどんな席でも楽しみになりました。

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防振双眼鏡(キヤノン10×30IS II)を買ってしまいました。

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